静寂の境地が基礎となって愛と感謝の感謝をするわけですが、トラウマを引き抜いた後のその瞑想はより安定するように思います。
瞑想をする上で妨げになる体の中の揺らぎが更になくなって、瞑想の基礎となる静寂の境地が更に安定し、それ故に、愛を感じる瞑想、感謝だけをする瞑想の厚みが増してゆくように思います。
やっているのは、かなり単純なことです。座ってあぐらをかいて、手は前の方で組んでただ「ありがとう」「ありがたい」「ありがとうございます」みたいに、自然な言葉を選んで何度も心の中で繰り返すだけのことです。そうすると胸の奥の愛のオーラが湧き出てきてオーラの層が厚くなって深みと明るさを感じるようになってゆきます。
オームなどのマントラを唱えるのも有効で、オームを唱えると同様にオーラの感覚が深まってゆきます。
オームのマントラも効きますし、「ありがとうございます」という普通の感謝の言葉もよく効きます。
そうこうするうちに、体の各所にもオーラが満たされ、例えば腕などの箇所において緊張が解けてゆきます。緊張が解けると同時に、その部分に感覚がより行き渡るようになり、微細な感覚をより細かく感知できるようになります。動きなどに関してもより機敏になります(とは言っても、ほんのちょっとの差ですが)。
元々の静寂の境地はそれとしてあるのですけど、瞑想をすることで静寂が深まり、より安定し、知覚が機微を感じられるようになります。
瞑想やヨーガでクンダリーニとか色々ありますけど、ここに来るとそういうことは割と些細なこと・・・ というと語弊がありますけど、大切なのには変わりがないのですけどもはや興味の本筋からは離れつつあって、それよりも、本質は「愛のみ」であることが直接的に、より確実に、当然のこととして理解できるようになるわけです。
食事の健康だとかヨーガでいうところのプラーナ(生命エネルギー)の活性化、それに根本エネルギーとしてのクンダリーニは瞑想や静寂の境地への基礎として重要なわけで、その重要性は変わらないのですけど、興味の本筋としては「愛のみ」になるわけです。
瞑想で何が大切か? というお話もあるにはあるのですけど、瞑想に限らず、この世の全てにおいて「愛のみ」であることがはっきりと知覚できるわけです。