今まで言及しておりませんでしたが、私の場合、クンダリーニ覚醒には私の内なるガイドのみならず、私自身のスピリット(いわゆる魂)も重要な役割を果たしていました。
これはなかなか説明し辛いことですのであまりきちんと書いてこなかったのですが、自分自身のスピリットは時空を越えることができるということが基本にあって、意図として明確にそれが示されたのは私の子供の頃に幽体離脱した際に(その当時から見たら)未来に行って、ヨーガをしている自分を見てクンダリーニ覚醒に導いたのです。
ですが、ここで未来とか言っていたとしても、幽体離脱して魂と言いますか意識のあるスピリットの状態になってしまえば時空を既に超えていますから、過去も未来も鳥瞰的にトータルに眺めることができて、過去とか未来とかいうのは単に視点の違いだけになります。
その状態で未来に行った... と言いますか、未来の視点を見た時、自分の将来の姿が見えて、そこではヨーガをしていて、その時点での自分自身の内なるガイド... と言いますか、平たく言えば要は守護霊... あるいは高次の指導霊とでもいうべき存在の意見も参考にしつつ、私の体の中で、ヨーガでいわゆるナディと呼ばれているエネルギーのルートのうち主要なルートであるスシュムナという背骨に沿ったルート上に詰まりがありましたので、私のスピリットは未来の自分自身の体の中を掃除するかのように詰まりを取り除いたのです。
その際、完全に取り除いてしまうと一気にクンダリーニが活性化してしまいますので、完全には取り除かずに多少は残し、徐々にクンダリーニ覚醒するように調整しました。このようにしたのは内なるガイドである高次の指導霊の意見でもあったのですが、一気にクンダリーニ覚醒してしまうとコントロールが効かなくなって危険なこともある、とのことでした。
この高次の指導霊は私は内なるガイドとか呼んでいたりしますけど、いわゆる友人知人や元家族の霊よりも数段階はレベルの高い存在で、時空を超えています。私のことを見守ってくれている友人知人や元妻などの霊たちはそれほど時空を越えることができないのですが、内なるガイドは時空を超えた視点から指導してくれています。いわゆるハイヤーセルフと同じ階層に存在していて、オーラの量や特徴・性格こそ違どもハイヤーセルフと同じ視点で活動できる存在です。
そんな感じでクンダリーニ覚醒に至ったわけですが、どうやら、単に自分でヨーガをしているだけでは数十年単位で時間がかかっていて、死ぬまで何も起きない、なんて可能性も十分にあったようです。
この種の、いわゆるエーテルあるいはアストラル的な手術は今の世の中にはそれほど一般的ではないですけど、ヨーガをしていて修行だけで覚醒している人は凄いなあ... とか私なんかは思います。
私なんて、激しく修行をしたわけでもないですし、自分自身のスピリットがやったことだとはいえ、アストラル的な介入なしにはクンダリーニなんて活性化しなかったでしょうし。
この種の手術は人のオーラの中に入り込んで行わないといけませんので、手術の最中にオーラがある程度混じる必要があり、オーラの質が低い人に対する手術の場合はカルマを共有してしまうというデメリットもあるようですが、私の場合は自分で自分の手術をしましたのでそのあたりはさほど問題にはならなかったように思います。
たぶん、ある程度目覚めた人であれば他人の体の中を探ってナディの詰まりを取り除くことはできるのでしょうけど、オーラの接触・融合をしてカルマを抱え込んでしまうことを嫌がって手術などしたくない、という人はそれなりにいそうな気が致します。
おそらく、ですが、ヨーガのグルと弟子の関係はこういうところにも効いてくるのかなと思います。グルが弟子の浄化をアストラル手術的に行ってあげることでグルは弟子の成長を促すと共に弟子のカルマをグルが抱え込んでしまう、という相互関係になるのかなと思います。であればグルと弟子の関係は密接なものとなり、グルが弟子以外に簡単に教えを説かない、というのも理解できます。
とは言いましても、古代においてグルと弟子の関係はおそらくそうであったとしても、今のグルでそのようなアストラル的な施術を行えるような人はそれほど多くないような気も致します。であれば、多くの場合、形だけが残っているのかな、とも思います。