図書館でチベット関係の書籍を探っていたところ、面白い記述を発見しました。
チベットの伝説によると、昔は全ての男女が第三の眼を使うことができた。その当時は神さまも地球の上を歩き、人間と雑居していた。人間は、神さまの方がよりよくものを見抜くことができるということを忘れ、神さまにとってかわろうと、とんでもないことを考え出し、神さまを殺そうとした。その罰として、人間の第三の眼は閉じられてしまったのだ。「第三の眼(ロブサン・ランパ 著)」
ネットで調べると同書は偽書の疑いが投げかけられており著者にも疑問符がつくようですが、そうであったとしてもこの伝説はおそらく実際のものであるかな、と推測致します。チベット人の知り合いはいませんので確認することはできませんが、機会があれば聞いてみたいものです。
同書には眉間の骨を砕くくらいの穴を開けて特別な薬草を流し込む秘法が描かれており、それにより第三の眼の能力を最大限に引き出す様が描かれていて興味深いですが、本当に骨を砕くくらい穴を開ける事例があったのかどうかはよく分かりません。その結果、オーラを見ることができたり他人の意思を読み取ったりすることができるようになったようですが、そのような能力はチベットの事例でよく見かけますので実際にそのような人はいて、今もいるのだろうとは思いますが、骨を砕く秘法のことはよく分かりません。そういう流派もかつていたのかもしれませんが。
他の書籍で単に薬草を額につけるくらいのお話は読んだことがあります。額につけるだけでも激痛の薬草だと描かれてあったような気が致します。