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マリア姫とミカエル <夢で見た天使界の物語>

2019-08-19
トピック: スピリチュアル

その世界では王様と騎士、それにお姫様が王国を治めていました。
遥かに広がる田園風景。ぽつんぽつんと家があり、そして、城下町があり、お城がありました。



その世界の人は、地球上の人とは違って、より霊体に近い存在でした。
傷もしばらくすれば治りますし、頭から背筋の部分がコアになっていて、体がほとんどなくなってしまってもコアがある程度残っていれば1週間くらいで復活できるような人たちでした。ですから、意図的に誰かが極限にまで粉々にして破壊してしまわない限り、不死にも近い長い寿命を持っていました。

地球の人間から見たら、もしかしたらそれは神々、あるいは、天使のように見えたことでしょう。ここでは、様相および性質の類似からひとまずその生命体を天使としておきますが、キリスト教の天使と同一とは限りません。

ある城下町に、貴族の天使たちが大勢住んでいました。いわゆる大天使たちです。
後に貴族や王族になる何人かの天使。そして、城下町や農村には商人や農民たちが住んでいました。

貴族の1人は天使の長のような立場で、友人たちはその天使を慕っておりました。仮にその天使をルシファーとしておきましょう。
もう1人、自由な心を持ち、遊び心を持った天使ミカエルがいました。
(キリスト教の聖書の伝説とは関係がないです。夢ですから)

ルシファーは、日本で言うアマテラスオオミカミのような太陽神に象徴される強力な天使で、その礼儀正しさと秩序を保つ正義感に溢れておりました。イメージとしては徳川家康のような感じです。

一方、ミカエルは遊び心を持ち、千里眼の能力を持ち、テレポーテーションの能力を持っていました。
ミカエルはルシファーを始め、他の天使たちと遊ぶのを楽しんでおりました。
両方とも性別は男性です。

皆、大天使の貴族ですので、かなりの高貴な魂を持っており、一人一人がとても住民に尊敬されていました。
ですが、そんな優れた生命体、天使のような存在であっても色々と問題は起こるようです。

■ミカエルのいたずら
ある日、ルシファーがミカエルのいたずらに不快感を示しました。

ミカエルは、遥か昔は千里眼もテレポーテーションの能力も持っていなかったのですが、遥か古代のある日、その能力が開花したのです。そして、その開花した能力で遊んでいたところ、ルシファーがそのいたずらに怒り出したのです。その当時、ルシファーやその他の天使に千里眼やテレポーテーションの能力はなく、それらの能力はミカエルだけのものでした。

ミカエルは千里眼の能力が現れただけでなく、気分的にも爽快になり、何事をも楽しむようになります。以前よりも遥かに強く深く楽しんだのです。

ルシファーの友人たちは、ミカエルの変貌ぶりに驚き、理解に苦しみ、やがて、きっとミカエルは悪の心を持ってしまったのだろう、と考えるように至ります。これは実際のところ、誤解ではあるのですが。
ミカエルはただ遊んでいただけですので、そんなルシファーたちの不快感に気付きつつも遊びを続けました。

次第に、ミカエルは自分や自分を慕う天使たちと共にとある田園地方に引越しをし、その地方を治め始めます。
ミカエルとルシファーの派閥はそれぞれ分断し、しばらくはその状態で月日が流れました。

やがて、時々ミカエルとルシファーが接触する度に問題が生じるようになります。
ミカエルの発言を、ルシファーが事あるごとに不快感を示すようになり、戦争の一歩手前にまで事態は進展します。

■天使界での戦争勃発
ミカエルは戦争するつもりもありませんでしたが、戦争の火種は住民たちが起こしました。
ある日、ルシファーの農民の軍隊が大挙してミカエルの田園地帯に攻め入ったのです。

大天使たちは強大な力を持っており、魔法で戦うことができました。
一方、農民の軍隊たちは一兵卒として槍や剣で戦いました。

最初の戦いは農民の軍隊が衝突し、多くの住民が倒れました。
霊体に近い存在ですので傷ついても復活できるとは言っても、コアの部分までやられてしまうと復活できません。
ルシファーの軍隊は、ミカエルの農村の住民をコアまで破壊し、復活できない状態にしてしまいます。これが、ミカエルを怒らせました。

当初、農民の軍隊の人数は多くなく、せいぜい数百人の軍隊が攻め合う程度でした。
ですので、ミカエルに従う大天使たちが加勢に入って農民の軍隊を助ける、というような状況になったのです。

ある程度、情勢が決まれば撤退していきました。

ルシファーの軍隊はテレポーテーションできませんし、千里眼もありませんでしたので、ミカエルは千里眼で敵の進軍を察知し、交戦地帯に数人の大天使と共にテレポーテーションすることで、実際はミカエル側の軍勢はとても少ないのにも関わらずミカエル側は進軍を食い止めていました。

ミカエルはルシファーに対して怒りはあまり持っておりませんでしたが、住民を復活不可能なまでにコアを破壊する行為は許し難いと思っておりました。

ミカエルの戦法として、防御を続けて相手が引くまで要所を守るという方法が取られました。前線の敵をテレポーテーションで丘の向こうにまで移動させれば前線の敵の数は減ります。そのうちに敵が諦めてくれるのを待ったわけです。とは言いましても農民兵は数が多かったため、テレポーテーションで敵を遠くにいちいち移動させていてはらちがあきません。そうこうしているうちに、次々にミカエルの農村の住民はコアをやられていくことになります。

そんな争いを繰り返しているうちにお互いの住民の中に怒りが蓄積されてゆきます。

人数の多さに対処しきれなくなり、コアがやられる住民が増えるにつれ、ミカエルはテレポーテーションではなく、住民を宙に浮かせてバラバラに引き裂くことで敵を恐怖させ、撤退させることを選択します。戦局が長引けば長引くほどお互いの犠牲者が増えるばかりです。それよりは、1人の敵をバラバラに引き裂くことで敵を撤退させることができれば、その方が良いと考えました。

ミカエルの気持ちとしては、こんな戦いは意味がないと思っておりましたが、ルシファーは農民兵がバラバラにされたことを聞いて怒り狂い、ルシファーの周囲の天使たちもミカエルは堕天使になってしまったのだと噂し始めます。ミカエルについてきた天使たちがミカエルの気持ちを本当に正しく理解していたかどうかはよくわかりません。ある程度は理解していたと思いますが、それでも、敵との戦いで気持ちは精一杯だったと言えるでしょう。

その後、戦いがあっても、農民兵が進軍するとすぐにミカエルがテレポーテーションし、今で言うところの悪魔サタンのような恐ろしい格好をして農民兵を戦わずして退却させていました。「バラバラにしてやるぞ」と脅せば農民兵は退却するだろうと考えたのです。

これはすぐに効果が現れ、農民兵の戦いはやがてなくなってゆきます。

一方で、ミカエルは悪魔として知られるようになります。ミカエルにサタンのイメージが熟成されつつありました。
実際のところ、ミカエルはそれでもまだ、遊んでいただけでした。やがて遊びも終わって、元の平和な日々に戻るだろうと楽観視していたのです。しかし、そう簡単にはいきませんでした。

■マリア姫
その頃、ルシファーの陣営に、とても高貴なお姫様がいました。そのお姫様は、仮にマリアとしておきましょう。

ミカエルは戦いの最中にも、そのお姫様のマリアがとても気になっており、ある日、千里眼でマリアが部屋に入ったところを見計らってテレポーテーションでマリアに会いに行きました。マリアは突然のミカエルの訪問に驚き、おののきました。ミカエルは、話に来ただけだと言い、マリアの素晴らしさをとうとうと述べ始めます。「その高貴な精神、美しい姿、類稀なる意志の強さ。そなたは私の妻に相応しい・・・」マリアは突然のプロポーズに驚き、回答は保留します。戦時中ですから、敵方に嫁ぐなど考えたこともなかったでしょう。ミカエルが一歩二歩と間合いを詰めると、ミカエルがそのまま自分をさらって行くのかと思って、ドアから逃げようとするマリア。それに気づいたミカエルは、「いや、さらいに来たのではない・・・。話に来ただけだ。わかった。この線からそちらには行かないと約束しよう」と言って、しばらく話をしたい旨を伝えます。

実際のところ、マリアにはボーイフレンドがいました。騎士の天使で、アークトゥルスに象徴される勇者の魂を持った男でした。マリアは「私にはボーイフレンドがいます」と伝えました。ミカエルはもちろんそれを知っており、それでも考えておいてくれないかと伝えたのです。マリアは、「考えておきます。しかし、今後、私の部屋には来ないで下さい」と言います。ミカエルはそれに対し、「しかし、他のところでは誰かがいるので私がいることを見られたら厄介なことになる。マリア姫が部屋に入るタイミングで、私が今いるところにテレポーテーションするというお約束はどうだろう」と提案し、了解を得ます。マリアはもう一つ注文を付けます。「千里眼の能力で私の部屋を覗かないで頂けますか?」と言い、それも了承します。

ミカエルは戦時中、堕天使と見なされておりました。ですので、何もかも他人に強要する悪い天使なのだと誤解されていたのです。その事も理解してもらうために、ミカエルは説明しました。「マリア姫は私のことを誤解しておる。私は自由を重んじている。マリア姫の自由意志に反して結婚を強制したりはしない。マリア姫がアークトゥルスと結婚したいというのならばそれで構わない。全てはマリア姫、お主の意志次第なのだ」と伝えました。

ミカエルは再度テレポーテーションでその部屋を離れましたが、ミカエルが屋敷の中に直接テレポーテーションしてきたという事実はルシファーの陣営を恐怖させました。

実際のところ、ミカエルの力を持ってすればルシファーが油断している時にテレポーテーションして一撃で仕留めることもできたのですが、そのようなことはミカエルはしたくありませんでした。そのまま戦局が治ってくれればと思っていたのです。

その後、何度かマリア姫の部屋で話がありましたが、マリア姫は返事をせず、やがてはボーイフレンドのアークトゥルスが物陰に隠れてテレポーテーションして来たミカエルを襲うようになりましたのでやがてマリア姫の部屋での対話はなくなりました。

戦局は変わり、農民兵は戦わなくなり、天使同士が戦うようになりました。マリア姫の恋人のアークトゥルスとミカエルも戦いました。実際のところミカエルの方が実力は何倍も上だったのですが、もはやミカエルに戦う気は失せていました。

ルシファーの陣営は士気が高まり、士気というより怒りに近いものに変わってゆきます。

戦いだけで言えばミカエルは勝つことができました。しかし、両陣営に多大な被害が出ます。ミカエルはそのようなことをしたくありませんでした。そこで、ある時、マリア姫の恋人のアークトゥルスに捕まることにしたのです。ミカエル側の陣営は驚きました・・・。そのようなことがあるわけがない。

しかし、それで戦いは終わったのです。

■終戦
ミカエルは捕らえられ、ルシファーの前で辱めを受けました。

周囲を見渡すと、戦いの功労者であるアークトゥルスの横にマリア姫がいました。ミカエルからしたら屈辱の敗北で、マリア姫もミカエルを一旦は見放した状態でしたが、それでも戦いは終わったのです。ミカエルはそれで良しとしました。ミカエルは反逆者として裁かれました。

ミカエルの領土はルシファーの領土に併合され、住民たちもそれに従いました。
ミカエルは遠くの丘の上にある牢獄に収容されることになりました。その牢獄にはアークトゥルスが結界を張って逃げられないようにしました。

月日は流れ、数年。穏やかな日が戻ってきました。ただミカエルを除いて。

ミカエルは牢獄でずっと座り、自らの内に眠っている怒りを見つめて瞑想していました。
流石のミカエルも、この戦いで精神が苦しんでいたのです。

ミカエルは堕天使として扱われ、時にはサタンとして罵られました。地球上にあるサタンの伝説はこの時のミカエルの評価によるものです。

・・・時々、ルシファーやアークトゥルス、マリア姫が見にやってきました。そして、時々ミカエルを罵ったのですが、ミカエルはそれに耐えました。時々、牢獄の結界を破るのではないかと思われるほどの怒りがミカエルから発せられましたが、ある時まで、それは破られることはありませんでした。

実際、ミカエルだけでなく、ルシファーやアークトゥルスも友人たちを失って悲しんでいました。

ある日、アークトゥルスが来て、怒りをミカエルにぶつけました。お前があのような戦いを仕掛けなければ私の友人は死ななかったのだ、と。ミカエルからしてみればルシファーとの誤解がきっかけであり、農民兵の暴走から始まった戦争でしたが、身近な友人を失った悲しみをアークトゥルスはミカエルにぶつけに来たのでしょう。

前回はアークトゥルスの怒りを我慢しましたが、2度目は我慢しませんでした。
時期にしても、終戦からしばらく経っており、もう牢獄の中にいる必要はないとミカエルは自身で判断したのです。

アークトゥルスが張った結界など、ミカエルにとって脱出は容易でした。
しかし、アークトゥルスは自分がミカエルを実力で破ったと思っており、ミカエルより力が上と思っていますから、とても驚きました。
アークトゥルスは「ミカエルが結界を破れる筈はない・・・」と思い、脱獄者は死刑でしたし、友人たちが亡くなったことでとても怒っていましたので、アークトゥルスの強力な魔法でミカエルを灰にしようとします。 ・・・しかし、その強力な魔法は効きません。これにもアークトゥルスはとても驚き、動揺します。

ミカエルは言います。「手加減したのだろう? お主は優しい。私が復活できるように、懲らしめるくらいの威力に手加減したのだろう? 構わぬ。私はもう消えて無くなってしまっても良いのだよ。お主の優しい心で手加減などしなくても良い。リミッターを外せ。私が許すのだ。力の限りで私を復活できなくなるくらいまで粉々に吹き飛ばしてはくれないか? 私からのお願いだ。」

実際はアークトゥルスはほぼ全開でしたので動揺していますが、「きっとそうだ。気付かぬ内に手を緩めたのだ」と思いました。そして、「わかった」と言い、再度、最大の力の魔法でミカエルを吹き飛ばそうとします・・・。

魔法により砂埃が立ち、ミカエルの姿は砂埃に隠れました。きっと吹き飛んだ筈です。魔法が終わり、砂埃が消え、吹き飛んだ筈のミカエルの姿がまだそこにあった時、流石にアークトゥルスは驚きました。しかも、ミカエルは全く防御をしていなかったのです。

ミカエルとの力の差を見せつけられ、しかも、茶番に付き合わされたアークトゥルスは混乱しました。

ミカエルがそれに続きます。「クックック・・・。それで終わりか? それではこちらから行くぞ?」

アークトゥルスは防御しましたが、全く防御が役に立ちません。アークトゥルスの体がどんどんと崩壊して行きます・・・。やがて、アークトゥルスの頭だけが残りました。コアである頭の部分が残っていれば復活ができるのです。もちろん頭まで吹き飛ばすことができましたが、ミカエルは手加減したのです。

決着がつき、一部始終を見ていた門番にミカエルが伝言をお願いしました。

「戦争は実際のところ私が勝つことができたのだが、犠牲を少なくするためにあえて捕まったのだ。アークトゥルスの首を見ればその真実が理解できよう。
 この戦いは何故起きたのか、それが理解できるだろうか? 多くの者たちは私(ミカエル)が戦いを仕掛けたと言うが、私は元々戦うつもりがなかった。戦いは、お主たちの心の中で生まれたのだ。私は、お主たち(ルシファーたち)の行動に対して、なるべく被害がないように対処していただけだ。
 私はこれから別世界へと行く。そこは地球という美しい星だ。地球の面倒を見ることに決めた。この天使界はしばらくルシファーに任せる。
 何かあったら、私を呼ぶが良い。」

■ミカエル、地球へ
そうして、人間の月日で言うと何十億年、何百億年もの遥か昔、天使界からミカエルが銀河を超えて地球にやってきたのです。おそらくは天使たちはアンドロメダ銀河から地球へとやって来ました。

実際のところ天使は5次元以上の存在ですので人間的な時間の感覚は薄いので、月日で言うと近代とも言えますし遥か昔とも言えます。それは天使にとって重要ではありません。遥か昔に、このようにしてミカエルがこの地球へとやってきました。

天使界では、ミカエルが牢獄から脱獄したことで住民たちがパニックに陥ります。
捜索をしましたが、天使界には見つかりません。

もともとミカエルについていた天使たちはミカエルの元に集いました。地球に天使たちが続々と集結することになります。

天使界は随分と寂しくなりましたが、それでも大勢の天使たちが天使界で暮らしていました。天使界ではやがてミカエルのことは忘れられ、伝説になって行きます。とは言いましても、天使は長齢ですからルシファーもずっと健在でした。

しばらく後、天使界に再度、争いの火種ができました。

今度は、別の王がルシファーに対立したのです。やがて争いになるのは時間の問題でした。

地球の面倒を見て楽しんでいたミカエルは千里眼でそれを察知しました。
そこで、天使界のルシファーに使いを送ることにしました。次のような内容です。
「ルシファーよ。別の王との間で問題があるようだな。私が問題を解決しよう。それで仲直りとはいかないだろうか」

伝言者がルシファーに伝え、ルシファーが同意しました。
そうして、ルシファーとミカエルの謁見が実現したのです。

ミカエルが謁見の間に現れ、ルシファーに提案します。
「私が敵の王をここに連れてこよう。それで仲直りと行こうではないか」

ルシファーは合意します。

ミカエルは歩いて謁見の間から出て、扉を閉めたらすぐにテレポーテーションし、敵の謁見の間の王の前に片膝をついて跪き、謁見の仕草をしました。
敵の王は突然の謁見に驚き、いつの間に来たのか気付かなかったので「なんだ、お前は」と問いただしました。

ミカエルは顔を伏せたまま、「〇〇王でいらっしゃいますか?」と聞き、「そうだ」と回答があるやいなや、「私はミカエルと申します。私とルシファーの元にご同行頂けますでしょうか」と言うとすぐに駆け寄り、敵の王と共にルシファーの元にテレポーテーションしたのでした。

ミカエルの謁見が終わったばかりのルシファーの謁見室は、諸侯が周囲の柱の近くにたむろして噂話をしておりました。これからどうなるのだろうか、と。

そんな噂話が終わらぬうちにルシファーの前に敵の王がミカエルと共に差し出されたのですから、ルシファーおよび諸侯の驚きは想像以上で声が出ないほどでした。

警備兵が敵の王に気付き、敵の王を捉えようとしたのをミカエルが静止し、敵の王に問いただしました。「再度尋ねる。お主は〇〇王でいらっしゃいますでしょうか?」「いかにも。私は〇〇王だ」。そこでミカエルはルシファーの方を向き、「どうでしょう。〇〇王をここにお連れいたしました。これで仲直りということでよろしいかな?」と聞き、ルシファーの「うむ」という気迫のない返事で仲直りしたのでした。

ミカエルは一旦そのまま立ち去ろうとしましたが、ルシファーの衛兵が〇〇王を捉えようとしたのを見て、次のように提案しました。

「どうかの? これは私からのお願いなのだが・・・。今回はお互いに誤解などあったのだろう。何も武力を使う必要はないではないか。話し合いで解決したら如何だろうか?」と聞き、この理解しがたい状況に呆気に取られていたルシファーと敵の王は「わかった」と同意したのでした。

ミカエルは謁見の間から離れるために再度歩き出したのですが、ふと、横の遠くの柱の近くにマリア姫と恋人のアークトゥルスがいるのに気が付き、話しかけます。
「おお。アークトゥルス殿ではないか。心配したぞ。ちゃんと復活できたのだな。手加減して頭を吹き飛ばさずにおいたが、きちんと復活できるか心配しておったぞ。ワハハハハ・・・」
すると、アークトゥルスは自信を失い、俯いたのです。マリア姫はそんなアークトゥルスを見て動揺しました。

ミカエルはそれを見届けたら、「では、さらばだ!」と叫んでテレポーテーションして去りました。

天使界はその後、ルシファーが長らく治めましたが、やがて、ルシファーの権威が落ち、新たな王が望まれるようになってゆきます。

と言うのも、天使界の住民は遥かに進んだ精神性を持っておりましたので、やがてはミカエルの気持ちを正しく理解するに至ったのでした。元々の争いの原因はルシファーを始め住民たちの中に眠っていた不和が原因であり、ミカエルはそれを映し出す鏡として、私たち住民全員の不和を大天使ミカエルにぶつけてしまっただけなのだ。問題は私たち一人一人の中に眠っている不和こそが争いを作り出しているのだ、と。

この理解に至ることにより、天使界ではミカエル待望論が巻き起こります。

ミカエルはその後ずっと地球に留まり、他の星系から来た多くの生命体と共に地球を見守り、時に分霊を地球に降ろして地球の行く末をコントロールしてきました。数多くの宇宙の存在が地球に関わっていますが、そのような高度に発達した存在であってもミカエルの存在に気付くまではかなりの時間を要したようです。今もミカエルはこの地球に関与し続けています。

やがて、天使界の様相も変わるに連れ、ある日、マリア姫がミカエルのところにやって来ました。ミカエルからしたらマリア姫は敵方でしたのでしばらくは様子を見ていましたが、その後、かなりの長い間、マリア姫はミカエルと共に地球を見守っています。ついにマリア姫もミカエルを選んだのです。

天使界もすっかり変わり、かつての天使界の大戦争も伝説として語られるようになりました。
ミカエルにしても、ルシファーにしても、アークトゥルスにしても、今は争ってはいません。
そもそも、皆、かなり高い精神性を持った優れた存在たちなのです。

ミカエルの分霊は、時には哲学者、時には科学者、時には武将、時には政治家、時には宗教家としてこの地球を導いて来ました。
同様に、他の天使の分霊もこの地球を導いて来ました。

天使界で新たな王が望まれるようになってからはルシファーの王国は既になくなり、王不在の期間が長く続いていました。
今、ミカエルが王として天使界への帰還が待ち望まれています。
地球の人類の精神性がある程度の成長を果たし、周囲からの手助けが不要になった時、ミカエルは天使界に帰ります。

その時、ミカエルはマリア姫と結婚し、天使界の王になるのです。その時は、どうやら近いようです。


・・・・夢ですよ。夢に加えて、私が子供の頃に幽体離脱した時に見聞きしたことを融合しています。流石に30年前くらいの話ですので細かいところはうろ覚えですけど。 まあ、夢だと思ってください。 夢にしてはよくできたお話ですけど。名前は仮です。

そして、マリア姫(の分霊?)が私の守護霊の1人なのです。



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