演劇・芸能が瞑想だという実感

2020-03-09 記載
トピックスピリチュアル

ヴィパッサナー以降、日々の生活が芸の動きのようです。・・・テレビのように見た目よくはできませんのできっと傍目には変わりがないのでしょうが。

手の動きをトレースしてみると弧のような動きがあって、手を回すときはぐるりと体を中心にスムーズに回転します。

・・・まあ、そりゃそうだと言われればそうなんですが、ヴィパッサナー状態ですとその細かな部分をスローモーションに近い状態で感じることができますので、体がロボットのようにうまく動くのがわかって面白いのです。

昔、色々な方が芸能や演劇のことを瞑想だと言っていらっしゃいましたが、確かにそうかなあ、という気が最近は致します。

特別に芸をしなくても、日々の生活の割と普通の動きが既に劇になっているような気も致します。

このあたりはヴィパッサナー状態次第でありますのでヴィパッサナー状態でない時はそうでもないのですが、ヴィパッサナー状態でありさえすれば視界だけでなく体の動きもつぶさに観察することができるわけです。

流石に視界と体の感覚両方をきちんと観察するというわけにはいかなくて、どちらを主に観察するのか選ぶかあるいは半々くらいで過ごしたりしますけど、視界や内的感覚の全てが「じぶんではない」・・・と言うと語弊がありますが、「観察されるもの」として体が存在しているのです。

その「観察されるもの」からしてみたら、体も視界の先にある物体もさほど差がなく、どちらも同じように感じられるのです。

かつて、演劇は最高のスピリチュアルだと言った人がいました。たしか和尚ラジニーシだったような気もしますが、たしかにヴィパッサナーは演劇そのもののような気が致します。当時は「そんなものかな」と20年くらい前に思った記憶がありますが、今思うには、当時は全然今の状態を分かってはいませんでしたね。

ダンスや演劇も、やってみたら結構面白いのかもしれません。日本舞踊なども。

ただ、私はもともとそちらの素養はありませんのでどうかなぁ・・・ という気もしますけど、ジムのダンスくらいならしてみても面白いのかもしれません。以前とは違った感覚を楽しめそうです。