誰に対してというわけでもなく、強いていえば地域、今住んでいる都市に対して感謝をする瞑想をします。
まずは自分自身に対して。そして、何か思い入れのある人に対して感謝をします。例えば妻とか、母とか、お世話になった人に感謝をします。
この感謝の気持ちというのはエネルギーの上昇を引き起こします。
瞑想をする上で基本は座って眉間に集中してオームあるいは個人のマントラを唱えるという手法はありますけど、それの代わりに何かを思い描いて、あるいは、特に思い描かなくても胸のハートなどを意識しながら「ありがとうございます」と感謝を伝えます。
言葉は自分がしっくりくるものを選べばよくて、「ありがたい」とか「感謝」とか「ありがとうございます」とか、自然に湧き上がってくる言葉を使えば良いと思います。
ただ、私のガイドが示唆してくれたことによると、まだそれほど自分の感情が浄化し切れていない状態の時はこのような一般的な言葉を使ってしまうとトラウマとそのような一般的な言葉とがイメージで結びついてしまい、必ずしもそうなるとは限らないようなのですけど、そのように結びついてしまうと一般的な感謝の言葉を聞くとトラウマを想起してしまうような状態になりますので、瞑想を始めてまだ日が浅い場合は一般的な感謝の言葉ではなくオームとか誰かから教えてもらった自分のマントラを使うのが良いようです。
ただ、そうは言いましても日本の場合は習慣として日常生活やビジネスにおいて感謝の気持ちを伝えるということが一般的になっていて、そのような日常生活を送っているだけでも割とこのような瞑想と同じ効果が出てくるとのことです。
そのように、日本の文化というものは本来はもの凄い効果を持っていて、日本の文化圏で生きていて日本の商文化でビジネスや商売をしているだけで精神が浄化されて悟りへと近づくという素地があるようです。
瞑想においては座ってあぐらをかいて目を瞑ってマントラの代わりに感謝の言葉を心の中で思い浮かべるわけですけれども、マントラを唱えるだけでも身体中にエネルギーが沸き起こってくるのですけど、感謝の言葉を唱えるとマントラ以上にエネルギーが身体中に満たされてくるのを感じます。
上記のように一般的な感謝の言葉とトラウマが結びついてしまう危険性はありますけど、そこまでトラウマがない一般の人の場合は特に気にせずに直接的に感謝の気持ちを伝えるだけでいいようにも思います。
そうなれば、いわゆる顕教の言っている一般的な道徳で悟ることができるというお話もあながち間違いではなくて、ただ感謝を伝えているだけで悟ることができるというのもあるのかな、と思います。
個人的にはそれだけでなく密教やそれ以外の道(ヴェーダンタやゾクチェン、神智学、スピリチュアル)なども有用だとは思いますけど、いろいろな道がありますから、道徳的な生活と感謝で悟るという人も大勢いるように思います。
身近なお話で例を言いますと、特に修行とかをしていなくても、(結婚した女性の)妻が満たされていて毎日を感謝の気持ちで暮らしているとやがては悟る、ということは割とあるように思います。女性の場合、まず男性に愛されることで満たされて、何度も夜の生活でスワディスタナ・チャクラなどが活性化され、やがてはマニプラ・チャクラが目覚めて「情」に満たされ、そうしているうちに日常生活の「感謝」を通じてアナハタ・チャクラに至り、悟りに近づく、と言う道を辿るように思います。
これは私とあの世の霊界で一緒にずっとコミュニティを作って生活している人たちを観察してもそう思えて、私の過去生の妻あるいは仲の良かった友人あるいは近所の仲の良かった人などで構成されているコミュニティがあるのですけど、私の過去生の妻が、最初は割と普通の可愛い女らしい女性だったのですけど、次第にオーラに満ち溢れるようになって何かを悟った感じになってあの世で至福の微笑ましい表情を浮かべながら生活(というほど動きはないのですけど)している、ということがあります。
他の女性も、これまた別の人生での私の妻だった人ですけど、生きているうちに既に満たされて微笑ましかったわけですけれども、あの世のコミュニティで皆が笑顔で微笑ましく暮らしていたらもうそれで満足で幸せだと思うようになって、次第に悟りに明らかに近づいている、と思えるような人(過去生の妻の一人)もいます。
あるいは、もともと貴族の通い婚の時代(平安時代かな)に仲良くなった女性たちは元々そのように微笑ましくて十分に満たされていて最初から何も不満も知らずにずっと満たされていて嫉妬もなく皮肉とかいうこともなく全てがポジティブで笑い方も「おほほほほ」という感じで至福に包まれています。そのように、特に修行していなくても満たされるだけで悟ることができるのかなと思います。
元々悟っているかのような至福の女性がいる一方で、割と最近では一般的な元気な女性もコミュニティにはいたりします。そのように、割と昔の時代の平穏な時代の静かな女性と、割と最近の元気な女性とが入り混じっていて、割と最近はみんなが一緒になって楽しく笑い合って暮らしているような状況で、とても微笑ましいです。そのようなコミュニティで、特に修行をするわけでもないですけれども、笑顔で暮らしているだけで次第に悟りに近づいている人が増えていっているように思います。
それはそれとして、修行する道、と言うのもあるとは思いますけど、修行というのは割と男性のもので、女性の場合はそれほど修行とかしなくても「感謝」をしながら日本で道徳的に普通に生きているだけで割と悟れるようにも思います。
もちろん男性も感謝による悟りの道というものがあって、基本は男女共に変わりがないように思いますけど、人や環境によってやりやすさ、というのはあると思います。