当たり前すぎて言う必要もないことかと思っていたのですけど、意外に、この辺りのことを理解していない人が多くて、一応、書いておきます。
最終目標としては自己の利益を最優先に考えているグループがあって、その種の人たちの手段として、精神的なことを馬鹿にするというマーケティング手法が取られているわけです。目的としては自己の利益ということですけど、そこには安全保障も含まれていて、それらの黒幕はそれほど精神性が高くありませんので精神性が高い人たちに対して恐怖を感じていて、自分達にとって未知で恐怖を感じる精神性の高い人たちを排除したいというモチベーションが自然に働くわけです。それに加えて、お金という具体的な利益を最大化させるという目的も合わさって精神的なことを馬鹿にするというマーケティングが世界中で行われています。
マーケティングというと物を売るお話が普通で、マーケティングの直近の目標としては「物を売る」というところですけど、実際のところ、その種の人たちの最終目標はそこで終わらなくて「安全保障」のために「他人を奴隷にする」というところが根本のモチベーションになっていて、その両者共、どちらであってもその目的を達成するには精神的なことを考えさせないようにして物欲まみれにするのが近道なわけです。精神性の高いお話はそもそも黒幕の精神性のレベルでは理解できませんから、自分達が理解できる物欲のレベルにまで世界を落とすことでコントロールしやすくしているわけです。手法として色々とこの種の神秘の知識をそれら黒幕は持っているものの、それはあくまでもコントロールするための知識としての精神的な知識であって、本人たちの精神性がほとんどの場合は高くはないのが現状であります。そのため、大衆の精神性を抑えつけて物欲に集中させるために精神的なことを馬鹿にするというマインドコントロールが「マーケティング」という形で、「馬鹿にすることがあたかも当然」であるかのようにマスコミを通じて宣伝されているわけです。
最終的に奴隷にならないにしても、物欲によってコントロールされやすい人が増えれば大衆をコントロールして利益を最大化できるわけで、程度の差はあれど、そのマーケティングで多少の効果は必ずあるわけで、この種のマーケティングは黒幕にとって損なことは一つもないわけです。そのために、人の精神性を崩壊させて精神的なことをそもそも考えさせないようにすることが目的化され、精神的なことを考えさせないようにするために精神的なことを考えること自体が愚かなことだということを刷り込むということが手法・方針として選ばれ、よって、その方針に従って、マスコミが主体となってそこら中で精神的なことを馬鹿にする宣伝が行われた結果、それが世界中に蔓延して、精神的なことを馬鹿にするのが当然だと主張するマスコミの声を何度も何度も聞いて影響された大衆があまり考えることなしにマスコミの言っていることを鵜呑みにし、大衆がそのまま真似して他人に対して精神的なことを馬鹿にする光景をそこら中で見ることができるようになってしまっているわけです。
割と今は最終段階で、最初は少しずつマスコミが馬鹿にしていたものが大衆に既に浸透していて、それゆえに、大衆からすれば精神的なものを馬鹿にしても構わないという刷り込みが既に深くされてしまっている状況なわけです。ある意味、末期症状とも言えます。
これらはつまるところ、マーケティングの手法と同じでもあるわけです。マーケティングは何かのための環境作りのことで、それ自体で直接何かを売るわけではないですけど、何某かの行動をするのが当然という環境を作るのがマーケティングですので、普通の販売マーケットにおけるマーケティングですと「特定の種類の物を買うのが当然」という環境を作って自然にその商品の購買に導くことがマーケティングという手法として用いられているわけですけれども、この場合、必ずしも購買が目的ではなくて目的は他人を奴隷にしたり、あるいは、そもそも購買欲を高めるために物欲を増やすという根本的なところでマーケティングがされていますから、この種の根本マーケティングとしては幅広い効果を目的としていて、「物欲にまみれて多くの物を買うのが当然」「高いブランド物を買おうとするのが当然」「お金持ちになって高価な家や物を買うのが当然」みたいな、割と幅広いところで物欲を喚起させるために精神的な事項を否定するというマーケティング手法が取られているわけです。そもそも物欲という根本の衝動がなければ購買というのは発生しませんから、まず最初に、精神的なものから目を離して物質的なものへと視点を移動させるところからマーケティングは開始しているわけです。
最終目標が「他人を奴隷にすること」だとして、その中間目標が「物欲まみれで何でも欲しいと思って購買欲が強い人を増やすこと」なわけです。表面上見えているのはこれらの通常マーケティングにおける物欲のお話ではありますけど、そもそも精神的なことを考えないようになれば人の精神は崩壊し、奴隷的な人間になってゆきますので、短期的にはマーケットで潤い、長期的には奴隷が増えることで黒幕の目的は達成できるわけです。
それら中長期の目標を達成するための基本的な方針として「精神的なことを考えさせないようにする」という長期ビジョンが設定され、そのビジョンに基づいて、具体的なアクションとしては、他人を物質的な次元に押し留めるために精神的なことを馬鹿にするマーケティングが行われているわけです。
最初こそ黒幕が動いていたものの、今は無知な人々がマスコミを真似して二次三次のモノマネで同様のことを広めている段階のように思われます。ですので、今、世間で同様の行動を取っている人を探ってみてもその裏には何も出てこないことがほとんどのように思います。なかなかにうまくやったものです。一度広まってしまえば、後は自分の手を汚さなくても勝手に無知な人々が主張を広めてくれるわけです。一旦広まったものはなかなか収拾しませんから、この風潮は、少なくとも世代が入れ替わるまでしばらく続くと思います。今の若い世代はマスコミなどあまり見ませんからマスコミを使って誘導しようとする黒幕の影響を軽減することができていて、よって、少なくとも1世代入れ替わることで少しは収まってゆくように思います。
この種のお話に無頓着で、精神的なことを馬鹿にしても良い、馬鹿にして当然だ、という人が未だに世間には大勢いて、私はそういった人たちをどうこうしようとは全く思わなくて、他人を変えようとも思わなくて、人は自由意志がありますので好きにすればいいと思っていて、そもそも住む世界が違うので好きにしてくれればいいわけですけど、意外にこれらのことをわかっていない人が多いのだなあ、と、ふと思った次第です。