魔境で蘇る、忘れていた、とある女性

2023-04-28 記
トピック:スピリチュアル: 回想録

魔境の時、何故かはわかりませんけど、それほど仲良くもない忘れていた人(女性)が当時の思いとして感情的に湧き上がってくるのです。学生時代に2回ほどしか食事したことがなく、ほとんど忘れていて、合計しても数時間くらいしか話したことがない、そこまで知らない人であるのですけど、何故か、その時の私の良くない態度がフラッシュバックしてきて、まるで思春期の悩みの状態のようなメランコリーな失恋かのような感情が湧き上がってくるのです。実際のところ、その時のことはそこまでのことではないかなと思うのです。当時のことを思い返すと、気は合いましたけど恋愛とまでは発展していませんでしたし、結局それっきりで終わったのです。

現実としてのベースは一致しているのですが、その時に感じた感情が、フラッシュバックで出てくる内容と、実際の現実の(感情面の)記憶とが食い違っているのです。これは、今までかつてあった「現実の出来事に対するトラウマ」とは全く別のもので、「素材」としては当時の現実を使ってはいるものの、そこでフラッシュバックされる感情的な内容は、当時の思いとは食い違っているのです。これは魔境なのではないかと思います。古い物語でよく言われているように、悪魔は人間の頭の中から素材を取り出してそれっぽい物語を見せて誘惑する、と言います。おそらく、悪魔が当時の映像を使ってありもしない記憶らしきものを捏造しているのではないかと思います。悪魔の仕業なのでしょう。

この少し前まではまだ頭の中が開いていなくて、頭の中が開いていない状態では魔境というよりは単なるエネルギー的な不調だったのです。それは単なる不調であり、魔境ではありませんでした。その時点ではまだアジナからスシュムナが通っていなくて、その後、アジナからスシュムナが喉のヴィシュッダとしてアナハタまで伸びると同時に感情的なもの・アストラル的なものが活性化してきて、魔境が見えてきたように思います。