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愛と視線

2023-05-07 記
トピック:スピリチュアル: 回想録

実際のところ、小学校の頃にしても、今にしても、普通に生活しているだけでとても幸せで楽しくで、何気なく笑顔で歩いていて、ふと景色を見てそこに「たまたま」誰かがいたら、私は実際私はその子には気付かず見ていないかあるいは景色の一部としてしか見ていないのにも関わらず、その子が勝手に「私のことを見つめている? 私に微笑みかけている? 私のこと好きなのかしら?」と勘違いしてしまうことが多くて、小学校や中学校ではとても困りました。特に子供は自意識過剰な子も多いようで・・・。実のところ私としてはあまり目の焦点があっていなくて、よく見えていなくて、ただ単に自分が幸せだから笑顔で景色を見ながら暮らしているだけなのに、女の子が勝手に「ああ、私のこと好きなんだー?」と勝手に盛り上がって、私は鈍感ですからしばらくそれに気付かず、しばらくして、女の子からハートマークで見つめられていることにふと気がついて、「あれ? あの子、なんだろ?」と思っていたら、向こうが私を好きになったと言うよりは私が先に見つめたからそれに笑顔で答えている、と言うことに後々になって気がついて、そのように、意図せずして好意を持っているかのような状態で生きていると大勢に対して好意のサインを与えている状態になって、二股みたいな扱いをされることも時々ありました。そのように、女の子から視線が来るような状態になると、どうやらその女の子を片思いで好きらしい見知らぬ男が嫉妬の炎を燃やして遠くから私を睨みつけられていたりする、ということも割とよく起こりました。いや、これは自意識過剰とかではなくて本当のことです。そして、私がよくわからず鈍感で女の子をスルーしていたらいつの間にかその女の子(実のところ、そこまで知らない子も多い)がイライラし始めて、女の子の側としては、女の子の方から好きになったと言うよりは私の視線が原因な訳で、私の気持ちが変わったのかと思うことも多かったようで、私が鈍感でスルーしているうちにいつの間にか険悪な雰囲気になってきたりしました。いやいや、私は良くわかりません・・・。勝手に女の子が自分で盛り上がって勝手に傷ついて勝手にイライラして・・・。よくわからないですけど、ごめんなさい。そのような子と特に仲が良いわけではないので私は困るし、そんな状況を横で見てイラついている片思いの男からはガンつけられたり嫌がらせを受けたり恨まれたりするしで、いいことありませんでした。女の子の方にたまたま目を向ければ「私が好きなのかしら?」と思われるし、男の方を見れば「何だこいつ、ホモなんじゃないか」と勝手に思われたりするような状況でした。据え膳食わぬは男の恥なんて言いますけど、積極的になっている風に見える女の子と仲良くしない私を見てホモなんじゃないかと噂を流す人もいたりして迷惑でしたが、今から思えば、それは私の視線が勘違いさせていたり、あるいは、嫉妬のなせる技なわけです。いやいや、小学校の私に一体どんな行動を求めているのでしょうか。小学生なんて何もできないですよね。そのように噂を流したり色々と思い描く人は、想像力が豊かすぎはしないでしょうか。それと、当時は気が付きませんでしたがそのような噂を流す人の一部は本人が男の場合は実はその気のある人だったりして、BLの世界のことなんて当時は知りませんでしたけど、あの種の発言、例えば「君は同性が好きなのですか? 君はホモなのかい?」みたいな微妙な表現はBLではどうやらイベント発生のフラグらしく、遠回しに私をBLに誘っている時もあったのかもしれませんけど私は基本的に鈍感ですから全く気付かずスルーしていて、男の子のピュアな気持ちに全く気付かず、「はあ? 何を言ってるんだろ?」と思うばかりで、時に男の同級生が悲しそうな表情をしていたのが当時の私には意味不明で理解できなかったのですけど、ひょっとしたらBLだったのかもしれません。気付いてあげられず申し訳ありませんでした。女の子のピュアな気持ちに鈍感で、男の子のこれまたピュアな気持ちにも全く気が付かず鈍感で、当時はこれまた申し訳なかったと思います。私はただ単にいつも笑顔で楽しく幸せな気持ちで生活していただけなのです。 最近、改めて小学校の頃のような愛を思い出したのですが、その小学校の頃のように、何がなくても普通に幸せで景色を見ても見なくても目の焦点が合っていても合っていなくても全ての存在・空間に対して笑顔になります。そのように、特に理由なくいつも笑顔でいると、日常生活で普通に話しかけた人に、この年になっても今更ながら昔のようにちょっと勘違いされることが多くなった気が致します。私は普通に笑顔で生活しているだけなのですが勘違いされてしまうことがあり、表情の作り方に困ってしまいます。また昔のように誰かを嫉妬や怒りの状態にしてしまわないように気を付ける必要がありそうですけど、そうは言いましてもさすがにこの年でそこまで心配はないと思うのですが、一応気をつけようと思っています。例えば、つい先日はハイキングに行った時に話しかけてきた同年代の見知らぬ女性がどこか恥ずかしげにしていて、もちろん、それ以上のことは何もなかったわけですけど、ピュアな気持ちは何歳になってもあるのだと思います。



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