ジョットの鐘楼(Giotto's Bell Tower, Campanile di Giotto)

2015-09-18 記載
トピック:イタリアフィレンツェ

続いて、ジョットの鐘楼(Giotto's Bell Tower, Campanile di Giotto)に登る。
クーポラ(円屋根, Cupola)と似た風景ではあるが、ここからクーポラが目の前に見えるので独特の風景が見れて、こちらの方がフィレンツェっぽいかもしれない。



フィレンツェは今はオシャレなイメージで売っているけれども街は小さいし目玉の建物も少ししかないしこの種の都市にしては美術館の数は普通で取り立てて多い訳ではない。中世時代のフィレンツェの都市国家としての勢力は低くて周辺国家に翻弄されていたというのもよくわかる。その程度の規模の都市だ。やはりマキャベリのような思想家がそれでもフィレンツェを継続させ、政治に巧みな治政者が今の時代にフィレンツェを高値で観光客に売りつけている構図がよく見える。都市の魅力としてはプラハの方が3倍くらい上だし。この程度の都市にしてはフィレンツェはよくやっているよ。商売上手だ。観光客を呼び寄せてしまえば後は搾り取るだけだしな。それでいてあまり反感を買われないやり方をして顧客に満足してもらっている。こういう商売上手なところから学ばないとな。