小豆島88ヶ所歩き遍路 7日間 <1拠点バス往復方式>2018年春

2018-03-31
トピック: 小豆島 お遍路

■小豆島のお遍路をしようと思った理由
ヨガなどの書籍で度々小豆島が出てきたので興味が出てきたため。
四国のお遍路は1400kmもあるが小豆島は150kmなのでお遍路入門として。

下調べ


■基本情報
小豆島八十八ヶ所めぐり - 小豆島霊場会を見ればわかる。
バス情報は 小豆島オリーブバス

88ヶ所と言っていますが、番外や奥の院などを入れると94ヶ所。寺院霊場30、山岳霊場10余、堂坊50。
全てのところに本堂と大師堂の両方がある訳ではなさそうな予感がするので線香やろうそくは若干少なめで良いかも?(追記:かなり余りました)

■準備
基本は上記ページに載っています。

装備品はやり過ぎの感があります。買わせたいのですかね。

■持っていかないもの
  • 輪袈裟 使わない
  • 菅笠 使わない。普通の帽子を持ってゆく
  • 白衣(笈づる, 白装束) 使わない
  • 持鈴 金剛杖がなければいらない。あってもいらないのでは? →いらない
  • 金剛杖 富士山で買った金剛杖を持っていくかどうか悩み中。かさばるし重いので。→ いらない。トレッキング的には片方だけ手に持つとバランスが崩れて骨も歪みやすいから体にも良くない。
■持ってゆくもの
  • 数珠 インドで買ったラビスラズリの数珠を持ってゆく →小豆島は地味なので青い数珠は目立つ。普通のサンダルウッドとかので良かったかも。
  • 線香 1回の参拝につき身・口・意の3密を示す3本。本堂と大師堂でそれぞれ3本、計6本 ただし、片方だけの場合もあると予想。最大で564本。お寺や現地で買うと高そうなので100円ショップであらかじめ大量に購入
  • ろうそく 本堂と大師堂でそれぞれ1本、計2本 最大188本 こちらもあらかじめ100円ショップで用意
  • ライター 先が長くなっているタイプを用意。小さいライターだと手が焼けそう。100円ショップで用意
  • 経本 買うほどでもないので自作して印刷(以下参照)
  • 納め札 各所で自作用PDFが配られているのでそれを真似して自作し、印刷して持参(以下参照)
■悩み中
  • 納経帳 いらないのでは? 家の荷物増やしたくない。こういうのって捨てるのにも困るし、売るわけにもいかなくて持て余す。
■基本戦略
徒歩か、自転車か、バイクか、車か? →徒歩

徒歩の場合、宿はどうするか?

毎日宿を変える案で最初は検討したが、徒歩ルートの最後近くに必ずしもリーズナブルな宿があるとは限らなかったため、島の西部にある土庄(とのしょう)港に宿泊し、荷物はそこに置いてバスを使って軽装で回る方針に変更。

四国だとこの方法は使えないが、小豆島は小さいのでこれが使える。

■徒歩ルート
現地でマップも買えるようですが、Google Mapの"マイマップ"で徒歩ルートを公開している方がいたのでそれを参考にルートを作成。Google Mapで表示しながら歩く。一応印刷。


このマップは私でなくても他の人でもスマホで確認できます。Googleにログインした状態で一旦 小豆島八十八ヶ所巡礼 お遍路 - Google マイマップ を開くと履歴に残る筈なので、その履歴がスマホと連動してスマホからこのマップを開けるようになる筈。あとは歩きながらスマホで地図を確認すれば良い。電波が届きにくい場所もあるので、宿で全てのマップを一旦スマホにキャッシュさせておいた方が安全だ。

基本は上記オフィシャルページに記載お勧めのルートおよび日数で行く。7日歩く予定だ。

■マップアプリ(Android版)
後日、Android用アプリを作成しました。
小豆島お遍路 徒歩ルートマップ

シンプルな機能ですがとりあえず十分かと思います。マイマップで見ても同じですけど、専用アプリの方がなんとなく使いやすいかなと。

■納札
エクセルでこんな感じのを作って印刷。仏像は国宝か何かで、小豆島のものではない。


一応、ダウンロード用のお遍路 納札テンプレートPDFも置いておきます。

■仏前勤行集
様々なページからのコピペと耳コピでお遍路用 仏前勤行集のPDF作ったので印刷して持参したが、2日目に80番 観音寺の住職と話をして、せっかくだから般若心経や御本尊の真言などが書かれた専用の経本(きょうほん)を用意すると良いと言うことなのでそこで購入。400円。般若心経はドロドロしたイメージだったのでHeart Sutraバージョンとかも印刷して行ったが、実際やってみると般若心境はそれほどドロドロした感じでもなく、お遍路にはHeart Sutraじゃなくて般若心経の方が合っているように感じる。この経本は専用なので軽くて薄いのも良いですしページ変えやすいし読みやすい。最初からこれにしておけば良かったかも。でも、般若心経や元になったHeart Sutraをいろいろ調べることで勉強になったから結果としては良いかな。この住職、私1人しかいないのに般若心経を太鼓付きで唱えてくれた。この住職の般若心経は随分とスッキリとした感じだったので、これならばHeart Sutraじゃなくて般若心経でも良いかな、と思ったのです。唱える人によって随分と違うのかもしれない。後で自分で般若心経を読んだ時も割と普通に読めましたので、これは悪くないな、と。



前日到着


到着後、とりあえず土庄付近を散策。明日から歩きます。


到着初日、小豆島は意外にも喫煙天国で、タバコのヤニ臭で頭痛がする私には辛すぎるところでした。まさか歩く前から小豆島の洗礼を受けるとは思わなかった。安い宿にはどこも禁煙ルームがなくて、今日の部屋は消臭スプレーしても頭痛がするし、食堂では店主が横でタバコ吸っているのでめちゃくちゃ頭痛するし、お遍路の総本部に行ったら事務所が強烈なタバコのヤニ臭で頭痛どころか気絶するかと思った。いきなり帰りたくなった。部屋はその後変えてもらったのでヤニ臭の中で寝るという最悪の事態は避けられた。


小豆島 お遍路 1日目


そして初日。

今日は1日目なのでまだ余裕です。
20kmは割とすぐですね。

今日は打って変わって快適。タバコ臭も全くなし。ほぼ平地のルートなのでウォーミングアップっぽい。途中のお寺で、お接待でジュースを貰ってしまいました。噂のお接待がいきなりありました。今日は平地なので良いですが、登り有りで同じ距離の日があるので少しペースアップしないといけないっぽい。バスの時間の制約もあるし。

まだ勝手がよくわからないですが、歩きは大丈夫そうです。




小豆島 お遍路 2日目


今日は早々に山登りがありましたが、予想より早く、すぐ登り切ってしまった。ハイキング程度ですか。

寺院が雰囲気出てきました。いよいよです。

80番の通称「うどん接待寺」でうどんをご馳走になったばかりか、私1人しかいないのに般若心経唱えてくれた。今まで般若心経におどろおどろしいイメージがあったが、すっきりとした般若心経だったのでその住職のお勧めで遍路用のお経が書いてある小冊子を購入。自分で唱えてみたが、Heart Sutraと効果というか感じ方はそんなに変わらないかも。これからのお遍路は普通に般若心経で行く。他の人が全員般若心経なので一緒に唱えるのも悪くないかな。空いていて、今まで一度も他の人と一緒になったことがないけど最後までには1回くらいは。

平日だからか、お寺に入ってから出るまで他の人に会わないことが多い。大きなお寺を独り占め状態。住職しかいないこともあれば、住職もいない場合も多い。この過疎感が素晴らしい。四国は年間100万人のお遍路だが小豆島は5万人らしい。

どうやら金剛杖はお寺に納めてそのまま置いて帰ることができるようですので、家で持て余している富士山の金剛杖を機会があれば納めてしまいたいな。富士山でも今後使わないだろうし。重い木のタイプを買ってしまったので持ち上げるだけでも大変なのだ。

今日もタバコ臭全くなし。快適です。初日が極端に外れだったのか、あるいは早々に小豆島に適応したのか?

バスの時間に余裕があったので、翌日早朝に回る予定だった第81番 恵門ノ瀧(えもんのたき)を今日中に回ることにする。往復2時間ほど。ここを回る時も、2時間歩いて参拝したのに会ったのは住職1人だけ。静かで、雰囲気が素晴らしい。贅沢です。





小豆島 お遍路 3日目


今日は夕方に雨が降りそうなので早めに切り上げたい。
先日、第81番 恵門ノ瀧(えもんのたき)を追加で回っておいたので今日の工程はそんなに長くはない。

途中、団体さんがバスで回っていて、団体さんはバスなのに、峠を越えた次の巡礼場所に徒歩の私の方が先に着いて、またご一緒、次のお寺にも私が先に着いてまたご一緒、なんてこともありました。般若心経もご一緒して、唱え方も勉強になりました。般若心経に抱いていた、おどろおどろしいイメージも解消しました。割と自然ですね。

最後、多少時間があったので第88番 楠霊庵(なんれいあん)から先に続く峠を超えてしまおうと思ったが、登る場所を間違えて藪の中に入ってしまい、急に険しい道になり、1時間半ほど彷徨い歩いた挙句、元のところにぐるりと戻ってきてしまいました。翌日は正しい道に入ったら整備された遊歩道だったので余裕だったのですが、私はてっきり、いきなり険しくなったこの山道は「大師さまが導いてくれる人だけが通過できる、一つの洗礼なのかな?」とか一瞬考えたのですが、単に道を間違えただけでした。昔はそんな感じで大師さまに導かれた人だけが88ヶ所回れるというレベルだったのかもしれませんが、今は余裕でした。昔の険しさを一瞬だけ垣間見ました。山の中を歩いたらトゲのある草が多くあって、レインコートに穴が空いてしまいました。あれま。雨が降ると意外に冷えます。





小豆島 お遍路 4日目


先日道に迷ったので、昨夜、宿でしっかりと道を確かめてから峠越えに臨んだところ、正しい道を進んだら余裕でした。下調べは大切ですね。

今日の道沿いには醤油の工場が沢山あります。昔はもっと沢山あったようですが、今はそれほど多くないらしいです。それでも、こんな小さな島なのに多くあるような気がします。今日もちょっとした山登りが沢山ありました。山の上の洞窟のお寺に行くとベンツに乗った観光客がちょっといました。週末だからかな。

歩きはまだまだ軽いですが、ちょっとだけ疲れが地味に溜まってきたかも。





小豆島 お遍路 5日目


今日もちょっとした山を歩きます。この日くらいから筋肉が少しづつこわ張り始めた。5日間も続けて歩くことなんてあまりないので、筋肉のこの変化を知れたのは収穫です。

小豆島は食堂が少ないですが、ちょうどお昼くらいのところにお好み焼き屋がありました。

今日のコースもほとんど人がいなかったのですが、途中、団体さんに会って、またもや2ヶ所くらいご一緒しました。近場の移動では歩きの方が早いようで、こちらは歩きなのに、シャトルバスで回る団体さんより私の方が先に着く、という感じでした。姫路から来た団体さんで、おばさん方がとても元気が良くて、最初から最後までズーーーーっと喋っていて、明るくて、パワフルでした。他のところでお接待でもらった飴を分けてくれました。

お遍路がコミュニケーションになっているのかな。病院に通い詰めてコミュニケーションとかいう人たちよりずっと健康的な感じです。





小豆島 お遍路 6日目


今日は歩きが長い日でしたが、峠もきつくなくて、予定より早く回ってしまったので、明日の朝に回る予定だった第40番 保安寺(ほうあんじ)、第41番 佛谷山(ぶっこくさん)、第42番 西の瀧(にしのたき)、第35番 林庵(はやしあん)、第39番 松風庵(まつかぜあん)を今日のうちに回ってしまうことにしました。ちょっとした山登りなので時間的にどうかなと思いましたが、この辺りはバスも多いし、まだ早い時間だったので行くことに。

流石に6日目で、しかも20km歩いた後にこの山登りだったのでちょっと疲れが出てきました。でも、このくらいの負荷があった方がいいかも。多少はきつくないと。第42番 西の瀧(にしのたき)ではヨーガの勉強会があるとの張り紙がありました。なるほど。





小豆島 お遍路 7日目(最終日)


今日は追加で、気になっていた「別格本山・弘法の滝護国寺」に寄り道することにしました。ここは、とある昔のヨーガの大家が若い頃に滝に打たれて修行した場所とのことだったので行ってみたかったのです。その滝は希望すれば今でも打たれることができるようですが、水の流れは、季節的なものなのか、チョロチョロとしたものでした。その水は汲んで飲めるらしいので試して見たら、かなり気力が満ちてくる水でした。これは凄い。何か不思議です。人によっては「霊気が満ちた水」とも言うそうです。来てよかった。先日、時間に余裕があったので追加で回っておいたので、結果として時間に余裕ができて難なく追加で回ることができました。

そして、小豆島八十八ヶ所お遍路7日間150km終了。きつすぎず、かと言って軽すぎない、楽しくスタスタ歩けるハイキングっぽい巡礼でした。峠と言ってもすぐに登りきるし、山と言ってもすぐ着くし、テンポよく次々に参拝できるので飽きなかったです。プチ修行ですね。こんなハイキングもどきで修行とか言ってたら本気で修行している人に失礼なくらい楽しく快適に歩けました。そうは言ってもちょっと修行気分を味わえるのでプチ修行という感じですね。

一部鎖場があると聞いていたのですが、実際はほんのちょっとでした。これならお年寄りでも何とか歩けるでしょう。

噂では、道中で大師様とすれ違った人が何人もいて、振り向いたら誰もいなかったとか、巡礼したら目が見えるようになった人がいるとか、昭和初期までは籠もって修行していた人が沢山いたとか、面白い話を管理人の方から聞くこともありました。管理人が管理しているまさにその巡礼場所で目が見えるようになった奇跡が起こったこともあって、目が見えなかった人が洞窟から出るときに大師様の像の目が光ったような気がして、そして目が見えるようになったとか。

私は弘法大師とすれ違うことはなかったのですが、どうやら弘法大師とすれ違う場所がいくつかあるらしくて、定期的に「弘法大師とすれ違おう」という主旨で会が開かれているらしいです。ちょっとびっくり。どこまで本気なのか? 小豆島巡礼を盛り上げるためのネタかもしれないですが、伝説は伝説として実際に伝承されているようです。

今まで般若心経なんて唱えたことなかったけれども、少し慣れてきました。

今回の歩きで、5日目くらいから普段使わない筋肉が強張り始めましたので、数日では痛くならない筋肉を発見できたのは収穫。今回は荷物をホテルに置いて軽装で歩きましたが、アメリカのロングトレイルとかだと峠も何倍もきつくて距離も1.5~2倍だしテントや食料・水も運ばないといけないので半端なくきつさが違うはず。今回はロングトレイルのウォーミングアップになったかもしれないです。アメリカの前にスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路に行くのがステップとしてはいいかも? アメリカは一つ間違えると命の危険があるので。

今回は巡礼としても面白かったですが、ロングトレイルの準備としても良かったです。

歩き自体は問題なかったものの、日数が進むにつれて筋肉が頑くなって柔軟性が失われたのが今後の課題かな。体力的には問題ありませんでした。





■バス時刻表メモ 2018/4現在

あらかじめ回数券3000円を購入(3400円分)

1日目 四 海 線
長浜 → 土庄港 300円
16:46 → 17:09 (これに乗車)

2日目 四 海 線
土庄港 → 長浜 300円
7:00 → 7:23 (これに乗車)

(北廻り)福田線
小部 → 東洋紡績渕崎工場跡 → 土庄港 300円
17:37 → 18:07 (これに乗車)
  18:08 → 18:15 (これに乗車)

3日目 (北廻り)福田線
土庄港 → 東洋紡績渕崎工場跡 → 大部 300円
7:55 → 8:02 (これに乗車)
8:23 → 8:49 (これに乗車)

時間があったので追加でもう1つ峠を越えようとしたら、一つ手前のところを上がってしまい、藪の中を1時間ほど彷徨った挙句に元のところに戻ってきたので一旦この日は撤退。翌日は正しい登り口を地図で確認したら、正しい道は余裕でした。

坂手線・南回り福田線(上り) 300円
橘 → 土庄港
15:52 → 16:38 (これに乗車)

4日目 坂手線・南回り福田線(下り) 300円
土庄港 → 橘
7:55 → 8:41 (これに乗車)

坂手線・南回り福田線(上り) 300円
芦の浦 → 土庄港
16:54 → 17:37 (これに乗車)時間があったので分岐点の安田駅まで歩いてから乗車

5日目 坂手線・南回り福田線(下り) 300円
土庄港 → 安田 → 芦の浦
7:40 → 7:21 → 8:25 (これに乗車)安田で下車

坂手線・南回り福田線(上り) 300円
オリーブ公園口 → 土庄港
16:35 → 17:14 (これに乗車)この時間は道の駅の目の前まで来るので道の駅を見学してから乗車。

6日目 坂手線・南回り福田線(下り) 300円
土庄港 → オリーブ公園口
7:40 → 8:10 (これに乗車)

時間があったので翌日早朝分の山岳寺院を追加で歩いてこの日は終了

坂手線・南回り福田線(上り)
小豆島中央病院 → 小豆島中央高校前 → 土庄港 250円
16:47 → 16:54 → 17:14 (これに乗車)

7日目 坂手線・南回り福田線(下り) 250円
土庄港 → 小豆島中央高校前
7:40 → 7:55 (これに乗車)

時間があったので、追加で「別格本山・弘法の滝 護国寺」も見学。

普通歩き遍路モデルコース 6泊7日
オフィシャルホームページの方は変わるかもしれないので一応ここにも当時のものをコピペしておきます。



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トピック: 小豆島 お遍路