和尚ラジニーシの本とMLの人脈でスピリチュアルを学ぶ

2023-05-14 記
トピック:スピリチュアル: 回想録

大学生の頃、現在は単にOSHOと称しているインドの宗教家が当時はラジニーシとか和尚とか名乗って活動していました。当時はまだOSHOは存命でしたけど私は実のところ直接的には面識はなくて、ただ単に本を読んでいたり、当時はメーリングリスト(ML)というものがあって、そのオフ会というものに参加して和尚のアシュラムでの話を聞いたりしていました。

私は最近になるまで詳しい顛末を知らなかったのですけど、ちょうどその頃はアメリカで和尚ラジニーシが問題を起こしていた頃で、そのドキュメンタリーがNetflexでワイルド・ワイルド・カントリーというシリーズになっていて最近になって興味深く見たわけですけど、今から思い起こせば、そこで起こった出来事をオフ会で参加者から聞いていた、ということだったようです。実際、その現場にいてシーラという主要人物と対峙してあの女はどうのこうの・・・ と感想を言っていた参加者がいたり、はたまた、インドのアシュラムに滞在してエネルギーが凄かった・・・ という話をしている人もいました。

私は自分でそこに行くという感じではなくて、ただ話を聞いたり、和尚ラジニーシの本を読む程度でしたし、他の参加者はいわゆる出家をしてサニヤシンというものになってサニヤスという名前をもらっているというお話を興味深く聞いていました。確か昔は名前を授けられたのですが、今は自分で選ぶ、ということになっていると言います。参加者がいうには、自分が選べない名前を貰う、というところに意味がある・・・ と言っている人もいました。既に和尚ラジニーシがいない現在では自分で名前を選ぶということになっているようです。

私は和尚の弟子ではなくてただ単に本に興味があって当時に読んでいただけですけど、そのメーリングリストではアメリカのアシュラムで起きた出来事について、断片的ではありますが話を聞いたりしていました。また聞きでは詳しい全体像を掴むのは難しいわけですけど、それでも、当時にアメリカで起きていたいわゆるカルト集団に参加していた人たちの率直な感想を聞けていたように思います。

確か、記憶を辿ると、その言い分としては、「自分たちはシーラがあのようなことをしていたことは知らなかった。アシュラムそれ自体はとてもエネルギーに満ちていて、悪いのはシーラだ。」みたいなものだった気がしますが・・・ 今となっては20年以上前のことですので記憶が違っているかもしれません。オフ会参加者の話では「あのシーラの怒鳴り顔がトラウマになる」みたいに言っている人がいて、とにかくシーラが悪い、と皆が言っていたように思うのです。

Netflexのドキュメントを見ると、あのカルト集団は裸でそこらで自由で気ままに濃厚接触をしながら薬をしてハイになっていたりしたようですけど、当時、日本のオフ会で話を聞いた限りでは、自分たちがそういうことをしている、みたいなことは流石に公言はしていませんでした。ただ、今から思えば隠語みたいなものはあって、そういうことをしているけれども、日本でそれを公言できない・・・ みたいな雰囲気はあったように思います。

その後にアシュラムに行った女の人の話を別のところで直接聞いたことによると、アシュラムにいると物凄くフランクに「ねーねー、S..Xしようよ」って外国人から気軽に話しかけられる、みたいなことを言っていて、驚いた他の人が「え! S..Xしたの?」と目を丸くして尋ねたらその女の子は回答に詰まってしばしの沈黙の後「....いや、してないよ」とか答えていましたけど、あの反応は絶対してるでしょ.... という感じでした。もともと、その子は一応はスピリチュアル系っぽいとしても清楚系ビッチっぽい雰囲気がありましたので、きっとしていたのかな、と勝手に思っています。

それでも、一応、その書籍はニューエイジやスピリチュアルの基本を学ぶには十分でしたし、二十歳の頃までの多感な時期にスピリチュアル1周目の学びの基礎にはなったように思うのです。