トラング(TRANG)

2004-08-11
トピック: タイ

クラビ(Krabi)を離れる

朝、目覚めは少し辛かったが、支度をした後に数分の2度寝をしたら気分が爽快になった。

昨日まで履いていた服を部屋に捨てようかと思ったが、あの子は私がこのズボンを洗うと思っているので、もったいないものを見せたくはない為に外で捨てることにした。 又、もらったアメリカ軍の非常食も、考えた末に、食べ物ならばもっと美味しいものがたくさんあるし、どんな代物かもはっきりしないものをこんなところで食べるのも何なので、これも、もったいないが捨てることにした。 少し負担となる重さなのだ。

支度をし、宿を出る。 入り口には、先日見たことのない人が1人、座っていた。 先日の男女組は見当たらない。 鍵を渡し、外に出て、走り始める。

そこは、昨日と同じく、通学ラッシュだった。 トラックタクシーやらバイクやら、制服を着た人がたくさんいる。 学校の前では、お菓子やら朝食やらを売っている屋台がたくさん出ていて、子供たちが思い思いに食べ物を買ったり、朝食を食べたりしている。

そんなところを抜け、通学の混雑地帯から数百メートル離れたところにある、とある食堂で朝食を食べることに。 そこでは、先日食べたようなおかゆ風のものではなく、昼間と同じような食事が置いてあった。 いくつかと、お茶も飲みつつ、食事を済ませる。

すると、どうも今朝はおなかの調子が悪いようで、その食堂でトイレを借りることにする。 そんな時、役に立つのが6ヶ国語本。 トイレを貸してもらったが、こちらのトイレは水のみで全てを済ませなくてはいけないので、毎度の事ながら苦労した。 多少は慣れてきたか。

そして、いよいよKrabi(クラビ)を離れる。

幹線道路に出るまでしばらく走り、続けて、幹線道路をTrang(トラング)に向けて出発する。

Trang(トラング)まで、130kmほどあるようなので、寄り道はせずに、道路沿いのもののみ見ながら進んだ。

道路沿いにあるものは、今まで通ってきたものとほぼ変わらないようだ。

車の群れ、バイクの群れ、トラックタクシーなどなど・・・。

途中、小さな町をいくつも通過する。

平らで、勾配がほとんどない道をひたすらに進む。 全体的に下り調子ではあるか。


日本の旅に慣れている人からすれば、タイの道は楽すぎるくらいだ。

2人乗り、3人乗りをしているバイクに次々抜かされる。


バイクは、たまに”よくこれで動いているな・・・。”と思うような、”錆び”或いは”泥”がびっしりついたものが走っていた。

全体的に、なだらかな下り調子なので、とても快適に進む。


今回はタイヤの気圧も高いので、息切れするということが全くと言って良いほど無い。

草原の中を走って行く。


町の中を走って行く。

サッカーグラウンドにて

途中、サッカーの試合が行われようとしているグラウンドに差し掛かり、そこで、先日見た行進で鳴らされていた”ドンチャッチャ”という同じ音楽が聞こえてきた。

そこで、ちょっと立ち寄って一目見ていくことに。


遠くには、恐らく王族の人と思われる肖像画が見える。

まだ試合は行われていないようだ。

周囲には応援席も設けられており、又、屋台もたくさん出ている。

周囲は、とても賑やか。


応援席が、木の枠組みで組み立てられているのが見える。

テントの下で、人々が食事をしている。


これは、お祭り特有というよりは、どこの町でも見かける光景でもある。

衣装を着て、かわいい姿になった子供たちがたくさんいた。


屋台の食べ物もおいしいし、安いし、言うこと無い。


最初、少しぶらついていた時に、男性たちの集団に何やら話し掛けられた。が、何を言っているのかわからなかった。 私は止まらず、そのまま歩いていった。

その後、ふと、グラウンドがよく見えるところに止まって写真を撮っていると、再度、2人乗りバイクの青年2人が話し掛けてきた。 が、又も何を言っているのかわからない・・・。 問答を繰り返した後、青年からようやく英語の”マニー”という言葉が出てきた。 どうやら、観戦料を取るようだ。 ”OH~”とようやくわかったジェスチャーをして、自分を指差して”すぐに出て行く”という仕草をした。

そして、屋台でいくつか食べ物を買った後、そこを離れた。

だが、離れてすぐ、どうも前輪の調子がおかしいことに気づく。どうやらパンクのようだ。 なんとまあ・・・。 道の脇に入って、修理を始める。 見てみると、ガラス片が刺さってパンクしているようだ。 それを取り除き、さて中のチューブにパッチを当てましょうと思ったら・・・、パッチを当てるためのボンドが、3つあるのに3つ共、中身が空になっていたのだ。 これには参った・・・。 入れ物が圧迫されて中身が飛び出てしまったのかとも思ったがプラスチックケースに入ったものまでも中身が飛び出ているのはおかしいと思った。 あくまでも予想の範疇ですが、飛行機に乗せたことによる気圧変化の関係か何かで中身が飛び出てしまったのだと予想をしてみた。 予想はどうであれ、チューブを直さなければ走れない。 幸い、新しいチューブが用意してあったので、それに取り替えて進むことに。 幸い、チューブを入れ替えたらパンクの再発もなく、元通りにすることができた。 ほっ。 それにしても、新しく買った空気入れの性能の良さを実感する今日この頃である。

そこから再度出発し、それほど行かないところで、品揃えの良さそうな商店を発見。 ボンドがないか聞いてみることに。 言葉ではうまく通じず、実物を出して聞いてみたが、どうやら置いていないようだ。 近くにあったガソリンスタンドにもなかったが、1kmほど先にマーケットがあるのでそこにはあるだろう、と言う。

そこで、マーケットに行こう・・・ と思ったら、100m走ったか走らないところに、バイクショップが並んでいるのを発見。 拍子抜けした。 そこで聞いてみたら、あった。 ありました。 バイク用だけあってチューブがどでかいが、十分です。 20バーツ。 パッチ付で45バーツだったが、パッチはたくさん持っていたのでボンドだけにした。 これでようやく安心して進むことができる。

トラング(TRANG) その1

バイクショップから出て走り出した少し先にT字の交差点があった。 そこには、真っ直ぐ幹線道路を行くと60km程、Trang(トラング)行きの看板通りに右に曲がって行くと50km程、と書いてあった。

今までの道路標識には幹線道路を行った際の距離が出ていたので、ちょっと拍子抜け。 どちらのルートにしようかと思ったが、距離以外に差別化が計れなかったので距離の短い方に行くことに。

そして、4046号線へ。


残り53kmだ。


さすがにこのあたりになって来ると、疲れが溜まって来た。


昨日のシーカヤックのおかげか、手が特に疲れている。

でも、少し休みつつ、おやつをかじりながら、暗くならないうちに着くよう走った。

ふと、Trang(トラング)まで20kmほどの地点に、滝の看板を発見。


今日はあまりものを見ていないので、ここまで近づいたのだからということで見に行くことに。

この細い道を入って行く。

道路の少し手前の看板では、”曲がってから1km”の表示があったのだが、道路から入ってすぐ、50mほどのところにそれはあった。

違う滝もあるのかな。 上の方に入り口がもう1つあったし。

トラング(TRANG) その2

そんなこんなで、ようやくTrang(トラング)に到着。

この町はでかい。 電車も走っている。

 

街中を走っていたら、ふと、目の前に見えてきた白い塔に目を奪われた。


どうやら、その白い塔は道の脇の寺院内にあるようなので中に入ってみることに。


この、大きな白い塔。

何かはわからないが、とても魅力的だ。



そして、寺院を離れる。


寺院から出て少し進むと、いきなりマーケットの中に突入する形となった。


段々、混雑が増して行く。


マーケット。


盛んに取引がなされている。 タイは裕福で、マーケットでほとんどの物が手に入る。(多分)

そして、とりあえず宿を探そうと思い、駅前に行けばツーリスト・インフォはあるだろうと思ったので行ってみることに。 そうしたら、ありました。 今までの町のように、どこにそれがあるのかさ迷うこともなく、一発で発見した。 すると、3つほど候補をあげてくれ、そのうちの1つを選ぶことに。

私は、手ごろなところを選ぶことに。 ツーリスト・インフォに来る途中に”あ、宿がある”と目をつけていたところが割と手ごろのようなので、そこにすることに。 260バーツ。 部屋は広くてバスルームも部屋の中にきちんと付いているので値段相応に十分である。

シャワーを浴び、荷物を少し出し、散歩へ。 食堂で食事を済ませ、町をぶらついた。 すると、何やらお祭りのようなものをやっているのを発見することに。 なんだこれは・・・。 スピーチ大会のようなものをやっていたり、小さな女の子がダンスを披露したりしていた。 特に、ダンスに使われている音楽が演歌風のメロディーと共にハイなタイ人が愉快に歌っているといった風のもので、演歌風のメロディーもタイ人にかかってはこのような愉快な歌になるんだ・・・ と思いながらダンスを眺めていた。

お祭りの屋台でアイスクリームのようなものを買ったとき、一緒に何かを手渡された。

ジグゾーパズルの一片? なんでだろう? と思って聞いてみたら、どうやら、”心の一部を分け与える”とか”記憶に残ります”とか、そういう意味のあるものらしい。(ちょっとニュアンスを伝えきれないのが舌足らずで無念だ。) 恋のようなものか、とも少し思った。 上品で心のこもった習慣・慣わしだ。
屋台でもらったジグゾーパズル

ここで、今回の旅においてプーケット空港以来の日本人カップルを初めて見た。 話はせず、いつの間にかどこかへ行っていたが。


そして、駅前まで戻って来て、宿に戻ろうとする。 が、いきなり、開いている2件の雑貨屋の人に呼び止められる。 なんだこのしつこいおばさんは・・・ と思ったが、とりあえず何事も経験だと思い、そのうちの1つに入ってみることに。 すると、私の視線を読み取るやすぐに”これは30バーツだ。”と言うが早いがレジの方に持っていこうとする。(苦笑) 私はNoのジェスチャーをすると、いきなり20バーツに下がる。(笑) が、レジの人は25バーツと言ってくる。 私は、そのおばさんに対して”20バーツ。OK?”と言い、しつこいおばさんは”OKだよ。さっさと行きな”のような軽いジェスチャーをしてきた。 きついジェスチャーではなかったから特に何も思わなかったが、人によっては気分を害するかもしれない。 私が持っていた他店購入の袋を勝手に触って”これは何だ”とずうずうしくも聞いてくるところも人によっては拒否反応を示すだろう。

そして、ようやくホテルに戻ろうとした時、駅前の屋台前にちょっとだけ立ち寄ったら、日本人の旅行者(1人)に話し掛けられた。 姿形を見る限り、ちょっと汚い風の服を着た、いわゆる”貧乏旅行しているバックパッカーです”という人だった。 私は、タイに来てからこういう人をまだ見ていなかったので、”なるほどー”と思いつつ眺めた。 この人はこれからマレーシアまで南下するらしく、私も同じくそちら方面に行く予定なので情報交換はあまりできなかった。 この人は先ほどトラックタクシーで着いたばかりで、マーケットも閉まっているのでどうしようかと思っているところだったそうだ。 私は、その通りを少し進むとお祭りがやっていることを伝えた。

そして、ようやくホテルに戻る。

明日の計画は、まずはPhatthalung(パタルング?)を次の宿泊地と定め、途中にあると思われる国立公園で時間を使うことにより、夕方近くにPhatthalungに到着することを目指す。 そして、次の日は最終目的地であるHAT YAIに到着し、帰国便に搭乗する次の日の予定としては午前中にHAT YAI観光か何かのツアー、そして夕方の2~3時間を空港への移動に費やそうと思う。

始めは大体の距離で開始地点と終了地点を設定したが、割と良いスケジュールになってきたと我ながら思う。

トピック: タイ