人生を遡ってやり直さない場合もある

2021-03-29 記
トピック:スピリチュアル: 歴史

先日のお話で人生を遡ってタイムラインをやり直す場合もある、というお話をしましたけど、それだけを読むとみんなそうやって人生を何回もやり直すのかという印象を与えてしまったかもしれませんけど、実際のところ、特にこだわりがなければやり直しなどせずに普通に次の人生を歩みます。というか、そのように、やり直しをしない方が遥かに多いです。

ですから、やり直しをするのは特別な事情がある場合やこだわりがある場合などのみです。

特に、転生を繰り返してきて最後の方になったらその集大成として最後の人生をきっちりとしたものにして、次の転生に繰り越さないようにする、というパターンは割とあるように思います。

その他であれば普通に次の人生に持ち越して好きな人生を歩むわけです。

ですけど、もうこの惑星あるいは時代などに転生するのを最後にしようと思ったのならば悔いがないように、遥か前の時代にやりたくてできていなかったことなどをつまみ食いのようにして体験するのです。

例えば、職業であってもそうです。

多くの職業をつまみ食いして転職ばかり繰り返している人は、単に怠け者だったり落ち着きがない場合も多々あってその場合の方が多いのは事実ではありますけど、その一方で、このパターンに当てはまって、心残りになっている職業、あるいは、その仕事についた時に知るべきだったことをまだ知っていなくてほんの少しだけ体験することが必要だった、みたいな時があります。

旅行などがそれである場合もあって、海外旅行に行きたくて行けずに死んだ過去生がある場合には、その気持を成就させるために海外旅行をする場合もあります。

私もこのパターンが一つあって、たぶん8〜10世代くらい前の人生で高度成長期に転生して定年後に妻と南米でも行こうかというお話をしていて結局行けなくて、その心残りを解消するために今生で南米旅行したこともあります。割とそれに気づいていて、その理由があったからこそ行ったわけで、行けば思っていた通り満足しました。

それとか、職業に関しても、どうしてこれはそうなのだろう、みたいなことを特にITの分野で思うことがあったりしてその職業をしてみた、という背景もあります。

今から思えば、そのような雑多な出来事の後悔の解消は全てする必要はなかったかなとも思うわけですけれども、人生という観点からするとそのようなこともあるわけですよね。

人生をやり直すかどうかとか時代を遡るかどうかとかいうことと悟っているかどうかとはあまり関係ない気がしていて、それは死後に霊になれば割と誰でもできることで、大したことではないわけです。

それとは別に、悟るというのは能力的なことではなくて認識の面のお話だと思うわけです。

悟っていなくても時代を遡って人生をやり直すこともあるし、むしろ悟っていないからこそ後悔があってやり直す、という面もあるわけです。悟っていてよりよい人生のためにやり直す場合もあるにはありますけど、基本的には悟っていれば特に不自由なく人生を送るわけです。