必ずしもいつも完全にできているわけではないですけど、特に意識をしなくても心の中あるいは各所の意識が周囲まで広がっていて周囲を認識してます。それは、意識それ自体が広がっているという言い方もできますし、心の中の意識が周囲を意識あるいは認識しているということもできるように思います。
体の各所でそれぞれ感じ方が違っていて、丹田のあたりの意識は周囲を鈍く認識していて、胸のアナハタ(ハート・チャクラ)は周囲というよりも自身の内側に広がっていて、眉間のアジナ(サードアイ・チャクラ)は自分の顕在意識と結びついて周囲を意図したときにきちんと認識されるように思います。
丹田のソーラプレクサス(マニプラ)では周囲を無意識で意識していて、顕在意識を働かせなくても周囲を認識しているように思います。それは無意識ですから自動的な働きで、顕在意識が他のことをしていても周囲を認識しておりますので、それは警戒に使えるように思います。自分が顕在意識で意識していないと周囲のことがわからないのは不便で、その点、マニプラの力はそれよりも無意識で働くものですので、周囲を常に意識していて、何かあればピンと感じさせてくれるように思います。
それに加えてサハスララからの直感というものもありますし、あるいは、アジナでの周囲の感知、というものもあります。
それぞれの各所を使って周囲にレーダーを張り巡らせているわけです。全方位型で薄く満遍なく認識しているマニプラや、指向性で顕在意識と共に対象を観察するアジナ、時空を超えてハイヤーセルフやその他の知的存在あるいはガイドからの指示を降ろしてくれるサハスララがあるわけです。
この種の意識を巡らせた状態は少し前までは維持する時間がかなり短かったのですけど、今は、観察それ自体は少し前とは変わらないと言えばそうなのですけど、安定度がアップしたことと、観察状態でいられる時間が抜群に伸びました。
私の過去世の記憶を辿ってみると、これはまだ基本の状態でしかなくて、その過去生においては、この基本形に加えて10秒くらい先までに何が起こるかをいつも見ることで事故を防ぐ、というくらいのところまでやっておりましたので、状態としてはまだ基本でしかないわけです。
この状態の先に「意識が時空を越える」というところがあることを過去生の記憶と共にはっきりと道のりが出てきましたので、もうちょっとと言えばそうですけどまだ先があるな、というようにも思います。
分かりやすい例で言うとハンター・ハンターという漫画の「円」ですね。別に戦いをするわけではないですけどそこら中に変な想念やトラウマあるいは変な意識体が「ぷかぷか」と浮いて漂っていたり網を張ったりしていますから、注意するに越したことはないです。自分の波動が上がれば基本的には影響されないですけど、時折、厄介なのがいたりしますしね。