五泉山公園からそのまま山を登り、蘭山へと行くことにしました。
蘭山にはいくつか寺院があるが、どうやら普照寺が一番大きいようだ。
元々ここ蘭州の駅および市街地は標高1500mくらいだが、蘭山の頂上付近にある普照寺は2100mほどある模様。
ここは蘭州駅のすぐ南で数キロしか離れていないのにこの標高差があることに驚かされる。 蘭州は谷間にある町なんだなあ、ということをここに登ると実感する。
今日はちょっとハイキング、くらいの軽い気持ちで来たのにも関わらず、こうして600mの標高差を上り下りすることになろうとは・・・。 中国侮れない。 公園の裏山にちょっと登るくらいのつもりだったのに。
駐車場がある。
どうやら地元の人はここまで車で来て蘭山にハイキングするようだ。
この通路、階段の上に屋根が付いているのだが、その左右に書かれた絵が何気に見所満載。
いろいろな題材で書かれてあるので楽しめる。 絵は古くはなく、最近書かれたもののようだ。
登っていたら、次第に天気が悪くなってきた。
砂嵐のように視界がどんどんと悪くなって行く。
突風が横から吹いてきて、気温も急に寒くなった。
ロープウェイが見えるが、動いていない。
次第に、雨が混じってきた。
風が強いので、上に屋根があるのにも関わらず左肩のあたりから下が雨に濡れる。
しかも、砂混じりの雨なので後で乾いたら水が塗れたところに砂が残っていた。 ひえー。
やがて頂上に近づく。
どうやら普照寺に到着したようだ。
普照寺の上段のお寺はさほどでもなかったが、下段の大きなお寺の中には金色の大きな仏像3体と、その周辺に中くらいの金色の仏像が20体前後、そして壁一面に壁画が描かれていた。
これはいいね。
ちょっと遠かったけれども、来たかいはある。
GPSで確認したところ、現在標高2140m前後(たしか)のようなので、市街地の1500m前後から随分と登ってきたことになる。
そして普照寺を後にする。
基本的に同じ道を戻ったが、
雨も止んでいたので帰りは屋根のないところを少し歩いたところ、ヘリコプターや戦闘機(ミグ?)を発見。 何故ここに?
三台閣というところを通過。
周囲はまだ砂嵐だが、随分と視界が回復してきた。
ロープウェイ駅まで戻ってきた。
もちろん動いていないが。
そして、来た道を戻る。
五泉山公園まで戻ってきた。
旅行中に散々歩いているせいか、このくらい歩いても疲れが溜まりにくくなってきたように思える。
いいことだ。
そして、ちょっと早いけれども夕食の時間なのでゲストハウス近くの「有徳牛肉麺」で拉麺を再度食べる。
ここの拉麺、癖になってしまいましたよ。
何度食べても飽きないかも?