ハートでただ「ありがたい」と思う瞑想

2022-01-11 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

最近はハートにてハイヤーセルフを感じているわけですけれども、瞑想において、眉間に集中するのが瞑想の基本ではあるのですけどハートに意識を合わせる瞑想というのもあって、最近は割とハートに意識を置く方がしっくりきます。

そうしてハートに意識を合わせていると胸が厚みを帯びてくる感じになって、その意識が体全体を満たするようになって、例えば腕などの所々にまだオーラが行き渡っていない状態から行き渡った状態へと変化してきます。

そのように、ハートを意識して瞑想をしていると、ハートの意識が広がってきて、ただただ「ありがたい、ありがたい」、という気持ちになります。

「ああ、ありがたい。ありがたい」

それを何度となく繰り返します。それで十分なわけです。

これは、特にそのように有り難がろうとかそういう瞑想があるとか、そのように形から入ったものではなく、ただ単に、ハートのアナハタに存在しているハイヤーセルフを意識しながら瞑想をしていたら、次第に、自然とそのような気持ちが湧き上がってきたのです。

これは割と再現性があって、瞑想をしていなくてもある程度そのような気持ちになっていますし、瞑想で座った状態になるとよりそのような気持ちに自然になってゆきます。

その感謝の対象は色々で、例えば、私の過去生からの繋がりで私とずっと一緒にいる大勢の過去生の妻たちの心遣いに特に感謝したり、或いは、細かな身近な出来事に対して感謝したり、或いは、特に対象もなく、ただただ「ありがたい」という言葉が自然に出てくるのです。

かと言って生活の中で100%ずっとそのような気持ちのまま生きられるわけでもありませんけど割とその気持ちを忘れずに生きられる状態が続いて、そしてその気持ちが若干薄くなるとは言っても完全になくなるわけではなくて基本的には継続していて、そしてまた瞑想をして「ありがたい、ありがたい」という気持ちを強く思い出すわけです。

こういう気持ちって、普通の人生ではおそらく一生に何回かあれば良い方で、 そういう気持ちにならずに生きている場合の方が多い気も致しますけど、この状態というのはたまたまではなくて継続性があって再現性があって、座ってハイヤーセルフに満たされればすぐに「ありがたい」「ありがたい」「ありがたい」という気持ちになれるのです。

それに応じて多少の想像が湧き上がる時もありますけど、基本的には何も理由なく何も想像もなく、ただただ「ありがたい」というだけの気持ちなのです。

こういうお話をすると、そのありがたいという気持ちに理由はあるのかとか意味付けを探す人がいますけど、思うに、意味付けは特になくて、ただ単にありがたい、というだけのお話のように思います。

こういうお話を世間で聞くのは道徳や宗教でそういう機会が多い気が致しますけど、そのような時には「〜だから(〜という理由で)、ありがたい」みたいに条件付けがされていることがほとんどな気がして、それは聞く側にわかりやすいということはあるのでしょうけど、実際のところ、この状態の場合、特に理由がなくて、ただ単に「ありがたい」というだけなわけです。

ですけど、おそらくは話をする側としては色々と長く話をする必要がありますし聞く側に一応の理解をしてもらわなければなりませんし、或いは子供に言い聞かせるには一応の物語にした方が記憶に残りますから理由とか物語風にすることもあるのでしょうけど、実際には、この種の「ありがたい」というお話は、特に理由がないのです。

理由がない、とかいうと、じゃあ、宗教みたいに盲目的に信じることなのか、というとそうではなくて、理由がなくてただ単にありがたいだけですので、それは信じるとか盲目的とかは関係がなくて、信じる必要はなくて、盲目的になる必要もなくて、文字通り、ただ単に「ありがたい」というだけなのです。

それを瞑想と言えばそうですけど瞑想というほどかしこまったものでもなくて、単純に、ただただ「ありがたい」「ありがたい」と感じるだけのお話なのです。

これは、何がしかの「対象」もないお話です。

宗教ですと仏像とか神様など何がしかの対象に対して「ありがたさ」を感じることがあるかもしれませんけど、私の言っているのは、そのような対象なしに、ただただ胸の奥の厚さと暖かさを感じて、特に対象もなく、とは言いましても一応はハートという対象はあるにはありますけどそれは自分のハートで、他人のハートでもなくて神様のハートでもなくて自分のハートだけが対象になっていて、とは言いましてもハートですから対象はあってないようなもので、いわば対象なしに、ただただ感謝の気持ちで「ありがたい」「ありがたい」と思うだけのお話なのです。感謝とかそのようなかしこまった言い方ではなく、単に、とても単純に「ああ、ありがたい」と思うだけのお話なのです。

瞑想をしてすぐにそうならない時もありますけど、まずは眉間に集中する普通の瞑想をしたりクンダリーニをサハスララに満たしたりハイヤーセルフを身体中に満たしたりしているとクンダリーニのアナハタのオーラが充実してきて感謝の気持ちに満たされるようになります。