一般的にはクンダリーニ経験があるとスピリチュアル的に成長しているかのように理解されていると思いますが、実際はそのような単純なものではありません。
クンダリーニ経験がない人もいますし、ある人もいます。
ですが、クンダリーニ経験があるからと言ってない人よりスピリチュアル的に必ずしも優れているとは限りません。
実際のところ、この地球上には多くの意識体が転生してきていて、天使系あるいは神様の世界から転生してきている人はオーラが上層部のアジナより上が活性化していて下方のマニプラ以下は活性化しておりませんので、このような人の場合はクンダリーニの経験がない場合が多いように思います。
一方で、地球育ちの魂の場合は下方のオーラが活性化しておりますので、ムーラダーラあるいはそれ以前が活性化している状態です。これであればムーラダーラの目覚めが起きたときにクンダリーニの経験として認知されます。
これらを比べてみますと、クンダリーニの経験がある地球育ちの魂よりも天使あるいは神様の世界から生まれた魂の方が成長していると言えます。
現代において、どこかクンダリーニというものが神聖化されていて、クンダリーニが覚醒すれば悟れるとか覚醒できるとかクンダリーニの覚醒は危険を伴うだとか、そのような、ある意味誤解も含めた部分でクンダリーニが理解されているように思います。
実際のところ、クンダリーニというのはエネルギー的な覚醒ですので、生まれながらにある程度のエネルギーを持って生まれる人もいて、そのエネルギーの質というものも人によって異なっていて、その質は主に魂の遍歴、魂がどこから来たかによって大きく変わるわけです。
ですから、特にこの日本においてはもともとある程度の覚醒をしながら生まれてきた人がそれなりにいて、特に、俗に日本の神界と呼ばれているようなあの世の世界から生まれてきた魂もかなり大勢いますので、特に日本においてはクンダリーニなんてあんまり気にする必要はないのかなとも思います。
もちろんクンダリーニ的な覚醒が素晴らしい結果に導く人もいますし、一方で、あまり関係ない人もいるわけです。
周囲を見てみると、ヨーガをしている人の間でこのクンダリーニの神話は根強くて、自分はまだクンダリーニ経験がないからと言って悩んでいる人も時々いらっしゃいますけど、私からすれば、そんなの悩む必要なんて全くないと思いますけどね。だって、もともとそれなりに覚醒しているのに、何を今更クンダリーニなんて気にしているのでしょう・・・ という、ちょっと面白い喜劇のようにも感じられてしまうわけです。
もともと天使や神様の出身でこの世に生まれた場合はオーラが上層に集まっていますので、そのような人にとっては、ある意味、地球的な、下方のオーラ、下方のチャクラ、マニプラだとかスワディスタナ、ムーラダーラのエネルギーを知ることが学びになっている面もあるわけです。
一方で、地球育ちの魂であれば下方から始めて上方を少しずつ学ぶという順番になります。
昔であれば地球育ちが多かったですけど、今、特に日本ではそうでもなかったりしますので、あまり昔のワンパターンに当てはめない方がいいかなあ、とも思っています。
割合から言うと天使の出身はそれほど多くないですけど、日本のいわゆる神界出身者はそれなりに多くて、いわゆる日本人風みたいな人の多くは日本のいわゆる神界出身であることが多いです。日本神界の場合、チャクラで優勢なのはマニプラあたりまでですね。
ちょっと話がごっちゃになってわかりにくいかもしれませんけど、上チャクラから始まって下チャクラを勉強している人と、下チャクラから始まって上チャクラを勉強している人がいるということです。
そして、天使や神様の場合は前者で、地球生まれの魂の場合は後者であるということです。それが基本です。
ですけど実際にはもっと細かくて、天使であればだいたいこの通りですけど神様にもいろいろいて、こんな感じの神様もいればトータルにチャクラが活性化している神様もいて、一方で、いわゆる日本神界の場合は下チャクラから始まってマニプラくらいまでが活性化していてこの場合もクンダリーニは割と既に活性化していますから今更改めてクンダリーニ経験することなんてあったりなかったりします。
もっと言ってしまうと、クンダリーニ経験がムーラダーラでのお話なのかマニプラやアナハタあるいはアジナで起こるかによっても異なるわけで。一言でクンダリーニと言っても状況が色々違うわけで。ある人のクンダリーニ経験はある人にとっては生まれたときから当たり前かもしれないですし、一方で、クンダリーニ経験がアジナ体験だったりアナハタ体験だったりすることもあるわけです。
ですから、あんまりクンダリーニ経験を特別視する必要はなくて、それよりも、現在のその人のエネルギーの状態がどうなっているのかを見る方がよっぽどその人の状態を把握するのに有益のようにも思えます。