陰謀論やディープステート(影の政府)みたいなお話は世界を支配したい人間が混乱を目的として創作したわけです。
少なくとも、一般人であれば基本的にはこのようなお話には関わらない方が良いと思います。あまり関係のないことですから。
夢や瞑想で見たお話ですので本当のことかはわかりませんが昔から割と高次の存在が地球の政治や支配に関与してきて、いわゆる神界だとか言われている階層で政治や平和についての話し合いがなされた上で誰かが地上に転生をして王族になって地球を治めてきました。
それは、地球で最初から進化を遂げた魂というよりはむしろ地球外からやってきた高次の存在であるわけで、地球で育った魂というのは動物から進化した魂でありますから、昔はもっと猿みたいに知能がなかったわけですよね。今でこそ世界的に多少の教育はしていますけれども、そのように地球育ちの魂は基本は猿なわけです。ですから理論的・論理的なお話はわかっても倫理的なところが理解できないのでルール以外のことはよくわからないという猿みたいなお話が出てくるわけです。
もともとは割と高次の存在だったり地球外から転生してきた存在が地上を治めていたわけですけれども、次第に、そのように猿から進化した魂が地上の支配をし始めるわけですよね。
最初は暴力で奪ったり、最近は選挙という方法で小賢しく実権を奪ったりします。
高次の存在は地球外のことをわかっていて平和を求めているわけですけれども、地球で進化した魂は根本のところは猿ですから欲望ばかりが先に立つわけですよね。
世界中で市民革命とか言って王族を悪者にして民主主義とか言って人民が人民を治めるだとか権力者に対抗するだとか言って民主主義が良いものだと宣伝されていますけど、民主主義にも良い悪いがあるし、王政であっても良い悪いがあるわけです。
民主主義が良いものだと宣伝した上で民主主義という仕組みを使って好き放題しているのが現状なわけで、宣伝しさえすれば民衆はそう思い込んでしまう、という教育の効果も出ているわけです。
それは、もともとは高次の存在が地上を治めていたものを地球で成長した猿が奪い取って、それを正当化している、という構図なわけです。
ですから、陰謀論とかディープステートのお話は現実とちょっと違っていて、現実はというと、実権を奪い取った猿が昔のように高次の存在に権力を戻したくないが故に闇の政府だとかアヌンナキだとか言う悪い宇宙人の関与を持ち出して悪の組織が地上を支配しているだとかいう陰謀論を広めて現状の体制を否定しつつも実際には自分たちの権力を強めるために利用しているわけです。分断工作と言いましょうか。現実をよくわからないように情報撹乱して混乱させているわけですね。
確かに、宇宙から来た魂でもそれほど程度の高くない魂もいますけど、それでも、地球で猿から進化した暴力的な魂に比べればよほど道理をわきまえていると思います。陰謀論の方々が悪者にしているアヌンナキだってそうです。
地上に生まれている権力のある魂たちの中には宇宙由来の人達が大勢いて、地球の人々のために働いていたりします。
一方で、欲望の塊である猿がある程度の権力を持っていて、市民革命や民主主義というシステムで得た権力を離したくない、というのが現実なのですよね。
絶対王政や民主主義というのはそれぞれイメージがありますけど、現実にはちょっと違っていて、絶対王政に悪いイメージがあるのは現代人の教育によるもので、現実には絶対王政であっても良い王様がいてくれれば平和なわけです。一方で、悪い王様がいると市民は困ったりしますけどそうは言っても堅固なシステムのある国家であれば王様が多少悪くてもそうそう悪いことはできないですし自浄効果も働くわけです。ローマでは困った皇帝がいてもシステムは盤石でしたし、タイの王政はうまく動いていますよね。日本の天皇制だってそうです。
王政を転覆させたいという人の根本には、猿から進化した地球由来の魂が欲望のままに地上を支配したい、という願望が横たわっています。それを民主主義だとか権力を悪者にすることでごまかしているわけですよね。どちらにせよ地上を治める人がいてその人は権力を持ってはいますから誰がなろうとも権力を持つ人はいるわけで、その人に徳があるかどうかだけが問題なわけです。その時、システムとして王政がいいのか民主主義がいいのかはあまり重要ではなくて、どのような人が治めているかの方が重要なわけです。
個人的には、民衆は民主主義で代表を決めて自分たちのことは自分たちで治めて、王政として世襲制が続くようなシステムがいいと思っています。今の世界では王政は残っていても権力がありませんけど、割と対等な権力があるのが理想で、民衆だけに任せていたら欲望のままに決めてしまいますけど、王族が全体のためにその欲望を制御したり皆の利益になるように方向性を与えることで民衆の欲望を叶えつつ全体が良い方向に調整してゆけると思っています。今の世界はそんな感じになっていなくて民主主義で選ばれた人の中には地球由来の猿と高次の存在とか混ざっていて、選挙で選ばれるということは基本的には地球由来の猿の欲望の投票で決まるわけですから、なかなか高次の存在が関与しにくくなっているわけです。王族があればそこに直接高次の存在が転生してきて政治に関与できますから、そのように苗床としての王族は必要だと思うわけです。
ですけど、欲望のままに地上を支配したい人たちからするとそのような王族は邪魔で、民主主義なり何なりの仕組みを良いものだと宣伝することで高次の存在の関与を妨害しているわけですよね。
ディープステート(影の政府)みたいなものを宣伝して、悪い政府が背後にいるとか宣伝していますけど、それは地球で進化した猿が手に入れた権力を高次の存在に返したくないから何か悪者のイメージを作り出すことで自分たちの欲望を隠しつつ混乱させて自分たちの方に矛先が向かないようにしているわけです。
昔から、基本的にはこの世界は高次の存在である地球外から来た存在に統治されていて、支配というと言葉は悪いですけど猿が成長できるように導いてきたわけです。それが、猿から進化した魂が小賢しい知恵をつけてきて倫理観が足りない猿のような人間が暴力的な市民革命などで王政を倒し民主主義というシステムが正しいと宣伝し、猿たち自身の欲望を満たせるシステムを構築してきたのが現代です。
そのような状況でありますから、高次の存在が何を考えているかというと、昔のように王政を作って地球の人々を良い方向に導きたい、というのが昔からの希望としてあるわけです。
ですけど、そのような高次の存在の良い希望も現代の人々にとっては陰謀論やディープステートの悪巧みのように見えてしまうわけです。それこそが地球を今支配している小賢しい猿たちの狙っているところで、王政を悪者にすることで自分たちの欲望を叶え続けることができるシステムを未来永劫継続したいと思っているわけです。
ですから、各所で世界のために尽力している人を陰謀論のディープステート側の人間だと悪者にしたりすることが起きてくるわけです。
実際、欲望まみれの人もいて、欲望まみれの人がディープステートだと言われていることもありますけど、その人は単に欲望にまみれた人であってディープステートではありません。というか、ディープステートなんて実態はないと思った方が良いです。
ディープステートはないけれども、この世を欲望のままに思いのままにしたいという猿から進化した小賢しい魂たちがいて、そのような意味での影の政府・・・とまではいかないですけど、ある程度、世界を征服したいと思って活動している魂はいるにはいます。
ですけど、その一方で、世界を良くしたいと思って活動している人も大勢いて、そのような良い意図を持った人と、欲望まみれの人とがごっちゃになって両方とも陰謀論のディープステート扱いされてしまっているわけで、そのような混乱は、現状の欲望のシステムを続けたい人々にとっては思うツボなわけです。
ディープステートという実体はないけれどもこの世界を支配したいという人々はそれなりにいて実権も持っていて、一方で、この世を良くしたいと思っている人も大勢いて、高次の存在で転生している人も大勢いて、その両方とも、権力を持っていたり持っていなかったりしますので、陰謀論とかディープステートとかいうわかりのいい言葉ですっきりと切り分けできるものでもないわけです。
高次の存在であっても地上の欲望にまみれることもありますし、その後、目覚めることだってあります。地球で育った猿であっても良い方向に目覚めることだってありますし、欲望を強化することだってあります。
まあ・・・、個人的には、そのような全てを受け入れているこの地球という環境そのものが素晴らしくて、多様性に満ちたドラマが繰り広げられている面白い時代だと思いますけどね。
ですから、ディープステートみたいなわかりのいいお話ではなくて、もっと個人を見た方がいいと思いますよ。
例えばビル・ゲイツは陰謀論ではよく悪者にされていますけど、彼自身はいい意図を持っている魂ですけどお金を持つと悪い人がわらわらと寄ってきて絡め取られて身動きができなくなっていくわけです。財団だってあれだけ大規模になるとゲイツ自身がうまく動かせなくて、ゲイツ自身の意思とは異なった方向に資金が使われたりするわけです。ですから、もっと個別の事象をきちんと見ないと何が良くて何が悪いのかはよくわからなくて、この場合でいうとゲイツ自身は基本的には良い存在ですから、その周囲にたむろしている悪い存在をどうにか対処しないといけない、というお話になります。
陰謀論に乗せられてゲイツを悪者にしてしまうとゲイツがいなくなった後のゲイツ財団が欲望だらけの人の思いのままになってしまいますから、実はそれこそがゲイツを悪者にしたい人の目的だったりするわけです。
日本でも、有名どこが陰謀論とかディープステートとかのお話を宣伝して盛り上がっていたりもしていて、そういうお話は時代を示していて興味深い面もありますけど、上記のように個人をしっかりと見ているというよりはディープステートというストーリーに乗せて誰かを悪者にしているだけだったりしますので、陰謀論とかディープステートとかいうお話には基本的には関わらない方がいいと思います。
個人というのはちゃんと見ないとそうそう理解できませんし、ディープステートとか陰謀論とかは猿から進化した権力者が地上支配を継続させるために自分たちに目を向けさせないよう混乱させる道具だと思った方がいいと思います。
日本に目を向けますと、もともと高次の存在が多く転生していた支配者層であるお殿様や武士の階級が明治維新によってただの人にされてしまい、全て選挙を通さないといけなくなってしまいましたから、選挙を通すとなると一般人の欲望をより多く満たした人が選挙に勝つという構図になるわけで、大勢のためや長期的視点を持った政策がある人は選挙に通りにくいですし、欲望を満たすためだけに選挙に出る人がうまく宣伝をすることで大衆を操作することも可能になってしまったわけです。
外国の場合は革命が起きて王政が倒れて王族が一掃され民主主義という名の一般人が治める政府に置き換わったわけですけど、日本の場合も同様に、お殿様や武士の階級がなくなって民主主義という名の元に一般人が支配する国になってしまったわけです。
そうは言っても高次の存在は政治になんとか入り込もうと努力していて、政治の世界が全て一般人の欲望だらけの世界かというとそうでもなくて、高次の魂を持った政治家もぼちぼちいらっしゃいますけど、なかなかやりにく状況であるわけです。
今のところ、宣伝の力によって民主主義が良いものとされていて、しかも、民主主義の根幹である選挙にしても宣伝でかなり左右できてしまう状況ですから、なかなか高次の存在の介入がしにくくなってきています。例えば、民衆を誘導するためにマスコミをつかって「誰も適任者がいない。誰も頼りにならない。この人しかいない」、みたいな世論誘導がなされて都知事が決まっていたりするわけです。実際のところ、それなりの適任者は色々といるわけですけれども、世論誘導で「誰も適任者がいないですね。もう仕方がないですね」というパターンが日本の場合は有効だとわかっていて、適任者がいたとしても無視するか揚げ足を取るなどして「やっぱり適任者は誰もいないですね」みたいな世論に誘導しているわけです。そうすることで民衆の投票する気力をそいだり、投票するにしてもマスコミが用意した「仕方がないから、この人にいれるしかないですね」みたいなパターンにはまってしまうわけです。こんなにわかりやすいパターンなのにいつまでも有効なのは、日本人は、どうしてしまったのでしょうかね? マスコミが誰かを当選させるために誘導するワンパターンが30年以上も前から延々と繰り返されているのに、どうしてこれを指摘しないのでしょうかね?
まあ、そんな感じで、王族がいない状況というのは権力を持った一般人が好き放題できる状況なわけです。そんな民主主義であったとしても利用価値はあって、その時次第で有効な仕組みを使っていけばいいとは思うので、民主主義という仕組みを悪者にしているわけではなくて、民主主義のやり方が世論誘導と利益獲得に有効だからこそいまは権力を持った一般人が好き放題しているので、それを理解した上で、もっと上手に回る必要があると思うわけです。
マスコミ誘導に対してもっと賢くなるということですね。
ディープステートとか陰謀論みたいなお話と、「政治家にふさわしい人が誰もいない」みたいなお話は割と同列で、政治家にふさわしい人がいないわけないじゃないですか。 政治家にふさわしい人がいない、なんてのは陰謀論と同列でしかなくて、陰謀論をあざ笑っている人ですらも普通に「政治家に相応しい人がいなくて、投票したい人が誰もいない」なんてことを平気で言ったりしています。そのお話こそが陰謀論と似たようなお話なのに、そこに気がついていないのですよね。
高次の存在や、猿から進化した人であっても他人に尽くそうとしている人はそれなりにいて、そのような人を支持したり、評価したり、というのは絶対的に必要で、ただ単に陰謀論みたいなお話を持ってきて誰それがディープステートで悪者だとか言ってみたりしてもどうにもならないわけです。
宇宙の魂が転生する先の苗床としての貴族あるいは王族というのは有益で、たとえ今の世代が不順な猿であったとしても次世代にて宇宙の魂が転生できてうまく世代交代する可能性があるわけです。民主主義ですとそれがなかなかしにくくて欲望の猿の間で世代交代するという構図になりがちです。
日本の皇族はかなり解体されたものの一部が存続しており、日本の皇族の場合はそれなりにまだ昔ながらの形がかろうじて保たれてはいるものの必ずしも全員が高次の存在というわけでもなくて欲望の権化の猿が入り込もうとしているのを皇族側が防いでいる、という面もあったりするわけで、完全な形ではないにせよ、高次の存在が転生して来られる素地ができているわけです。猿から進化した魂であってもそれなりに役割を果たしている場合もありますので必ずしも猿だから悪いというわけではありませんけど、もともと宇宙から来た魂と地球で猿から進化した魂では根本が全然違いますよね。そのような高貴な魂を受け入れられる貴族あるいは王族というのは絶対的に必要で、そのようなシステムは世界を欲望のままに支配したい人々にとっては邪魔でしかなくて、貴族や王族を排除するために権威や支配者層を悪者にしてフラットな民主主義社会および資本主義社会という名の下の世界支配体制を確立することを目的にして陰謀論とかディープステートとかいうお話が宣伝されて広められているわけです。
繰り返しになりますけど民主主義や資本主義というシステムそのものが悪いわけでもなく逆にそれが良いというわけでもなくて単なるシステムであって、それを使う人の意図によっていかようにもなるわけです。それらのシステムが今は支配の方向に使われており、その世界を征服する目的のために陰謀論が用いられている、ということです。
このような不順な意図で陰謀論はもともと始まったようですが、最近は本当のことが陰謀論として語られていることもあって、陰謀論と言っても色々ありすぎてよくわからない状況です。どちらにせよ、上に書きましたように陰謀論みたいな全体のわかりの良いお話ではなくて個別のお話ですから個人をきちんと見るべきだと思いますし、一つ一つ見ていかなければ本質はわからないものだと思います。