私は高校時代に経済産業省が実施しているIT資格である「第二種情報処理技術者試験」(通称「2種」)というものを取りました。今は名前が変わって基本情報技術者試験が相当しますけど、これを高校3年次の春に取得し、同じ頃にどこかがやっている情報処理検定試験の1級も取得しました。それでも数学の先生は私のことを認めずに小馬鹿にしながら「どうせギリギリだろ」とか言って、私が資格に合格したことを納得しようとしませんでした。大人にしてみれば2種(=今の「基本」)はそこまで難しいものではないですけど高校時代に取るとするとそれなりにITを勉強しないと取れないのは当たり前で、私の場合はゲームを作るためにBASICという言語やアセンブラという言語を独学で色々と勉強していましたから、流石に設備がないデータベースとかサーバキャパシティを計算する問題は机上だけで勉強するしかなかったですけど、アルゴリズムなど基本的な考え方は自分でゲームを作るときに身につけていましたので、試験の勉強ももちろんして、わからないところは試験の場でなんとか考え抜いて回答して、確かに、そこまで答案の出来に自信はありませんでしたのでギリギリだったというのは自分でもそんな気がしていましたけど、とにかく、合格はしたわけです。こうして資格を取っても周囲の同級生や学校の先生の私への評価は変わらなかったわけですが、と言いますのも、当時はIT技術がまだまだ黎明期で、その資格がどのくらいの難易度なのか理解している先生はほぼいなかったのではないでしょうか。難易度はというと基礎レベルですからプロにしてみれば初歩の内容ではありますけど、それでも、高校生からしてみたらそこそこのレベルなわけです。
他には、(これまた大人にとっては大したことはないですけど)英検の2級(準二級ではなく2級)を高校3年次に取ったのですが、英語の先生にしても私を散々とネチネチと「お前は丸暗記だから理解ができていない」とか授業中に何度も何度も大声で指摘してきていてとにかくストレスだったのですけど、私が英検2級を取ったら英語の先生の生徒に対する評価の順番が狂ってしまって、先生が目をかけていた生徒の英語が優秀だと授業中に誉めていたのにも関わらずその子達がことごとく2級に落ちて準2級止まりで、先生が「お前はダメだ」と面と向かって指摘していた私が2級を受かってしまったものですから英語の先生がバツの悪い感じになってしまい、私を避けるようになりました。こういう場合もあります。
学校の先生にせよ、同級生の一部にせよ、教室や何某かで散々と私を馬鹿にし続けていた人の成績がことごとく私より低くて、一体、これは、どういうことなのだろう、と思ってしまいます。おそらく、頭が悪いから、他人を指摘して他人を馬鹿にしていい気持ちになっているのだろうと思います。そんな、他人を指摘して小馬鹿にしている時間があったらその時間に勉強でもしたら良いのに、と思ってしまいます。
私はというと当初の目的であったITの勉強を心置きなく自宅で熱中することができましたので満足で、シューティングゲームも高校時代に(アセンブラで)2つ作り上げることができて、実のところ、シューティングゲームというのは敵の移動が螺旋状やら直線やら様々な動きを伴うのでその軌跡を計算するために数学の知識も使って、紙にグラフを書いて、数学のグラフとプログラミングを突き合わせて、あーでもない、こうでもない、と、単に数学のグラフを勉強するだけでなく実践的に私がやりたいことをサインとかコサインとかも考えながらプログラミングに落とし込んで行ったのでした。
実のところ、受験勉強はそれほど真面目にしていたわけでもないですけど、私が受かった大学の入試ではそのものズバリ、軌跡のグラフに関する問題が多く出て、考え方がシューティングゲームを作る時のものに似ていましたので割と得意分野で、それなりに回答できていたように思います。他の大学の入試では確率問題とか全然興味ありませんでしたからボロボロで、不安定でしたけど、少なくとも、ゲームを作る関係で勉強した数学の分野は入試でも役立ったのでした。
英語は、どちらにせよ将来に必要と思ってコツコツとやっていましたけど、得意というわけでもありませんでしたが、ぼちぼち入試でも取れたのかなと思います。
私と、私を高校時代に散々馬鹿にしてきた人を見比べる時、結局、客観的な判断基準を頼るのが良いと思うのです。私はIT資格に2つも合格しているし片方は国家資格でもありますし、一方、同級生でパソコンクラブだった人で同様の資格を取った人はいませんでした。英検にしても一応2級を取れて、私を馬鹿にしてきた同級生より英語はできたかと思います。(ただ、英語のスピーキングとヒアリングに関しては確かに女性陣の方がよくできていたかと思います。)大学の入試にしても私をゲラゲラ執拗に馬鹿にしてきた同級生は偏差値45のFランに行きましたので、これまた、私より成績が低かったということになります。
これは、本当に、一体、どういうことなのでしょう、と思ってしまいます。客観的な「資格」とか「試験」の結果をどう見比べても私より頭の悪そうな人から執拗にゲラゲラ笑われて見下されて、結果、どうして私が鬱になってメンタル壊すまで執拗に虐められなければならないのでしょうか。確かに、私も、そこまで学校の勉強はしていなくて、世間を見回すと優秀な人は山ほどいますので私など大して頭が良いとはいえず、大学もそんなに良いところではありませんでしたし、資格を取ったからといって高校生からしたらぼちぼちというだけで一般的には基礎のレベルの資格でしかありませんけど、それでも、明らかに私より程度の低い人からどうしてそこまで馬鹿にされ続けなくてはならないのか、理解に苦しみます。
結局、私を小馬鹿にしてきた人は専門学校に行ったり高卒で就職したりFランだったり・・・。そういう頭の悪い人だからこそ、平然と他人を馬鹿にできるのだと思います。同級生で、(成績とは関係なく)まともな人も大勢いましたので全員がこうだったわけではなく、ごく一部の人のお話でしたが、それでも、そういうキツい嫌らしい性格の人に長らく高校時代に悩まされてきたのでした。
一応、こうなった理由としてはスピリチュアルなものがあるにはありますけど、一般的に、このような虐めを平然として平気という人はメンタルがまともではありませんので、本当に、相手をしない方が良いのです。