チャネリングとは高次に繋がること

2023-08-13 記
トピックスピリチュアル

チャネリングは一時期、特にニューエイジの時代にもてはやされて、様々な解釈がなされたかと思います。

元々は、単純に「高次と繋がる」という意味だったかと思います。

そのうち、同じ言葉を「テレパシー」と同じような意味で使うような人が増えて、その結果、チャネリングが「誰かの意識に操られる」「誰かの思い通りの人形になる」というふうに解釈されて、ネガティブな意味合いを持ってしまったように思います。

その結果、30年ほど前には一旦、チャネリング離れというものが起きて、その頃、やっていることは同じだとしてもチャネリングという言葉を使わずに「リーディング」という言葉を使う人が一時増えましたけど、最近はこの「リーディング」という言葉もあまり聞かなくなったように思います。

最近は、「ハイヤーセルフに繋がる」だとか、「高次に聞く」だとか、それぞれの人が、自分が思うやり方、自分が解釈している表現で同じことを言い表しているように思えて、画一的にチャネリングとは言わなくなった反面、よくわからない状況にもなっているように思います。

チャネリングという言葉はもともと幾つか意味合いがあったように思います。

・(自身の)高次に繋がること
・テレパシーの意味
  → 高次の守護霊などに繋がってメッセージを貰うこと、対話すること (この意味で使われることが多い)
  → 宇宙人とのテレパシー (グループによってはこの意味でも用いられる)
  → 人間同士のテレパシー (昔はたまにこの意味でも使われたが最近は聞かない)

このような幾つかの解釈がありますが、自身の高次に繋がるとその自身の高次を経由して他の意識体ともコミュニケーションできるようになりますから、それもまたチャネリングといえばそうなわけです。この、高次の自分に繋がっている状態というのは、(キリストの言う)三位一体ということでもあります。

1.自分の高次に繋がる。 (チャネリングの1つの意味)
2.自分の高次から、他の意識体とコミュニケーションする (これもチャネリングの1つの意味)

コミュニケーションする相手が高次の(体を持たない)意識体(いわゆる守護霊など)の場合もあれば、肉体を持たない宇宙人、はたまた、人間の高次の意識同士の場合もあるわけです。

ですから、テレパシーと似ていると言えばそうなわけです。

テレパシーの場合は他の方法もあってオーラを飛ばして融合させるとか(時に色々と問題を発生させて好ましく無い)低次のマインドを主体とするやり方もありますからチャネリング的な手法をテレパシーというのは語弊があるわけですけど、一応は同じ側面もあるわけです。

この観点に立てば、チャネリングは特に悪いものでは無いことがわかります。ニューエイジの時代にチャネリングが悪者にされたようなことはなくて、結局は繋がるのは自分の高次なのでありますから意識と意思は自分自身のものであり、自由意志がもちろんありますから、対話をした上で納得したならそうすれば良いし、納得できなければ行わなければ良いだけのことです。

スピリチュアルやチャネリングなどで高次の意識から何かメッセージが降りてくるとそれを神様のメッセージと解釈して神秘的に捉えて「(神様に言われたから)だから、私はこうするの」とか盲目的に従ってしまう人が一定数いますけど、目に見えない存在というのは肉体の体がないだけで我々と同じですから、誰かに言われてもそのまま鵜呑みにしないのと同じように、目に見えない存在に何か言われたからと言って鵜呑みにする必要はないわけです。