ハジャイ(HATYAI)の朝、"WAT HAT YAI NAI" お昼寝ブッダ

2004-08-14
トピック: タイ

ハジャイ(HATYAI)の朝

ホテルのカウンターに顔を出すと、先日のボーイさんが自転車を出してくれた。 そして、航空券のリコンファームをカウンターの人にお願いしようとしたが、よく分からないということで最初は取り合ってもらえなかった。 何とか、バンコク行きのタイ航空はリコンファームが必要ないということは聞き出したがバンコクと成田間の大韓航空チケットは分からないとのことなので、とりあえず諦め、バンコクの空港に着いてから確かめることにした。

支度をし、ホテルを出て、いざ、走り始める。

飛行機の時間まで時間があったので、街中を周回する。 物凄い交通量だが、バイクと一緒に走れば何とかなる。

それにしても、急発進・急停止を繰り返すので郊外を走るより遥かに疲れてしまう。

ふと前を見ると、車の中でお坊さんが念仏(?)を唱えていた。


私が通り過ぎながらカメラを向けると恥ずかしそうに下を向いた・・・。 まずかったかな。

しばらく、地図にある ZOO(動物園) を探していた。 でも、見つからない・・・。

街中をぐるりぐるりと回り、それでも見つからなかったのでついに諦めた後、もういいかな、と判断して空港へと走り始めた。

ふと目の前に見えてきた、王族と見られる人の大きな看板。

道の真中にででんと立っている。

だが、ここで、ふと、道の看板に WAT の文字が・・・。

ん? どこだ? と思って周囲を見渡しても見当たらない。 最初はまあいいやと思って1kmくらい走っていったが、そこでふと、”やはり戻って探そう”と思い立ち、道をUターンして戻ってきた。

どこだ。 WATはどこだ・・・。

WAT HAT YAI NAI

そして、道を戻ってきょろきょろ見渡していると・・・・。


あったあった! この看板だ。

"WAT HAT YAI NAI" は左とある。

そして、わき道に入り、遠くを眺めてみると、何やらそれらしき建物の影が。


WATの周囲は、ちょっとしたマーケットっぽくなっており、とても賑わっていた。

そして、ふと見えてきたWATの建物。

さすが、タイ2番目の都市だけあって、WATも立派だ。

かっこいい7首の竜。

とある 建物の入り口にあった。


ででーん、と聳え立っている。

何度見ても面白い。


色使いがはっきりしているのは、国柄か何かかな・・・。


日本の感覚だと”ベタ塗り”って感じですが、こういう色使いをよく見るので、こっちだとこれが普通なのかな? と、想像した。

そして、この建物の入り口が空いていたので、入ってみることに。


中に何人もいる・・・。

中では、お坊さんが念仏なのか説経なのか説法なのか、何やらごにょごにょ唱えたり皆で声を出したりしていた。


私はすぐ外に出るつもりだったが、こんな機会はそうそうないな、と思い、お坊さんの後ろに座っている一般の人々に混じって、しばらく眺めていた。


私が座っていると、一人のおばさんが、「私の夫は、真中にいるブッダなのよ」と教えてくれた。 そして、写真を取ると良いよ、とも言ってくれた。 ”良いの?”と思ったが、数枚、写真を取る私。 ただ、さすがに、念仏中は中央のお坊さんが手のひらを差し出して、”今はやめてくれ”と合図をしていた。

私の他にも数人、写真を撮っている人がいた。



念仏、或いは、説法がしばらく続いた・・・。

タイ語なのか何なのか、私にはサッパリわからない。(苦笑)



・・・・・。

・・・・・。

15分、或いは、30分くらい経っただろうか。

次第に、お坊さんたちが中央から散らばり始めた。

 

横で見ていると・・・・。

どうやら、お坊さんの方々に食事を提供しているようだ。

と、ここで思い出した。

こちらのお坊さんは、修行の一環として、与えてもらった食事しか食べない、という修行の形態がある、らしい。

これがそれなのか・・・。 と思って眺めていた。

今まで旅してきて、タイはどこでも食べ物が豊富に手に入るということを実感してきていたので、そのような断食がその”当たり前”に対する制限として非常に効果のある修行となるのかもしれないなあ、と、素人ながらに想像してみた。


ふと、そんな光景を見ていたら、お坊さんが出入り口に向かって歩き出した。

何だろう・・・。 どうやら、一般の人たちも皆、急いで外に出て行くようだ。

そして、そこで見たものは・・・。


何やら、赤いものを撒いている? 何だろう、あれは?

赤いセロファンに包まれた、何か。

よく見ると、お金のようだ。

んんん?


先ほど話をしてくれたおばさんに聞くと、これはとても縁起の良いものだそうだ。 これが1バーツで、100-1=99、この99というのが縁起の良い数字らしい。

そして、行事が終わったのか、門は閉じられた。


ここでふと気づき、私はとても運が良かったのかも、という気持ちにもなった。

WATは、大空の下、穏やかに輝き続けていた。

"WAT HAT YAI NAI" のお昼寝ブッダ

ふと、境内をぶらついていると、目の前に見えてきたのはどでかいお昼寝ブッダ!!!

ひえええええ。


でっかいよー。


それにしても、ブッダがお昼寝してるなんて、とってもチャーミング!!

と、そんなところへ、ふらふらと犬が歩いて来た・・・・。

うっ!!!


なんじゃこの傷は・・・・・。(汗)

田舎町を見てきても、こんなに酷いのはなかったような気がする・・・・。 ブッダ像とこの犬のあまりの違いにめまいが・・・・。

左を見ると、売店があって、手招きして客寄せしてる。

私が1人客だからか、或いは、脈がないと判断したからか、しばらくしたら諦めたようだ。


それにしても・・・。 あれは!? ピカチュウじゃないの~!?

ピカチュウ、君はこんなところにもいるんだね!

"WAT HAT YAI NAI" の建物

敷地内には、いろいろな建物があった。

さすが、建物の数では今まで見てきた中で一番多いし大きい。

晴れ晴れとした色使い。

竜の彫像。

そして、敷地内で売っていたアイスクリームを食べながら、ベンチに座って、しばらくぼおっとしていた。

最後に良いものが見れた、と、そのようなことを考えていた。 あの、多くに見えるお昼寝ブッダもとても可愛げがある、と、そのような事も。

これからすぐ帰ったとしても、悔いはない。 少し早い時間であるが、空港に行って帰ろう、と、そう考えた。


充実した旅であった。 タイの面白さはまだまだこれから、という感じはあるが、ひとまず帰路に着くことにし、しばらくぼおっとした後、ここを離れた。

ハジャイ(HATYAI)空港、そして帰路へ

そして、空港へ。

空港に着く途中、いきなり鼻血が出てしまい、止血に苦労した。 ティッシュペーパーを切らしており、タオルを1枚、丸々血だらけにしてしまった。 その際、水も切らしていたので、少し進んだ先にあった食堂で水を買うまで、タオルで鼻を抑えつつ、ゆっくりと進むありさまだった。

だが、さすがタイ人は優しいもので、状況がわかりかけると、水だけでなく、氷を入れたビニール袋をもくれた。 どうやら、これを鼻にあてがうと良い、ということらしい。 有難い。

そこでしばらく休み、鼻の調子が良くなった後、お礼を言って空港を再度目指し始めた。

思いがけないトラブルではあるが、トラブルは出会いの始まりでもあるので、解決してみると実は楽しかった、ということが多々ある。 今回も、まさにそのようなケースであった。

・・・・・。

・・・・・。

そして、いよいよ空港に到着。


割と早く到着することが出来た。

空港の敷地内に入ってすぐにあった看板。

”We Look Forward to Your Return to Hatyai.”と書いてある。

”私たちはハジャイへのお帰りをお待ちしております。” と。

そして、自転車を袋に詰め、バンコク経由、そしてソウルをも経由して、成田へと帰っていった。

今回の旅は、次回へと繋がる旅であった、と、そう感じた。

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