聖典を理解するだけでは悟ることができないと昔から聖者は言う

2020-12-16 記
トピックスピリチュアル

これは古くからの言い伝え。

聖典を読んだ後、実践してこそ初めて悟ることができる、と聖者たちは口々に言う。

とあるスワミは言いました。

悟り、が真の宗教であって、他のすべては準備にすぎない。説法を聞いたり、書物を読んだり、論理をたどったりするのは、単に基礎を準備しているにすぎない。それは宗教ではない。(中略)悟りの全領域は感覚の知覚のかなたにある。「ラージャ・ヨーガ(スワーミー・ヴィヴェーカーナンダ 著)」

ヨーガでは悟りには誰しもが到達できると言います。

ヨーガは一部の宗教のように「信じなさい」とか「信じれば救われる」などとは言いませんが、聖典および教師(グル)に対する信頼は必要だと言います。おそらくはそれらの宗教の中には信頼という意味で「信じる」という言葉を使っている流派もあるとは思いますが、そうであれば同じことです。

聖典やグルは理解および信頼するものであり悟りは体験して会得するものであるとヨーガは説くわけです。
古くから、悟りを得た聖者は同様のことを言っています。