私のグループソウルの1人の過去生のお話です。
時代はおそらく18世紀半ば。1750年ごろでしょうか?
そのグループソウルの1人は女性で、結婚してパリ郊外に住んでいました。いわゆる霊能力者で、本人はあまり表に出たがらなかったので夫が霊能力者ということにして暮らしていました。夫が霊能相談して生計を立てていたのですが、妻(私のグループソウルの過去生)の方は未来も見れたので、前日にあらかじめ未来を見て相手を占ってから夫に伝えて、それで霊能相談ということにしていました。
ある日、パリで大規模な霊能者のパーティーが行われることになりました。
かなりの大人数が参加するので、あらかじめ前日に内容を夫が把握するために前日の準備は6時間くらいかかったのですが、当日に会う順番や相手の内容を一通り把握して、パリに出かけてゆきました。
沢山の人がいて楽しげではあるのですが、妻(私のグループソウルの過去生)の方は先日見た風景と同じで、同じ会話が繰り返されるので、退屈でなりません(苦笑) 一応、お話に付き合っていましたが、やがて、面倒になって「私はちょっと疲れたのであそこで座ってるから後は任せたわ」と言って、本来のタイムラインから離れた行動を取りました。本当は、そのまま話に付き合うのが昨晩に見たタイムラインだったのですが、面倒になったのでやめたのです。
そうしたら、その瞬間まで先日見た通りだったのに、その直後からちょっとづつタイムラインが変わって行きました。妻(私のグループソウルの過去生)が休んでいたら、話しかけられる筈のない人から話しかけられたり、残された夫の方は、「何か様子が違う」と言って戻ってきます。ふと未来を読み直してみると、どうも会う順番が変わってしまっているようでした。
なんとか臨機応変に対処してその日は終わったのですが、このことで妻(私のグループソウルの過去生)の未来に対する認識が変わりました。
それまでは、未来で見たことは確定している事実だと思っていました。
しかし、このパーティーの出来事で、未来は変えられるのだ、と気付きました。
その日までは、未来を透視したら確定した事実と思って相手に伝えていましたが、その日以降は、未来は変えられる、という認識で伝えるようになりました。
未来を正確に見れるからと言って、未来が確実にその通りくる訳ではない、というお話です。
SFではこのネタが割と定番ですし、スピリチュアルでもそういう話を度々耳にしますけど、それはきっと本当なのでしょう、というお話です。