ヨーガでいうナディ、エネルギーのルートが通って、特に胸やお腹のあたりが風通しが良くてスースーする感じが致します。今までもエネルギーに満ちていたといえばそうなのですけど、おそらく今までは眉間からこのルートのエネルギーがそこまで通っていなくて、今は軽やかな風が眉間から喉を通ってお腹の方にまで吹いている感じが致します。
これは古典的な「チャクラ(C・W・ルードビーター著)」における図ですが、この図ですと眉間から出ている線はまっすぐ後頭部の方に向かっていますけど、この線を下寄りにして、眉間から喉のヴィシュッダの方に斜めに伸ばすと私の感覚に似ています。
サハスララは割と繊細で、私は最近は強化されてきたとはいえサハスララはそれでもまだ詰まりやすくて、外出して街中に行った時などはその傾向がまだあるにはあるのですけど、この眉間からのルートが最近になって活性化されてからはエネルギー的に安定しやすくなりました。
サハスララだけでもエネルギーは割と十分で安定していたと言えばそうなのですけど、眉間からのエネルギーはそれよりも少しだけ物質界・現象界に近くて、現実への対処という意味ではサハスララより少ししやすい、安定している、と言えるかと思います。これは良し悪しで、サハスララは上の次元への扉と言われているように高次の感覚と繋がるわけですけど、アジナは一応はそれなりに高次では合ってもサハスララよりは物質界に近くてサハスララよりは少しだけ重い波動ですので、その分、安定しているわけです。
その、アジナから入ってくるエネルギーは風のようで、通説ではチャクラと5大元素との対応でいうとアナハタが風とか言われていますけど、確かに、この、アジナから入ってくるエネルギーがアナハタと反応して風のように感じられます。ここに来るまで、アナハタが風の元素と対応とか言われても腑に落ちませんでした。
とは言いましても、アナハタで風が強く感じられる、というくらいで、その同じアジナからの風はマニプラにも当たっていて、マニプラでも風が感じられるわけですけど、マニプラでの感覚は風と言えば風なのですけど少し熱い感じですので通説でマニプラが火の元素と言われているのも納得です。
その同じ風がスワディスタナに当たると「ポタポタ」とした感じになっているので、通説で水の元素に対応しているのも、なるほど、と言った感じです。
ムーラダーラは通説では土の元素に対応していますが、よく耕している適度に湿った心地の良い畑の土のような感覚が致します。これまた通説と一致しています。
▪️スシュムナをしっかり開いてエネルギーを通す
今までは、チャクラの感覚は通説とそれなりに一致してはいたものの、ここまではっきりとは感じられてはおらず、このアジナから繋がる風のようなエネルギーの流れによって各チャクラが活性化され、それによって、日常の普段の生活においても意識の安定感が向上したように思います。グラウンディングが強化されたようです。
外出して、街中を歩く時、頭の中心軸を意識することで、まだ時々詰まりやすい頭の中心部分をきちんと調整してアジナから下半身までエネルギーの風を通してあげます。そうすることで外出していて大勢の雑踏の中を歩いていても他の人のオーラの影響をあまり受けずに行動することができるようになりました。
このルートはまだ詰まりやすくて、特に、首の付け根の上あたり、頭の下の方、喉の奥か喉の少し上、後頭部まで行かないほどの中程が私の場合は詰まりやすくて、頭が少し前気味で若干猫背のような状態になっていると詰まりやすいようで、対処としては頭をしっかりと首に対してまっすぐにしてあげるとエネルギーが通りやすいようです。詰まるとは言っても昔のように完全に詰まるわけではなくて、ホースがねじれていたり少し折れ曲がっていて水を出した時にちょっと水流が弱くなるとか、その程度ではありますが、それでも、感覚としては割と大きな違いになります。肉体的には大体は真っ直ぐであったとしても何か微妙なところで通っていないことがあって、瞑想にてエネルギー的な調整をしていると、ちょっとバキバキ鳴ってからエネルギーがきちんと通り出す、と言うことが最近はよくあります。大体は場所とコツがわかってきましたので、うまくエネルギーが通っていない時は首の付け根の上付近を瞑想で調整してあげると良さそうです。肉体的には細かな違いと言ってはそうなのですけど、その肉体の違いでかなりエネルギー的にも違いがあるわけです。
調子が良い時は頭の前面を眉間から喉のヴィシュッダ、そして胸のアナハタやお腹のマニプラにかけてエネルギーがスーッと通って、それによって、背骨沿いのエネルギールート、ヨーガでいうスシュムナがホースに水が満ちるようにしっかりと大きく圧力が張る感覚があります。頭の中で詰まっていてエネルギーがそこまでそのルートを通っていない時は、この、ホースに圧力がしっかり張っているかのような感覚はほとんどなくて、それでも体はオーラで全体が満ちている状態は常にありますけど、このルートを通って送るエネルギーの圧力として、しっかりと張っている感覚はあまり感じられないわけです。
このことで、スシュムナがきちんと開けてきて、今までも多少はこのルートが使えていたわけですけどしっかりと使えていなくて、このことによってホースに水が満ちるかのようにエネルギーがしっかりとスシュムナを通り始めたような実感があります。とは言いましてもまだ不安定ですので、今後、よりしっかりとエネルギーを常に満ちた状態にする必要があるのかなと思います。
おそらく、プルシャがサハスララから入ってきた時に無理やりこじ開けるようにして入ってきましたので、そのおかげでかなり一時的にスシュムナのルートがサハスララから後頭部と喉のヴィシュッダを通ってアナハタまで通ったのですが、プルシャは基本的に胸の奥の小部屋にいますので頭の後ろのスシュムナのルートはその後はそこまで使われておらず、そうして、しばらく落ち着いていると後頭部が元に戻り始めてエネルギーが詰まり気味になり、やや不調になってきた、という仮説も成り立ちます。そういう側面もあったのかなと思います。
顔の表情もこのエネルギーの満ち具合と関係しているようで、このアジナからスシュムナへのルートが詰まり気味の時は比較的に若干やつれた表情をしていますので、自分で鏡を見るととてもわかりやすいです。
それと、私は昔から右肩から先の右腕が全体的にオーラが(左腕より)弱いのですが、スシュムナのルートが活性化している時は右腕の方にまでオーラが充満していくことを感じますのでスシュムナだけではなく体全体のオーラ強化につながるようです。サハスララだけが開いた時よりサハスララに加えてアジナ経由でスシュムナが活性化している時の方が右腕のオーラがより堅固になるような気が致します。
呼吸をするようにしてアジナおよびその周囲からエネルギー(プラーナ)を取り入れるのですが、私は喉がまだしっかりと開き切っていないためにエネルギー(プラーナ)が喉を通る時に少し細い感覚がして、それを対処するために少し深呼吸気味にしっかりと呼吸をしてあげて喉を開きやすくして、その開いた状態になると今まで詰まり気味でエネルギーが喉の上のあたりに溜まっていたものが下の方に更に勢い良く流れ出し、それを繰り返すことでアジナの周囲からエネルギーを喉を通して胸の方へとエネルギーをしっかりと取り入れてあげるわけです。
喉のヴィシュッダのルートは以前からそれなりに開いていたとはいえ、元々私は喉のヴィシュッダは弱くて、それ故に、いまだに完全に開き切ったとはいえない状況なものの、それなりに開いてはいますので深呼吸などでしっかりと気をつけて開いてあげることでエネルギー(プラーナ)が頭の周囲から喉を通って勢いよく胸やお腹の方へと流れ込むわけです。
これは、瞑想しているときちんとできるのはもちろんですけど、日常生活の普通の時にでも割と常にしてあげることでエネルギーを日常の生活において充実させてあげることができそうです。
それをしていると、同時に、頭の中の各所もバキバキ言って緩みますので、単に喉を通ってエネルギーを取り入れるだけではなく、頭の中の各所もどんどんと緩ませていきます。
外出時、自分を元気に保つためには、サハスララはとても繊細ですけど、この堅固なアジナのルートを開拓することで安定的に外出時に元気を保てるような気が致します。本来はこのルートとサハスララの両方をしっかり開くことでエネルギーが充実するのかなと思いますが、サハスララのルートの前にアジナのルートをしっかり確保した方が良さそうな感じです。
サハスララのルートが開くともっと元気になって更に愛に満ちた状態になるのですけど、アジナのルートだけでも割と十分といえば十分なわけです。そもそも頭の中央が今までは詰まっていてアジナのルートが開拓されていなかったわけで、今思えば、よくもまあ、こんな状態でサハスララを開いてきたと、なかなか自分の状態のかつての不安定さに驚くくらいです。
サハスララは一応は開いてきたとはいえ、予感でいうと、おそらくサハスララがしっかりと完全に開いて上の次元と繋がるのはもう少し先のように思いますので、とりあえずアジナまでしっかり確立するのが先かなという気が致します。
サハスララは一応はちょっとは開いたとはいえ、それ以前を地固めするのが先かなと思います。
▪️サハスララが開き出すと他のチャクラも活性化する
本山博先生のサハスララの体験談には以下のようにあります。
サハスララチャクラが動き始め、目覚めてからというものの、サハスララまでの下位のチャクラが目覚めて生じたあらゆる能力が、しだいに大きくなり、深まってきたように思います。それと同時に、他のチャクラがその目覚めている次元を高め、まだ充分に目覚めていなかったチャクラ、たとえばヴィシュッダ、アナハタなどが、しだいに着実に目覚めてきたようです。サハスララ自体も、その活動と目覚めの次元を高め、深まっていきました。「密教ヨーガ」P211
これは私も実感があって、最初にサハスララに一応の到着をして以降、今度は胸の奥の創造・破壊・維持の神意識と繋がり、その神意識が再度上がってサハスララに到着し、その後、プルシャがサハスララからアナハタに入ってきて、また装いを新たにアジナやスシュムナをしっかりと通した後に、これから再度サハスララに上がる、という、何度も次元を変えてサハスララまで上げる、ということを繰り返しているように思います。
これはサハスララとかチャクラと言うスピリチュアルなお話だけでもなく、単純に、普通に頭がよく動き出したように思います。
思うに、頭の回転が早い、地頭が良い人は元々生まれ持ったものがあって、(もちろん環境や勉強も必要ですが)、最初から上の方までチャクラが動いていてスシュムナもよくエネルギーが通っているので頭の回転が良いのでは、と言う気がしてきました。であれば女性の方が頭が良いと言うのも納得で、男性はスシュムナとか詰まっている人が多いですし、女性は子供を産むためのエネルギーも最初から持っていますが男性は元々持っているエネルギーが少ないので、そのエネルギー量と体の中のエネルギーの通りの良さが頭の活性に直結していて、男性は元々のエネルギーにしてもエネルギーの通りにしても(平均が)女性ほどではないために頭の回転もそこそこの人が多く、女性の方が(比較的)エネルギーに満ちていて頭の回転も良くて頭が良い、勉強もできる、と言うのは、エネルギーを見ればそれは当然なのかなという気が致します。
となれば、生まれながらに頭が悪くても瞑想をしてスシュムナを通して頭を活性化させれば頭が良くなって勉強もできるようになる、と言う仮説も成り立ちます。もちろん程度問題ではありますが、最初に頭が悪くてもそこまで悲観する必要はないとも言えるかもしれません。とは言いましてももちろん私は言うほど頭は良くはありませんけど。