サハスララにオーラを集めるには眉間に集中する瞑想をすればよくて、そうなれば静寂の境地に至るわけですけれども、割と、サハスララのところで止まっていてその上が壁になっているかのような感覚が少し前にはよくしておりました。
それは、感覚的には清浄になり切らない静寂の境地のような感じで、ほとんど静寂なものの、何か足りない、という気がしておりました。
その頃は、サハスララにオーラが満ちたり満ちていなかったり、日によって割とまちまちで、瞑想をして眉間に集中をすると不意にサハスララにオーラが満ちて静寂の境地に至る、というような瞑想をしていたように思います。
今は割と簡単にオーラが上がるのですけれども、それでも、時折、サハスララの上に壁があるかのような感覚になる時があります。
以前は、その状態になるとそれ以上はなかなか進まなくて、壁がある日もあればない日もあって、その違いは何だろうかと思っておりました。
その頃は、そのように壁がある日にはオームや何かのマントラを唱えてみたりもしましたけど、効果がある時もあればない日もあって、特に決定打となる方法はなかったように思います。
最近は、ありがとうございます、と、ただ感謝を伝える瞑想をするようになって、それでふと気がついたのですけど、この、サハスララの上にある壁は、感謝をするとあっという間に超えていけるようなのです。
ふと瞑想をしたら、昔のように壁を少し感じることが珍しくたまたまあって、そういえば最近はこういう感覚がなかったな、と思いつつも最近しているように感謝を心の中で「ありがとうございます」と、誰となしに自分を中心とした空間に対して言ってみたところ、特にサハスララのこのことが目的ではなかったのですけど、その感謝の言葉がこの「壁」に特に有効で、ふと、まるで壁などなかったかのようにオーラが すーーー っと頭の周囲に対して広がってゆくのを感じました。壁もすぐに拡散して、壁などなかったかのようです。
感謝の効果は、このようなところにもあるのですね。
マントラはオームとか他にも色々とありますけど、何気に「ありがとうございます」という言葉がかなり強力で、それはマントラの代わりになるのではないかという気が最近してきました。