パラレルワールドのタイムラインは順番に作られる

2021-03-21 記
トピック:スピリチュアル: 歴史

スピリチュアルでパラレルワールドと言うと、単純にSF風の平行世界が広がっています、みたいな話を聞くことが多いと思います。ですが、実際のところ、パラレルワールドには順番があって、最初にこのパラレルワールドができて、次にこのパラレルワールドができる、みたいになっています。

そこには明確な理由があって存在しているのであって、意味不明なパラレルワールドなど存在しません。意味不明と思えるのは自分が理解できないだけであって、全てには理由があります。理由というとわかりにくいですけど、意図があってそのパラレルワールドは存在しています。

たまに、間違いによってふとした偶然で作られるパラレルワールドもあったりしますけど、そのような場合であったとしても間違いを作り出した意図というものがあるわけで、そこまで辿るのであれば、明確な意図ではないにせよ偶発的であったとしても意図は存在しているわけです。

今の「現在」の前に作られたパラレルワールドがある一方で、未来に作られるパラレルワールドもあります。

とは言いましても、見ることができるのは以下に限られます。

・現在のタイムラインの過去
・現在のタイムラインの過去の時点で分岐してかつて経験した時間軸のパラレルワールド
・現在のタイムラインから続いている未来

ですので、現在のタイムラインから続いている未来を経験した後に、その時の経験を元に再度時間軸を遡って別のタイムラインを作る、というところまでは見通すことができません。それは実際に「存在していない」タイムラインですので、どうなるかはわからないわけです。

これ、わかりにくかもしれないですけど、例として順番に書くとこういう感じになります。

タイムライン1.今から数えて30年前から現在・未来まで経験したタイムライン
タイムライン2.1の経験を元に(今から数えて)30年前からやり直したタイムライン
タイムライン3.2の経験を元に(今から数えて)30年前から再度やり直したタイムライン
タイムライン4.3の経験を元に(今から数えて)15年前からやり直したタイムライン
タイムライン5.4の経験を元に(今から数えて)10年前からやり直したタイムライン
タイムライン6.5の経験を元に(今から数えて)5年前からやり直したタイムライン。これが今いるタイムライン。この延長線上としての未来のタイムラインが存在

ですので、例えば、次のようなタイムラインは見えません。

見えないタイムラインの例:10年後まで経験して、5年間戻ってやり直すことにしたタイムライン

これは、もっとスピリチュアルな進歩が進めば見れるのかもしれませんが、今の所、私には見えません。このようなタイムラインがあるのかすらわかりません。

未来を変える場合は未来のタイムラインというよりは現在いるタイムライン上で「現在」の判断と行動をすることでタイムラインがどんどんと更新されてゆきます。元々予定されていたタイムラインとは変わることもありますのでそれをパラレルワールドと言えなくもないですけど、現在の判断で変更された未来のことまでパラレルワールドというのは言い過ぎのような気が致します。仕組みと言いますかシステムとしては結局はタイムラインを作っているということですけど、パラレルなワールドではなくて、単に今のタイムラインを書き換えているだけのお話です。

このあたりは、スピリチュアルな成長をしていない人の場合は現在のタイムラインを書き換えるということはほとんどなくて、一生に一度か二度くらい幽体離脱とか神秘体験をして書き換えることがあるかどうかという程度ですけど、スピリチュアルな成長をするとこの種のタイムライン書き換えは頻繁に何度でもいつでも自由にできるようになります。

スピリチュアルな人でなければ大抵の未来は決まっていて固定的なわけです。

そのような場合、パラレルワールドもあまりなくて、あって1つか2つ。そんなものです。

スピリチュアルな人であればあるほどパラレルワールドも増えて、現在のタイムラインもどんどんと書き換えてゆきます。その時、時間軸を遡ってやり直したらパラレルワールドっぽく見えて、その時は、別のパラレルワールドのことがわかりますけど、それは順番で言ったら「前に経験したタイムライン」なわけです。ですので、その時の経験を元によりよい経験をするために少し時間を戻って別の時間軸を体験しているわけですけど、必ずしも誰もができるわけでもないですし、できたとしても意図としてそうしたい、と思わなければそうはなりません。

未来に関しては一応はやんわりと決まっていますけど、それは基本的にはストレートな一本道で、そうは言いましてもその未来を見通した上で違った人生を歩むのも自由なわけですけど、未来に関してはタイムラインではなくてアストラルなほんわかとした想像のような世界において雛形があるかどうかというお話ですので、タイムラインとはちょっと違うわけです。

タイムラインに関しては前に経験したものが瞑想や事あるごとに思い浮かんで、それらを踏まえて今の人生をより良く生きることが期待されているというかそれを意図して再度この人生をやり直しているわけです。