ヨーガのプラーナによる健康

2022-01-08 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

ヨーガでは人体エネルギーのことをプラーナと言い、プラーナを増やすことで健康になる、と言います。3つのグナという概念が持ち出され、純粋なものであるサットヴァなものを積極的に取ることによりプラーナを増やして健康になる、とされています。

3つのうち他の2つはタマスとラジャスで、タマスは愚鈍なものでありプラーナを減らし、ラジャスもプラーナを消費するものとして説明されています。タマスは固くて動きが鈍いものであり、ラジャスは活動的、そしてサットヴァが純粋なものとされています。

食べ物、あるいは、人、物、全てがこれら3つのグナの分類にて説明でき、人生において関わる物事にサットヴァを増やして健康になることが推奨されます。

さて、これらプラーナのお話は割と人体に近いところのエネルギーの話であり、いわゆる「気」などと言われるものと似通っています。

人体の体の周囲に漂っているオーラ、そのオーラのことをプラーナと言うこともできます。

実際にはオーラというともっと多層なものもあるのですけど、一応は、プラーナをオーラと言うことは間違いではなく、一般的にはそのようにプラーナとはオーラのことであると理解しておいて良いと思います。

そのように、プラーナは「気」であり「オーラ」であり、それはエネルギーであるのですけど、そのプラーナによって健康を保つことができます。

これらはクンダリーニのようによりスピリチュアルなエネルギーと比べるとより人体に近いところに存在するエネルギーで、食物や、物質などに強く紐付いたエネルギーであると言えます。