他の詐欺師の笑顔の例としては、無農薬野菜を売っている農家があります。全員がそうではなくて一部だと思いたいですが、無農薬農家とか言っておきながら普通にあるいはぼちぼち農薬を使ってそれでも尚、ジョブスと同じようなニコニコな詐欺師の笑顔で無農薬だと言って売っている人が中にはいるわけです。例えば、私が直接、とある即売所で面と向かって「無農薬で⚪︎⚪︎なんて作れるのですね」とか驚いて聞くと「そうですよー」と、詐欺師の笑顔で答えてくれたりしました。私も若い頃はこの種のお話に騙されていましたけど、今では詐欺師の笑顔は見分けがつくのです。ある時、即売会にいた売り子のアルバイトか息子か知らないですけど雑談して無農薬の話題になって、その人は多少ながら罪悪感があったのか、「実は・・・、少し農薬を使っているんです。⚪︎⚪︎とか、農薬使わないと作れないですよ」とか本音を懺悔のように告白してくれたこともあります。それでいて、そこの主人らしき人は上記のようなニコニコ詐欺師の笑顔で無農薬アピールしていました。
はたまた、他の無農薬の農家が言うには「農薬が検出されても、隣が使ってるから仕方がないよね」とか言って知らんぷりです。全ての無農薬農家のモラルがこんなではなくて矜持を持ってやっているところもありますけど、私の見たところ、詐欺師の笑顔で無農薬をやっているところはそれなりにあるように思います。その方が高く売れるでしょうし、現実はそんなものだと思います。
実のところ、私の実家はぼちぼち田舎で隣の家がちょっとした農家なのですけど、そこで一時期、自称無農薬野菜を作っていて、無農薬と言いながら普通に農薬使っていて、面と向かって「無農薬じゃないの?」と質問するとブチギレて「数回くらいいいんだよ!」と逆ギレしてきました。そんなモラルのない無農薬なんてものもあるわけで、あの近所の農家のモラルならそんなこともするでしょう、と思います。
何かの有名な昭和映画の一シーンでも、子供が「あれ。無農薬なのに農薬使ってるんだ」みたいな場面があって、同シーンではお婆さんがニコニコ笑顔で「数回くらい農薬使っても、無農薬なんだよ(!)」と当然の如く子供に答えていたかと思いますが、映画のワンシーンになるくらいですから日本の各地でそういう考えがそれなりにあるのかなと思います。農家からしたら、それが当然、という地方や家はそれなりにあったと思いますし、ここ数十年で無くなったとは思えませんから今もそれなりにあるのだと思います。そうして詐欺師の笑顔でニコニコ、というかニヤニヤして無農薬という名前だけの普通の野菜を高値で売りつけてくるわけです。それを有り難がって食べて、逆に古かったり育ちが悪かったり農薬使っていたり・・・ なんてのは普通にあると思います。 本当の無農薬ですと農薬はついていないかもしれないですけど野菜それ自体が虫に対抗するために耐性菌を作り出すので苦くなって味は落ちますし、やり方によっては、無農薬にするために目的の作物の周囲に虫除けの別の雑草を生やしたりして毒を周囲に生成したりしています。やり方にもよりますが多少は野菜などの中に耐性菌が作られることになって、その耐性菌は自然が作り出したものだから体にいいと言う盲目的な考えがどうやら主流のようで、耐性菌なのだからそんなわけがないのに無農薬というと盲目的に耐性菌も含めて体にいいと信じ込むような風潮が危険だと思いますし、そこには体にいいのか悪いのかというお話がすっぽり抜け落ちていますし、実際のところ、本当にしっかりと江戸時代風に作られた無農薬野菜はしっかりしていて長持ちしますけど今の時代の無農薬野菜は大抵は腐りやすくて、100回のうち99回は健康的かもしれなくても1%の確率で最近汚染された野菜を食べたらお腹壊して食中毒かもしれなくて、野菜に詳しい主婦がしっかりと管理して安定して食事を作ってくれるなら良いですが、そうでなかったり自炊とかでしたら多少の農薬が使われた安全な野菜を安定して食べた方がトータルでは安全だと私は思っています。今の野菜は腐りやすくて無農薬向きではないと思うのです。
ものによっては無農薬の方が美味しくて気に入って買っているものもありますけど、基本、農家の言う無農薬は疑ってかかっています。
昔から「農家は信用できない」みたいなことが時々言われていて、またその逆に「農家は心が広い」みたいなことも言われていますけど、要は、外面が良くて実際はセコくて狡いために多くの人は騙される、ということだと思います。全員がそうだとは言いませんけど、地域によっては1〜2割は狡い農家がいると思います。8割は割と普通な気がします。時々、農家は全員心が広いかのように言う人がいるのは農家の実態を知らない世間知らずが、うまいこと外面の良さに騙されているわけです。もちろん立派な人もいますけどそれは1割以下で、8割は普通に家業を何とかやっているだけ、1〜2割が狡い農家なわけです。私が以前話をしたとある環境活動家はそれなりに影響力がありますが「農家はみんな心が広い」とか言っていて、世間知らずのお花畑だったりしますけど話が拡散されるので皆がそれを信じ込むわけです。
これはあくまでも私の主観の意見であり、私が若い頃に実家の近所の様子を見たり、上京してから即売会のようなところで話をしたり、若い頃に5年ほどNPOやNGOで環境活動のつながりを通じて色々見聞きしたことをトータルして勘案すると、大体はこのようなところかなと思うわけです。
一方で、環境活動で会った活動家が「無農薬農家はだいたいどこも農薬使っているよ(!)」と爆弾発言を数十年前に言っていましたけど、実際はどうなのでしょうかね。今は状況が変わったのでしょうか。JIS認証の無農薬は取るのが厳しいのでかなり信用できると聞いていますけど、自称無農薬のところは実態はよくわかりませんね。Youtubeしたりボランティア受け入れているような自称無農薬農家でも農薬使っていたりしますから、表向きは無農薬でボランティアを集めて労働力にして実際は農薬使う、みたいな実態のところもあるようです。無農薬とうたえば環境活動家が祭り上げてくれてボランティアを呼び寄せることができて無償の労働力にすることができる、ということでやっているのでしょう。本当に、一部の農家はずる賢いです。
そして、そのように狡い人たちに通底するものとして、ジョブスのような詐欺師の笑顔があるわけです。ジョブスのような笑顔で普通の野菜を無農薬と言って売りつけている農家がそれなりにいるわけです。流石に割合まではわかりませんが、意外にぼちぼちいるように思われます。
若い頃は直接面と向かってそのような農家に意見を言ったこともありますが、上記のように逆に私が怒鳴られて「農薬は数回くらい使っていいんだよ(それでも無農薬なんだということらしい)」とか言われて農薬を使うことを正当化されたり、上記のように「隣が使っているしね。だから農薬が検出されることもあるよ(!)水路も繋がっているから農薬も風で流されてきたり水に入っていたりする。」とか、のらりくらりと言い訳されました。
無農薬にすると野菜が自分を守るために耐性菌を自分で作るようになって苦くなったりもしますし、その耐性菌は虫が嫌がるものなのにそれを食べて人間の健康はどうなのか、というところはあまり問われていないように思います。その種の耐性菌は基本的には神経毒で、長い時間食べていると体内に蓄積されます。無農薬推進派の人は「耐性菌(毒)は、食物が自分で作り出すものだから問題ない」とかサラッと意味不明な盲目的な爆弾発言をします。これは何故か色々なところで同じことを何度も何度も聞きますのでおそらくそういうデマを広げた人がいるのでしょうけど、そんなのはただの迷信なわけです。例えばジャガイモの芽には神経毒が含まれていますけど、そういうことを指摘すると「それはそう」とか言うのですけど、発言が一貫していなくて、無農薬にすることで作り出される耐性菌(毒)に無頓着なわけです。それはいわば神経毒であって、私の身近にいたとある無農薬推進でかなり気をつけている人が目が見えなくなってきて障害者認定を受けるくらいまで悪化していましたが、健康に気をつけた挙句に視力を失うなんてことになるくらいなら、普通の農薬を使った食物を食べていた方が遥かに安全かもしれないのです。
きちんとその辺りも調べていないなら無農薬とか言ってもあまり意味ないなと思います。無農薬の人の意見は「そもそも、人間の食べるものは最近は清潔すぎる。少しくらい菌があった方がいいんだ」とかいう、本当か嘘かわからない迷信のようなお話を自信満々にそれっぽく堂々とドヤ顔で言っていたりするのを時々見ましたけど、これも同じようにどこかでデマを広げた人がいるように思います。この種の発言は、要は自分たちの不衛生で不健康な食品を正当化して売ろうといるに過ぎないわけです。ただのマーケット戦略の、販促の都合のいいお話にすぎないわけです。
無農薬がどうこう、と言いつつも、そういう検証・比較をされた人はなかなかいないのではないでしょうか。暦年の主婦がしっかり管理して無農薬野菜の目利きをするならともかく、素人や普通の若い主婦であれば普通に農薬使った食べ物の方が健康的と私は思っています。それは理屈だけでなく、無農薬を売る人の一部が胡散臭い笑顔で詐欺師でありますから余計に無農薬はあまり買いたくないのです。私も一部、良いものは買っていますけど、無農薬だからと言って盲目的に買うことはしないようにしています。
野菜が自分で作る耐性菌にせよ、農薬を使わないことによって細菌感染が爆発するリスクを考えると無農薬は危険が大きい、と言うのが実情だと思います。無農薬の野菜を買うと割とすぐに腐って周囲の野菜も巻き込んで酷い状況になりますし、そもそも無農薬の野菜は普通の野菜に比べますとあまり売れないので収穫してから時間が経ったものも多く、細菌が増えることによる感染リスクが高いと私は思いました。
江戸時代の頃にしっかり作られた有機野菜はそもそも考え方が違っていて、長期保存も可能なほどしっかりとした野菜ができていたようですが、今の有機栽培や無農薬の農法はただ単にそう謳いたいだけの人たちが金儲けのために作っていることが多く、江戸時代の野菜とは比べ物にならない質ということも聞いたこともあります。おそらくは、そういうことなのかなと思います。
そういうことを踏まえると、昔ながらの方法で作られた野菜を普段から食べるのはかなり難しいことを考えれば、普通に農薬を使った野菜を食べる、というのが健康面においても最適で現実的かと思います。
最近の農薬は昔のものより遥かに安全になってきていますので、野菜が自分で勝手に作る耐性菌や細菌感染爆発よりは安全なのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
それもこれも、無農薬推進派の人が盲目的に農薬を嫌ったり、農薬使っているのに無農薬として売っていたり、「食物が自分で作る毒は問題ない」とかいう妄想を言っているから胡散臭く聞こえるのです。
色々と指摘をすると、話をはぐらかして「隣で農薬使っているからねえ」とか、上に書いたようなことでお茶を濁すか、あるいは、全く関係ないのに「種なしの野菜食べてるから種無しになるんだよ」とか意味不明な話(根拠のない全くの迷信かと思います)をし出してゲラゲラ笑って話をずらそうとしたりします。
私が聞きたいのは、農薬を使った場合と無農薬の場合で、本当はどちらが良いのか、というお話なのに、真面目に取り合ってはくれないのです。聞いても、「農家じゃないなら、わからないだろ」みたいに、そもそも話をしようとしない場合もあります。どちらにせよ、農家は、どこか胡散臭いのです。
とは言いましても、全員が詐欺師と言っているわけではなくて、真面目にやっている農家も多々あることは知っています。ただ、それと、農薬どうのこうのとは、実際のところそこまで関連がないように思うのです。真面目にやっているかどうかというお話と、無農薬かどうかというお話は、世間では相関関係があるかのように宣伝されていますが、私の感覚では、おそらく、これらの要素は独立していて、あまり関係がないのです。真面目な農家は真面目だし、不真面目な農家は不真面目で、むしろ不真面目だからこそ農薬を使った野菜を無農薬として売って儲けようとしている場合も多々あるように思うのです。
このようなところで詐欺師を見抜くにも人生経験が必要なわけで、大抵は社交辞令しか交わさず、本当のことを教えてくれる人は少ないと思います。