スピリチュアルではチャクラごとに共有振動数があると言います。振動数それ自体は確かに共振する振動数ではあると思うのですが、それよりも深いところでオームに共振させる瞑想というものがあります。
音楽とかでチャクラを活性化させる振動数はおそらくは気の次元での共振のような気もしていて、私が言っているオームの共振はもっとメンタル的なものです。
ですので実際に音に出す必要はなく、心の中のオームで共振させます。
実際の音の場合は一応は共振はしているのですけど、(ものにもよるのかもしれませんけど)どこか「発散」してしまうような気がしますけど、自分の心の中で唱えるオームの場合は細かく振動して共振して、(やりようによっては発散しないこともないですけど)中心に深く入ってゆくような効果があります。
瞑想の基本は眉間への集中ですけど、ヨーガではその時にオームを唱える、ということをよく行います。自分のマントラを持っている人がいればオームの代わりにそのマントラを唱えたりしますけど、今回の場合は単なるオームのお話です。
そのオームを眉間だけでなく、他のチャクラに対しても意識を合わせながら唱えてみます。
すると、チャクラごとに共振する周波数が違っていて、下のムーラダーラに近づくほど低い振動数、上のサハスララに近づくほど高い振動数であることが感じ取れます。
振動はとても微細なところですので自分でやってみて感覚を掴むしかないのですけど、効果としては、共振すればするほど早く静寂の境地に達するように思います。
瞑想の時間は特に決まっていないのですけど、単に眉間に集中するのは基本ではありますけどこうしてチャクラごとにオームを唱えてあげると効果が上がるように思います。
同様のテクニックは各流派でも教えられていて、例えばクリヤヨーガのテクニックの1つとして、この場合は呼吸と合わせたりしますけど、各チャクラを活性化させる手順があったりします。
流派によってはチャクラの活性化は自宅で行わずに静かな場所、アシュラムのような場所で行うべきと教えているところもあって、それはそれで人によっては適切なお話かと思います。ですから、これは誰しもが行うべきとは思わなくて、試したければ試しても良いですけど、この種のお話は適切に行わないとうまくいかなかったり逆効果になったりしますから、できれば適切な師匠を近くに見つけて教えてもらう方がいいかとは思います。