ハイヤーセルフとグループソウルの関係

2019-12-28 記載
トピックスピリチュアル

ハイヤーセルフという言葉は謎めいていまして、様々な意味で使われているように思います。

一般的には「高次の自分」という訳が適切のような気もしますが、以前に少し書きましたように「本当の自分」という意味や「魂」という意味、あるいは「無意識(個人的無意識、集合的無意識)」のことを意味することもあります。

以前は私はハイヤーセルフというと漠然と「魂」「高次の自分」「内なるメッセージの主」みたいな感じで捉えていましたが、最近はちょっと違った見方をしております。

まず、肉体があって、意思や思考が備わっている、いわゆる「個人」という主体が存在します。

それは個体としていわゆる「魂」というものもセットになっているわけですけれども、その魂の上位概念として「グループソウル」というものが存在します。

グループソウルは以前に転生についての記事で言及しておりますが、魂が一旦グループソウルに合流してから再度分割して分霊を作って転生する場合と、魂(分霊)がグループソウルに合流せずにそのまま転生する場合とがあります。

そのグループソウルは、そのグループで一つの意識体を構成しているのです。

私の場合、子供の頃に幽体離脱してその辺りのことを知るに至ったわけですが、その時の理解をふと思い出すと、上記のようにグループソウルとしての分霊ができるサイクルがある一方で、そのグループソウルは更に上位の意識の体の中で起こっていたことをふと思い出したのです。

その上位の意識体は地球の軌道上に漂っていて様々な地球の活動を監視や他の意識体に対して指示をしているような、割と有名な名前を持つ意識体ではあるのですが、グループソウルの概念はその意識体の体の中で起こっていたことをふと思い出しました。

と、いいますか、ことあるごとに思い出してはいたのですが、割とスルーしていてすぐに忘れてしまっていて、それほど重要なことではないと受け止めていたのですが、ふと思えば、グループソウルとその上位の意識体の関係のことってほとんど聞いたことがないな... と思ってこの度、記事にしてみました。

その上位の意識体こそが、もしかしたら本当にハイヤーセルフと呼ぶに相応しいものなのかなあ、という気も致します。

グループソウルはそれで意識を持っており、グループソウルはそれはそれで広い世界と広い意識を持っているので、グループソウルの一部だけでも意識を持っています。ですから、グループソウルがハイヤーセルフとして意識を持っていると言えなくもないのですが、むしろ、グループソウルを統括するものとして・・・ といいますか、ハイヤーセルフの体がグループソウルの母体そのものになっていて、ハイヤーセルフはグループソウルそのものと言ってもよく、ハイヤーセルフとしての統括した意識体が存在しているのです。

ハイヤーセルフがグループソウルそのものだとしたら、グループソウルから分霊が生まれるというのは、言い換えれば、ハイヤーセルフから分霊が生まれて私という存在が地上に生まれてきている、とも言えるのです。

これは、ボヤッとしたイメージでグループソウルの存在を論じるよりもよほど具体的でわかりやすい構造だと思いますし、私が幽体離脱した時の経験からして、これが真実だと思います。

今までこの上位の意識体のことを私はハイヤーセルフとは呼んではいなくて、私の魂が分離した大元の意識体、というように言ったりしていましたが、このグループソウル相当の大元の意識体をハイヤーセルフと呼ぶ方が適切かな... と最近思うようになったわけです。

認識自体は前からあったので特別に違いがあるわけではないのですが、言い方だけのお話ですね。

この大元の意識体がハイヤーセルフだとすれば、ハイヤーセルフはかなり遠くて崇高な存在です。

そして、そのハイヤーセルフの近くにいて任務を遂行したり世の中に尽くしている、私のハイヤーセルフと同系統で相応に同じレベルあるいはその近くのレベルにいる意識体が、今私のガイドとして付き添ってくれているようです。

その一方で、私の肉体の意識体と同系統といいますか割と近い存在として過去生で一緒だった人たちが守護霊として近くに大勢いたりするわけですけれども、その友人知人や家族だった守護霊たちと比べて、ハイヤーセルフの近くにもともといた意識体のレベルは相当に高いわけで、頼りになるわけです。

とは言いましても、色々と事情があって、私の今世の目的は以前書きましたようにカルマの解消ですので、その目的に沿って指導が行われてきたわけです。

世の中の理といいますか、あの世の理がわかってきますと随分とスッキリしますし、目的が達成できたらグループソウル(=ハイヤーセルフ)のところに戻るのだとわかってしまいさえすれば人生も楽になります。

私という存在はその目的を達成するべくして分霊になったのであり、帰るところがあるわけですからね。

ただ、そのハイヤーセルフに戻る一方で、今生で知り合ってあの世のコミュニティにいる友人知人や家族だった霊たちのことも気遣う必要があるのでハイヤーセルフのところに戻ったらお終いではありませんけど。人によってはこれを執着と呼ぶかもしれませんけど、コミュニティを簡単に捨てることはできませんしね。