最近は、瞑想中にヴィパッサナーで体を観察していると肩や股関節など色々な箇所に緊張があることに気付くようになって、それを意図的に解除するようにしています。
解除する際、その緊張にまつわる様々な記憶が出てくるようです。
体というものは随分と昔の記憶まで保持しているもので、体と言いますかオーラと言いますか、記憶のよりどころになっているようです。そのような知識を以前仕入れたことがあるのですが、ここにきてそれを実感し始めているという感じでしょうか。
その緊張はなかなか解除しにくいもので、例えば肩の緊張を一旦は解除しても割とすぐに緊張が戻ってきてしまいます。
ですので、何度も何度も緊張を解除する必要があるのですが、流石に何度も解除すると少しずつほぐれて行くようです。
右肩、左肩、を繰り返して行くと、やがてはニュートラルな状態でも以前よりほぐれてきたような気が致します。股関節も同様ですね。
あまり意識していなかったところに緊張があり、それ故に筋肉が緊張していたようです。
この種の緊張は自分で気がついていなかったものが多く、たとえ自分ではリラックスできていると思っていても実は緊張があった、ということを実感しています。
以前仕入れた理論ですと緊張には原因があって、その原因を解消しなければ緊張は継続する、というようなお話だったかと思いますが、それはそうだなあ、と実感し始めています。ですので、まずはヴィパッサナーで体の緊張をほぐして、ほぐす際に出てくる過去の記憶を観察して、その記憶を味わって消して行き、記憶が解消されたら緊張も根本からほぐれる、という順番かなあ、という感じです。