タイムラインとは元々順番に起こるもので、よく言われているように単に別のバージョンの並行世界があるというよりは時代的に過去であっても未来であっても全てタイムラインの順番としては「前」に起こったことなわけです。
ですから、別のタイムライン、それは前のタイムラインで起こったわけですけど、その、前に起こった出来事を今回の今いるタイムライン上で回避あるいは修正する、と言ったことが行われます。
別のタイムラインで失敗だったと思った出来事は今回のタイムラインでは起きないようにすることができるわけです。
これは、別のタイムラインそのものを書き換えるのではなくて、途中から新しいタイムラインを作り出す、ということです。
例えばビジネスの失敗や友人との約束、あるいは個人的な目標の未達成など、やり直すことで成功にできることは多くあります。
それは必ずしもそうしてやり直すというものではなくて、意思を持ってやり直すと決めてタイムラインをもう一度辿る決心をした場合にやり直しになるのであって、そうは言いましても割と多くの場合は1回やってそのまま、となるように思います。
やり直すのはスピリチュアルにそれなりに発達しないとできなくて、意識が時間軸を超えることができるとやり直しをしたり一時停止をして別のタイムラインを一旦経験して再度同じところに戻ってくる、ということができるようになります。
その一環で、別のタイムラインで、例えばビジネスで損害を出したり、意地悪な相手の付き合いをして疲れてしまったり、色々と失敗がありますけど、やり直して修正することができます。
例えば、とあるビジネスの取引があって、どこまでやるかで揉めて訴訟寸前になって結局こちらが100万円の損害になった際、相手の社長が薄ら笑いを浮かべて「クックック」と勝利の雄叫びを上げていたとしましょう。そして今回のタイムラインでその同じ会社と商談になってその相手と出会ったらその時のことを覚えていますので、今回の今いるタイムラインでは初見であっても別のタイムラインで前にどのような対応をしたのかはっきりと覚えていますので、そのような会社と特にそのような社長と付き合うことはせず、門前払いして追っ払う、という選択をすることができるわけです。この辺りはカルマがありますから一応は最初の接触くらいまでは行われるのですがその後は自由ですから、あとは取引しないで門前払いすれば良いわけです。こちらからすると別のタイムラインで散々酷いことをされた記憶をはっきりと覚えていますからその時の怒りやフラストレーションも出ますし、相手がとんでもない相手だということもわかりますから最初の最初で門前払いするのですが、相手からすれば訳もわからず混乱したり、時にはこちらが失礼だと思って罵ったりする場合もあったりしますけど、別のタイムラインで悪どくこちらに損失を出させた相手ですので門前払いが正解な訳です。
これは、スピリチュアル的にある程度成長しないと見抜けないことですし、大抵の人はそもそもやり直しなんてしませんので何のことか分からなかったりします。
ある程度のスピリチュアルになって、間違いは細かく修正してやり直しできるようになると、それほど人生にトラブルはなくなります。このくらいになると、スピリチュアルでよく言われているように、人生は自分で選ぶものになります。
私からすれば、人生は自分で選ぶというよりは、とりあえず目標に向かってやってみて、偶然に起こる出来事も多々ありますけど、うまく行かなかったらやり直して、それなりに満足した結果を最終結果とする、という感じですね。
例えば会社を起こしてみたけれども株主に利益を吸い取られるばかりで労力に見合っていないタイムラインを一度経験したのならば今回のタイムラインではそんなことはすっぱりとやめてしまう、そもそも起業しない、あるいは、違った業態にする、みたいに満足行くまでいかようにも何度でもやり直しをすることができます。
これはどのくらい拘るか、ということですので、あまり気にしないならそのまま確定しますけど、恨みとか後悔とかその種のものはやり直しすることも多いのです。
あるいは、それはそれで良いとして別の環境で試す場合ももちろんあります。この時はタイムラインを遡るのではなく単純に別の環境でやり直すだけですね。
ですけど、ちょっと拘っている場合は、タイムラインを遡ってやり直すのです。