感謝の方が抜群に瞑想の効果が高くて、眉間などへの集中瞑想で数時間とか分けて少しずつ瞑想して何日とかして現れる効果とかマントラの瞑想をして現れる効果より、感謝をする方が遥かに効果が高かったりします。具体的には、とても単純に、座った瞑想で「ありがとう」を繰り返すだけです。
ですけど、それなりに自分の浄化が進んでいればいいですけど、まだそれほどでもない場合、それほど長く続けて感謝を言えなかったりします。
感謝の効果が高すぎて、感謝を一回するごとに体の各所が反応してウズウズとしたり、体に溜まっていた悪いものが噴き出てきて気持ち悪くなってきたりします。でも、それを乗り越えれば清々しい気持ちになるのですけど、そうは言いましても、溜まっている悪いものが多い場合は、なかなかそこまで辿り着けなかったりします。時間がかかるわけですね。
座った瞑想ではない場合はそこまでの効果が出なかったりして、普通に生活している中で上の空で感謝したりしますと単なる感謝の言葉だったりしますけど、座った状態で体の中、特にハートを意識して「ありがとう」を唱えると、身体中に張り付いている悪いものが反応して、ジワジワとうずくような感じになって、あまりに悪いものが溜まりすぎている場合は耐えられないほど気持ちが悪くなったりしますけど、それこそが浄化のプロセスなわけです。
ですから、最初から頑張って感謝の瞑想をしても良いですけど、本当にしっかりと感謝をしようとすると効果が高すぎて悪いものが出過ぎて逆に苦しかったりしますので、そこまで集中しすぎずに、苦しくならない程度に感謝をしてもいいかもしれません。あるいは、苦しいと言うことはなくてもそこまでしっくりときていない場合、まだピンときていないと言うことであれば、これもまた、感謝の瞑想はまだそこまでしなくてもいいかもしれません。
そのように、感謝の瞑想をすると効果が出過ぎるかあるいはまだ効果がそれほど出ていない場合は単なる集中瞑想あるいはマントラ瞑想の方が向いていて、瞑想の基本である眉間に集中するとか、マントラを唱える集中瞑想をすればいいわけです。それでも地道に効果が現れてきます。
そうして静寂の境地になり、やがてハイヤーセルフの意識が現れてくる頃になると感謝の瞑想が特に効果が出るようになって、その段階に達したとしても日常生活において時には雑多な苦しいものや汚れたものをつけてしまうこともあるのですけど、そうなると、集中瞑想をして時間をかけて浄化してもいいのですけど、それよりは、もう単純に「ありがとう」を繰り返す方が浄化の効果が高いように思うのです。