この日常生活にはエネルギーの枯渇の危険性が沢山あります。
一般常識で「良い」とされていることでも、実のところやらない方が良いことも沢山あります。
その1つが「相手への同情、同意」です。
もちろん、時と場合によります。
同程度の相手あるいは自分より素晴らしいオーラをお持ちの人に同意するのは良いとしても、自分より下のオーラにいちいち同情・同意していたら落ちるところまで落ちてゆきます。
エネルギーを奪うための「嘘」がこの世には蔓延っておりますから、そう言った嘘を見抜いて相手にしないことが肝要です。
まあ、こんなこといいますと「それは分離の意識だ」とか「みんな本当は繋がっているのです」とかスピリチュアルなことを言い出す人が必ずいますけど、実際のところこの世界は野獣がたむろしているジャングルですから、いちいち相手に同意とか同情していたら落ちるところまで落ちてゆきます。
このジャングルを生き抜くためには自分たちと意思を同じくした人たちとの間で同情・同意をして同じ船に乗ることが肝心で、誰それ構わず同意して自分を相手に合わせる必要はない筈です。
そして、それこそが最終的には相手のためになります。
相手は、せっかくどん底に落ちているのに勝手に誰かが自分を助けてしまうとそのどん底を心底、骨の髄まで体験することができなくなってしまうからです。
ですから、どん底に落ちている相手にはどん底を体験して貰えばいいのです。
もちろん、突き落とすことはしてはなりません。相手が勝手に落ちているのですから、それは自由意志のなせる技ですからそれを「これがいいよ」とか「光の世界に上がりましょう」とかスピリチュアルなことを言って引き上げようとするのは余計なお世話というものなのです。
ぶっちゃけ、この世界は、いいことも悪いことも含めて全て完璧ですから、落ちているのも趣味みたいなものなのです。
好きにすればいいのです。
光の世界も趣味みたいなものです。私は趣味で光の世界を好みますが、そうでない人もいるわけです。
それなのに、光の世界がいいですよ、なんて他人にいう必要はなくて、誰かにそんなことを言っているのだとしたら、それは相手をコントロールしたいというエゴかもしれないわけです。
基本は、各人が好きに生きればいいのですから、落ちようが上ろうが好きにすればいいのです。
落ちる人は往々にして他人からエネルギーを奪おうとしますが、私はそんなのに付き合うのは趣味ではないのでエネルギーを盗まれないようにしてエネルギーの枯渇に気を付ける、という、ただそれだけのお話です。
世の中にはヒーラーさんとかいますけど、それすらも趣味みたいなものです。自分が相手のためにエネルギーを与えると決めてヒーラーになったのだとすれば、それは好きにすればいいわけです。それを誇る必要は全くないし、全ての人がヒーラーになる必要もありません。
それもまた、趣味みたいなものです。
何でもして良い、自由な素晴らしいこの世界であるわけです。