イスタンブールからプロブディフに移動

2015-07-10 記載
トピック:ブルガリアプロブディフ

トルコ周遊を終えて、最後はサフランボルからイスタンブールへと戻ってきた。

既に観光を終えたイスタンブールだが、中継地として2泊する。
その間に、ブルガリアのプロブディフへのチケットを入手する。

中継地のイスタンブールでの宿は以下:

Starlet Hostel
ドミトリ2泊20ユーロ(約2680円) 朝食(軽食)付
1泊あたり1340円



旧市街にあってこの値段はお得な方だ。


ブルガリアのプロブディフへのチケットは旧市街で購入。

メトロ社のオフィスは旧市街ですぐに見つからなかったので、旅行代理店で聞いてみたらすぐに買うことができた。 発券機で出てきたチケットも本物っぽかったので正規の代理店ぽかった。 片道55リラ(約2500円)。

片道7時間の道のりなので、1+2列シートのSUITクラスの車両にしてもらった。実は2+2の車両と値段が変わらない。 朝9時発の便は2+2列シートだったので、12時発~19時着のチケットを入手した。 出発場所は、例のオトガル(バスターミナル)だ。


例によって時間通りにはバスが来なくて、20分くらい遅れてバスが到着。
まあ、こんなもんでしょう。

乗り込んでみたら、1+2列のSUITバスを予約した筈が2+2列の普通のバスに変わっていた。 これだからいい加減な国は嫌なんだよね。 トルコ最大手のMETRO社ですらこの程度なんだから。 狭い2+2列シートで7時間。 既に出発が30分以上遅れてるし。

左窓側の席を取った筈が右窓側になってるし。 席番号が同じままだから詰まったのだろう。なんだかなあ。 2人が離れた席になってしまった人もいるだろうに。 やっぱトルコはこういう国だな。

旅行代理店で私も画面を見て席指定したので、昨日の時点では1+2列のSUITだった筈。これはMETRO社の問題だな。

他の乗客が添乗員に聞いていたようだがスルーというか苛ついた感じの逆ギレの表情で返事なしだったっぽい。 なんだこのいい加減さと態度は。 ひょっとしたら、これはトルコというよりブルガリアの国柄か? 今までトルコはここまで酷くなかったし。

本当は9時発16時着の便で行こうとしていて、それが2+2列だったから1+2列の12時発19時着の便にしたというのに、こんなんじゃ9時発の便にしておけばよかった。明るいうちに着くし。 この便は19時着予定だが軽く1時間は遅れるつもりでいたほうがいい。となると暗くなるぎりぎりの時間に着くことになる。やれやれ。

しばらく走り、出入国のゲートに到着した。

出国はスタンプ押してあっさり通過。

その後、一旦バスに乗ってからDuty Freeショップの前で降ろされたが、ろくなものがないのでスルーしてバスに戻る。

その後ブルガリアの入国だが、システムがうまく動いていないらしく、Windowsの再起動の音が何度も聞こえてきた・・・。

そんなんでようやく入国になったが、入国スタンプが、思いっきり他のスタンプと重なって押された。 空きページ探すの面倒だからここに押してしまえ、って感じで、最初にパラパラめくって出てきたところにポンと押しやがった。 ブルガリア入国管理官のいい加減さとやる気のなさ、すげー(笑) さすがは元共産国の公務員だ。 システムがうまく動いていなくて苛ついていたのかもしれないけど、それにしても酷すぎるでしょ。

尚、入出国において荷物検査が一切なかった。 トランクから荷物を一切出さずにブルガリア入国。 ブルガリア、それでいいのかよ?(苦笑)

そしてブルガリアに入ったら、道が酷くなった。
道のレベルは国のレベルを示しているね。
トルコの道は綺麗でしっかり整備されていた。

ブルガリアの国力もこんなもんだね。

そして8時頃にプロブディフに到着。 1時間遅れで到着だ。 まあ、こんなものだろう。

今夜は旧市街地にある以下の宿に泊まる。

Gramophone Hostel
ドミトリ2泊15ユーロ(約2010円) 朝食なし
1泊あたり1,005円だ。



下の階がバー、となっているが、どうやらクラブっぽく音楽鳴らすところのようなので深夜過ぎても大音量の音楽をガンガンに鳴らしている。しかも趣味が悪い感じの気持ち悪くなる音楽。 ちゃんと休めなくて疲れる宿だ。 ベッドやシャワー等、それ自体は清潔なのにもったいない。

宿に泊まっている人が、妙に痩せていて薬でもやっているかのよう。
クラブ通いが似合いそうな風貌をしている。

一緒の部屋にドミトリで泊まるのは、ちょっと微妙。


市街地は旧共産圏の街並っぽい。

バスターミナルから宿に向かって歩いていたらいきなりでっかいカジノのホテルがあったが、古くて客が来てなさそうな雰囲気。その裏には廃退的なメンバーズクラブっぽい入り口があり、昼なのにスーツ姿のスタッフと薄着の子が入り口の前に後ろ姿で立っている。なんだかこの町、おかしいぞ。カジノに勝った人が遊ぶところか?

その近くには大人のおもちゃ屋さんが何件かあった。こんな小さな田舎町なのに多くないか? それとも、たまたま通っただけか。違和感ありまくり。

私の安宿はバーの上の階だが、階段の椅子に座っている男が暗闇でおねーちゃんの胸ぱふぱふ状態かつ手でお尻をなでていた。おいおい。まじかよ。そんな人の横を通ってホテルに到着。旧市街の立地の良いホテルで安かったのだが、安いには理由があるようだ。部屋は清潔だ。

夜遅くに到着したのでホテルのすぐそこにあるマックで手早く食べていたら、筋肉もりもりの入れ墨した肌の黒い人がお金ちょーだい(多分)、って紙をこちらに見せながら小銭をチャラチャラ言わせていた。おー、こわ。

夜に客の少ない2階に来てはいけないみたいだ。マックの店内でこれかよ。夜出歩けないな。

意外にも物価がトルコより安い。ビックマックセットが500円弱だ。もう夜遅いし、あまり選ばずに食べれるビックマックは安心できる。
ちなみに、私はマックではビックマック(セット/ミール)しか基本的に頼まない人です。理由は、ビックマック以外を頼むとかなりの確率で残念な思いをするから。 場所にもよるが、ビックマックは90%以上外れがない。

トルコのネットは遅くて微妙だったが、ブルガリアのネットは早くて快適。 ここの宿だけか、或いはこれが普通なのか? トルコの遅さが嘘みたいにネットが快適だ。


翌日、昼間は普通の町に戻っており、夕べの廃退的な雰囲気はどこへやら。

一体どういうことだ?


・・・でも、夜はやっぱり深夜2時くらいまで音楽が流れていて五月蝿い宿だった。 眠れん。 眠れても眠りが浅い。

朝になってみると、他のベッドの男がどこからか女を連れ込んでベッドで延々と小声で喋っているし。 うるせーっての。 「喋るならロビーでやってくれ」 と言って出て行ってもらったけど。

昼間は普通ですが、夜はこういう町なのかも。 或いは、この宿の立地およびこの客が特別だったのか。

どうやら、旧市街の他の宿は外見からして普通だったので、おそらくこの宿の近くだけが特殊なのだろう。 カジノおよびクラブのすぐそこだし。