大学時代までは、天変地異が起こって地球規模で人口がわずかになるタイムラインにいたように思います。そのタイムラインでは宇宙船が生き残りを助けにきて、私も20代後半で助けられた後に数年間は宇宙船で暮らし、地球の環境が落ち着いてから再度、国別・地域別のコミュニティに分かれて暮らすようになりました。技術的なサポートも宇宙から得られて、特に生活には困らなかったように思います。ちなみに、宇宙船に乗る時に健康診断も受けて遥かに進んだ医学により徹底的に健康体にしてもらったように覚えています。そして、宇宙船から地球の様子を観察して、落ち着いてから地球に戻ったのでした。天変地異で一度は荒野になったとはいえ、自然の回復力というのはものすごいもので、まだ荒廃してはいるものの緑豊かな大地が蘇ってきました。宇宙船に乗っている時、宇宙人の調査に基づき、もともと住んでいた環境に近いところの土地をそれぞれのコミュニティに当てがわれ、コミュニティ間で調整がなされ、そして、特に違和感なく移住が進んでいったように思います。
それは一見すると地球の浄化に見えるのですけど、そのタイムラインはむしろ、生き残って宇宙船に助けてもらったということで選民思想が強くなり、人々のエゴが強化され、人口が減って宇宙から管理されているために戦争こそないものの、少ない人数の人が小さなコミュニティに住むことで嫉妬や妬みがとても強くなってしまう環境になってしまったのです。
そのタイムラインでは宇宙からのサポートは一代限りで将来は地球人だけで過ごす必要がありました。ですので、嫉妬などの感情も次世代に引き継がれ、いつか見たような情景が、小さなコミュニティで続くことになったのです。地球の人というのはどこまで行ってもそうそう変わらないようで、そうして生き残った人たちの中にはスピリチュアルやニューエイジと当時言われていた人たちもいて、それらの人々の中には選民思想が強い人もいて、スピリチュアルに優れた自分達は宇宙人に助けられて天変地異の次の地球にまで生き残るのだ、と思っていて、実際、それらの人々は宇宙人に助けられて生き残るわけですけど、それはスピリチュアルに優れていたからというよりは、宇宙人からしたら地球人なんて50歩100歩ですから、たまたま宇宙人と繋がりのある人から目をつけて助けた、というくらいの理由が大半で、特に困ったほどの人でなければ普通に助けただけですけど、地球人の側のスピリチュアルな選民思想に染まった人だと、ただその程度のことですら特別に感じてしまったようなのです。
想像してみてください。地球人が宇宙旅行をするようになって未開の土地に降り立った時、たまたまそこにいた人と仲良くなったとして、それは本当にたまたま、なわけでしょう。しかし、未開の人種からしてみたら特別に選ばれたかのように思い込むかもしれません。その程度のお話であって、助けられたのもたまたま、という面が強いのです。
確かに、そのタイムラインでは、宇宙人の側からして繋がりの強い人がリストアップされていて積極的に助けるようにテレパシーでどこに行くべきかを指示していたりもしたようですが、それは今で言うAIのようなものがある程度のモラルの度合いを数値化して選んでいたと言うお話でもあって、選民思想のように「選ばれた」とかたいそうなお話でもないのです。
色々と誤解はありつつもそのタイムラインでは一応は生き残った人たちが一ヶ所に集められ、集団生活を送ることになりました。その時、私が滞在した宇宙船とコミュニティの繋がりはというと20代の頃までの繋がりが基本になっていましたので、とあるプレアデス系のコンタクティの団体の人たちとか、あるいは、一部は大学の同期の子も同じコミュニティになりました。
そのタイムラインのコミュニティは問題が色々とあったのですけど、とある我の強い女が自称スピリチュアルに長けていて自称波動が高くて自称リーダーになるべき人らしくて、自分より高い地位にあるような人に「なんで貴方がそんな立場にあるんだ。私こそ相応しい」みたいにヒステリーに言ってきたりして困りました。
そのコミュニティの宇宙人たちとは私はかなり昔から繋がりがあって、私が数世代前(と言っても直接的な過去生ではなくてグループソウル経由ですけど)の人生で、とある、私と同じグループソウルの分霊がそのプレアデス系の宇宙船に中年期以降に移住して暮らしたことがあったのでそれ関係の繋がりによって私が調整役になったわけですが、それが、あの女にとっては気に食わなかったようで・・・。「なんで貴方なんかが」みたいに強欲の塊で、めんどくさかったのを覚えています。選民思想と自尊心に強いスピリチュアル女はとてもヒステリーでいつもイライラしていて、一体それのどこが「波動が高い」のかさっぱりわからないわけすけど、実のところ、当時の自称「波動が高い」系のスピリチュアルではよく見る光景でした。
そのコミュニティには、大学時代に同じ学年で、とてもエゴが強くてヒステリーで、好きと言うのとは違いますけど、当時は嫌いが強すぎて一時期好きのような勘違いをしてしまうこともあった同じ学年の女子がいて、好きでもないのに好きかのような勘違いな思いを当時してしまっていたが故に、その思いが、そのタイムラインでは引き寄せの法則が働いて同じ宇宙船、同じコミュニティに引き寄せられてばったりと再会しました。この女の子は実は曰く付きで、このタイムラインよりいくつか前のタイムラインで私が他の大学ではなくこの大学に入ることに決めた時、最初、この女は他の男と付き合っていて、その彼氏の受け売りでこの女は私を馬鹿にしてきていて、見下してゲラゲラ笑ってきたことがあったので、とにかくうざったかったのです。そのことがありましたから、もう一度やり直した(現在にも続く、分離する前の)タイムラインでは初めて会った瞬間に口論になったりしたのです。この女とは根本が合わないのですけど、あまりにも合わなくて理解もできないしお互いに歩み寄ることもあまりないのですけど、一時期はこの女と仲良くなるかに思えたがやはりそうはならなくて、と言うのも、感情的にそれは好きとか恋とかとは違っていて、ただ単に、いくつか前のタイムラインで激しく馬鹿にされていたが故に見返してやりたい、と言う感情がカルマとしてあったがために、見返してやりたい、という感情があたかも当時は好きかのように勘違いしてしまう錯覚に陥っていたわけです。と言いますのも当時は愛とか恋とはどう言うものをそこまで深く理解していませんでしたから、もともと馬鹿にされていた相手を見直させて振り向かせることが恋かのような勘違いを当時はしていたように思います。結局、その女とは今回のタイムラインでは恋愛関係にはなからなかったのですけど、もともとの初心が恋愛ではなくて馬鹿にされてきて見返したいというカルマにあったのですからそれは当然なわけです。当時は、好きなのかもしれない、と思ったこともありますけど、今では、あの感情が「好き」だと当時解釈したのは完全な勘違いであったことがわかります。好きでもなんでもなかったのですけど、ただ単に、カルマによって見返したかっただけでした。そのように、恋愛と「認められたい」と言う感情を勘違いしてごっちゃにすることも人生にはあるように思います。その女も、同じコミュニティにいました。とは言いましても、それはあくまでも、そのタイムラインのことではありますけど。
ここで、いくつかのタイムラインのことがごっちゃに書かれてあるのでわかりにくいですけど、通底していることは、この女とのカルマとモチベーションは「馬鹿にされた」「見返したい」と言う感情にあって、それが当時は愛かのように誤解して理解されていたと言うことです。
天変地異のタイムラインの話に戻りますけど、天変地異のタイムラインにおいては地球全体の人口も減っていて、コミュニティに同年代の女性もそれほど多くはいませんでしたので、色々とありましたけど、他に同年代も少ないですし、本当に人数が少ないコミュニティでしたから、その女性と私は夫婦になることにしたわけです。実のところ、その女性は、私と一緒に暮らすようになってからますます「自分がいかにスピリチュアルに劣っているか」を自覚したようで、次第に自信を失っていくのがわかったわけですけど、それでも、あの子は反省しつつも一応はそのタイムラインで安らかに一生を終えることができました。あの子はエゴの拡大のまま生きるよりは自分を反省できて良かったかと思います。
その、自分に自信がありすぎる「波動が高い」系の選民意識のあるスピリチュアルな女性にしろ、この同級生の女性にしろ、身の程を知らなすぎる、と言いますか・・・。波動が高いと思い込んでいる選民意識の女の方は、そもそも幽体離脱もできなくて、一体、どうやって地球の軌道上にいる宇宙船の宇宙人たちと定例会議を行えると言うのでしょうかね・・・。幽体離脱できない人はそもそも会議に行くことすら不可能なわけです。普通に物理的に肉体的に会って会議するとでも思っていたのでしょうか。同級生の女にせよ、あれこれ口で言いくるめることはできても、本質のところで全くスタートラインに立っていなかったわけで。頭で色々と理解してもスピリチュアルのスタートラインに立っていない、ということは割と良くあることです。
そんなタイムラインも今も実は一応はあって、一部の、特に選民思想が強いスピリチュアルな人はそのタイムラインを選んで、意識はそちらで暮らしていたりもするようです。しかし、みたところ、かなりマイナーなタイムラインであるように思えて、この先、どこまで続くのかよくわからないところであります。あまり人気の出るタイムラインのようにも思えませんけど、人口が増えてきたらまた賑やかになるのかもしれません。
私が若い頃はそのタイムラインに行く可能性があったわけですけど、天変地異のタイムラインはやめて、今回の、地球が継続するタイムラインに移ってきたのです。天変地異のタイムラインは地上のものがほとんどなくなった新しい大陸から地球の再スタートになっていて、宇宙のサポートでいくつも綺麗な建物が作られてコミュニティが始まるのですけど、小さな村があるだけで、多様性に欠けてるのです。ですから、割と、面白くない世界ではあります。それでいて、めんどくさい選民意識のある人たちと一緒に暮らすなんて、窮屈すぎるわけです。
元々、天変地異を起こす(神様の)目的はというと人々のエゴを解消してスピリチュアル的に良い方向に向かわせる、と言うところにあったわけですけど、実際やってみるとどうもそうではなく、むしろ、選民思想が強くなってエゴが強化され、ただ単に今までの地球と変わらず、その上、単に人口が減って多様性が減っただけ、という、神様の望まない結果になったのです。
神様は思いました。「これならば、天変地異をしたところで、あまり意味はないな」と。
今のこのタイムラインの方が天変地異のタイムラインより遥かに良い世界であるように思えます。人によっては、選民思想が強かったり開拓が好きであれば天変地異のタイムラインの方が良い人もいるでしょうけど、神様としては、天変地異の後の世界は望ましいものではなかったようです。
私も同じように考えて、その、天変地異のタイムラインが起こる世界ではなく、今に続く、継続する世界を選びました。しかし、数十年前にはまだその世界線(タイムライン)は分かれていなくて、まだ一つだったのです。確証はありませんけど、そのように思います。