トラウマを頭の中から摘んで抜き出す


今朝、意識がヴィパッサナーに近い状態で頭の周辺のオーラも静かになっており、意識の深いところを見通せる状態になっておりました。

すると、今までもやがかかって見えにくかったトラウマがすぐ手の届くところにあるような気がしましたので、オーラの手で摘んで、感触を確かめながら少し引っ張ってみましたところ動いた気がしましたのでそのまま引き抜いてみました。

今までもトラウマを引き抜こうとしたことはありますが、ヴィパッサナー状態で意識が静かになっていない状態ですとなかなかうまく引き抜けなかったような気が致します。

この種のトラウマはいわゆるトランス状態と言いますか集中状態と観察状態が合わさった状態になると障害になるもので、どうにかしたいと思っておりました。

意識の深いところに横たわっていて、何かを観察&集中して作業する時に妨げになっていたのです。

ここでいう観察&集中状態とは、観察のヴィパッサナー状態を保ちつつある種の集中を同時に行って物事をつぶさに観察したり考察したりすることを指します。

トラウマは、その作業の妨げになるのです。

意識の深いところに潜って作業を行いますのでいわゆる「答え」がすぐに出てくる状態で、作業の方も意識が直接行いますので素早く行えるのですが、その状態ですとトラウマが出てきやすいのです。

トラウマは出てくる時と出てこない時があって、関連した時に出てくる、あるいは、特定の状態に似てくると出てくるような周期性と言いますか癖のようなものがありましたが、今回、ふとしたことでそのトラウマが浮かび上がっていましたので、摘んで抜き出してみましたのです。

場所は、後頭部のあたりに浮かんでおりましたので後頭部の方から摘んで抜き出しました。

トラウマは基本的に向き合うことで消えるわけですけれども、最後に残った小さな根のようなものの一部を抜き出した感じが致します。

完全には抜き取れなくて、だいたい3分の1から2分の1くらいは取れたかな、という感じです。

以前は肩のあたりに絡まっていた意識体を抜き出したりしたこともありましたが、やっていることは似たようなものです。意識体なのか、あるいは固まってしまった意識の固定部分なのか、という違いがあるくらいです。

意識体の場合は割と柔らかくて、手に持つときに感触を確かめて、千切れないように引き抜く必要がありました。

今回は、イメージで「取っ手」のようなものが感じられて、取っ手の先にコンクリートのブロックのようなものがついていました。そのコンクリートのブロックが何かの穴を塞いでしまっているような感じで、オーラの手でゆっくりと感触を確かめつつその「取っ手」を掴んで、一生懸命、そのコンクリートのブロックを持ち上げようとしたのです。

ちょっと浮いたかな・・・ という感じで、ちょっとは取れたかな・・・ と思ったのですが、その後の様子を見ると、上記のように3分の1から2分の1くらいの解消でした。まあ、あの重いコンクリートを片付けるにしては上出来だったかもしれません。

ですが、重いコンクリートですから油断していたらその周囲にまた泥が溜まってしまいそうですので、また度々、トラウマを引き抜いて行こうと思います。