ゾーンの歓喜という基礎を徹底する

2022-12-02 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

スピリチュアルで瞑想が上達したいだとかサマーディ(三昧)だとか神秘体験とか色々と言われていますけど、仕事あるいは趣味、またはスポーツなどでゾーンに入るまで徹底して集中して歓喜に入ることが基礎になるのであって、基礎故に当たり前にそのゾーンあるいはそれを超えた境地になって初めて瞑想だとかサマーディというお話が出てくるのであって、ゾーンの歓喜にすら入ったことがない、あるいは、たまにしか入ったことがない、というくらいの段階ですと、ただ単にそれっぽいことをしているだけなのです。

スピリチュアルとかどうこういう前に、仕事あるいは趣味でも良いですけど、またはスポーツなどを徹底して行なってゾーンの歓喜に入れるくらいにまで極める、あるいは、上達の良し悪しは向き不向きがありますけど少なくとも自分がゾーンの歓喜に入れるくらいにまで集中力を高めるくらいになってようやくスピリチュアルの入り口なのです。

ですから、スピリチュアルを本当に極めたいと思うのであれば日常生活をまず極める必要があって、極めると言っても完璧にしろとかそういうことではなくて、要は、仕事なり趣味なり、自分がこれと思ったことを一生懸命やる、ということです。

それは必ずしもスピリチュアルのことではなくても構いませんし、たまたまスピリチュアルの修行であっても構わないのですけど、基本は、なんでも良いのです。

ある程度の状態に達するまでは、日々の仕事に関連したことの方が時間が取りやすいでしょうから、学生ならば勉強やスポーツ、働いているのならば仕事を通じて集中をしてゾーンの歓喜に入れば良いのです。

それは世俗的なことであったとしてもスピリチュアルの基礎になるのです。

スピリチュアルで手っ取り早く現世利益を求めるとか、楽になりたいとか、そういうお話は大体は眉唾でまやかしで、そういうことも確かにあるにはありますけど、あるとしても、この基本のゾーンの歓喜に至った後のお話です。

他人に頼るということはトレード(取引)のお話になって、この世もあの世もトレードで成り立っていますので怪しい霊と取引をして現世利益を取り出す人もいますけどそういうのは昔話や言い伝えでも言われているように最終的に自分が酷い目に遭うことが実際多いので辞めた方がいいと思いますし、自分で自分の人生を切り開いていくのならば道はほとんど一つしかなくて、それはつまりゾーンの歓喜を超えてきちんと自分の目を切り開くことなわけです。

こういうことを言うとスピリチュアルで手っ取り早く現世利益が欲しかった人が幻滅したりしますけど、そう言う人は早いうちに幻滅しておいた方がいいと思います。基礎ができていないと成長しないのが現実です。スピリチュアルだって変わらなくて、現世の普通の生活においてゾーンの歓喜に至るまで仕事などを頑張ることも立派な修行の一貫なわけです。