最近、更に喉の周辺にエネルギーが通るようになってきて感じる変化としては、詰まり気味の時はネガティブな感情が一瞬でも出てくるとそれに僅かながら囚われる刹那の瞬間が存在するのですけど、しっかりと喉の上下にエネルギーが通っている時は(ネガティブな感情が一瞬出てこようとしたとしても)囚われることがほぼない、ということです。
この状態の解釈はというと、ヨーガでは一般的に喉のヴィシュッダ・チャクラは浄化のチャクラだと言われていて、脳のビンドゥというチャクラからアムリタ(甘露)の「元」である劇薬が落ちてくるけれども喉のヴィシュッダが目覚めているとそれが浄化されてアムリタ(甘露)になる、と言われています。
そのように喉は浄化である一方で、背骨沿いに上下に繋がっているスシュムナというエネルギールート(ヨーガでいうナディ)がそこを通っています。
スシュムナはクンダリーニと関連して語られることが多くて、その多くは「上昇」であり、仙骨あるいは会陰にあるムーラダーラあるいはスワディスタナからクンダリーニが目覚めて上昇すると言われていて、その文脈からすると上昇なわけですけど、それ以前に、アジナから宇宙のエネルギーが入ることで下降する、という前段階があるわけです。
ここで言っている浄化とかグラウンディングというのはクンダリーニの上昇の方ではなくて、アジナから宇宙のエネルギーが入ってきて下降する時のお話で、そうなっていなくてもそれなりにヴィシュッダは浄化の役割を果たすわけですけれども、本格的に動き出すのはアジナから宇宙のエネルギーが入ってきてヴィシュッダを通って下降するエネルギーが増え始めてからだと思うのです。
このことで、いわゆるグラウンディングも一層、強まるように思います。
スピリチュアルでいうグラウンディングとは一般的に下半身のムーラダーラとかスワディスタナ、あるいはせいぜいマニプラあたりまでのことを意味することが多いですけど、実のところ、本格的なグラウンディングは上方のエネルギー、サハスララや特にアジナから宇宙のエネルギーが入ってくることによりグラウンディングが確立されてきたように思うのです。
アジナから宇宙のエネルギーが入ってくる前は街中の雑踏の中に行くだけで疲れたり霊障っぽい病気のような顔に一瞬でなることも度々でしたが、アジナから宇宙のエネルギーが入ってくるようになってからはかなりの部分でそのような他者からの悪影響はなくなり、そして、今回、そのエネルギーがより強まって喉のヴィシュッダを通るようになったことでグラウンディングも強化されたように思うのです。
そして、それは浄化でもあるし、グラウンディングでもあると思うのです。
その状態は、比喩としてヨーガで言われているアムリタ(甘露)の物語もそう間違いではなくて、アムリタの物語は頭の中のビンドゥというチャクラから雫が落ちてくるわけですが、雫とか水のように比喩されるのはアストラルの次元のエネルギーであり、私の場合は水ではなくて気体あるいはプラーナなどのエネルギーとして感じられますので、もう少し違ったものかなと思います。
そのように、次元の違いは多少あるように思うのですが、アムリタの物語のように、頭の中から出たものが下降して喉のヴィシュッダを通って体全体を生き生きと活力で満たす、という点は同じように思うのです。
ですから、それはざっくばらんに言えばグラウンディングということでもあり、浄化でもあるように思うのです。