私は基本的にコーヒーは苦手であまり飲まないのですが、年に数回ほど急にコーヒーを飲みたくなる時期があって今はちょうどその時期なのです。
瞑想をする人にとってコーヒーなどカフェイン類が好ましいかどうかは意見が分かれていて、伝統的なヨーガなどでは避けた方が良いという考えがある一方、仏教では流派によっても異なりますが例えばテーラワーダ仏教(南伝仏教)では聖典に書いていないからという理由で特に制限がなかったりして、流派によってまちまちだったりします。
私の場合、昔はコーヒーを飲むと頭痛がして呼吸困難に近くなっていたりするので基本的には飲まなくて、たまに興味本位で飲むと大抵は後悔していたわけですが、最近は多少は飲めるようになりました。今もそこまで得意ではないですが何故か飲みたくなる時期があって、飲むと大抵は1パック終わる前に飽きて残りは放置という状態になるわけですが、基本はコーヒーは飲まない人だったわけです。
最近、ふと気がついたのですが、世間で言われている「夜、コーヒーを飲むと眠れなくなる」というのは、昔は確かにそうだった気もするのですけど、最近は瞑想の状態も進んできましたので、コーヒーを飲んでも普通にぐっすりと眠ることができて、かつ、覚醒状態で意識も割とはっきりしていて、その両者が矛盾せず、良い具合に体を休めることができることに気がついたのです。
ただ、必ずしもそうなるわけではなく、普通に眠れなくなるだけの場合もあって、条件がありそうですのでまだ検証が必要のようです。
それに、やはりなんと言っても基本的にはコーヒーは苦手でありますので、このような効果があるからといってわざわざそのために飲むようなことは致しませんが。単に、そういう効果に気がついた、という程度のお話であります。
コーヒーを飲まないで寝るとそれはそれで普通で、それでも瞑想の効果によって基本的にはぐっすりと眠ることができてそれなりの覚醒状態のまま眠ることができるわけですけれども、コーヒーを飲んでから眠る時の覚醒具合には及ばないのです。
これは私にとってなかなかの発見で、コーヒーそれ自体はそこまでおいしくもなくて、私は普通の「水」が一番好きな人ですので濁り水をすするのはそこまで好きではないのですが、それでも、この覚醒があるのであればコーヒーも悪くないかな、という気がしてきています。そう思っても、年に数回のコーヒー好きな期間を過ぎるとやはりコーヒーは飲みたくなくなりますので、結局は飲まないのですけど。
繰り返しになりますが、昔はコーヒーを飲んだだけで頭痛がして吐き気と呼吸困難になるくらいで、紅茶も昔は割と苦手でしたのでおそらくカフェイン全般が苦手で、お茶はというと急須で入れた美味しい緑茶は好きですがペットボトルなどは苦手で、今回、コーヒーにこんなに興味を持つことになるとは思いませんでした。
おそらくここ半年くらいでこの変化を感じていて、飲まなくても生活に支障はないですしあまり依存になるのも嫌なので数日は空けるようにしていますけど、コーヒーを飲んでから寝ると夜の睡眠がとても心地よく眠れるのです。
そして、睡眠時間も短くて済むように思います。4時間とか5時間で既に意識は覚醒したまま、朝になればすぐに目覚めることができます。
早く起きたままそのまま動き続けることによる副作用のようなものはあって、昼間に急に30分とか1時間くらい激しく眠くなって、それはコーヒーを飲んでいても眠気には勝てないほどの強い眠気なわけですが、その時は普通に昼寝することで問題ないように思います。
平日ですと、あまり夜にコーヒーを飲みすぎると朝の目覚めは良いのですが昼間に強い眠気が出てきてしまうため仕事に支障が出てしまうと良くないので平日は夜にコーヒーを飲み過ぎないようにしています。
コーヒーを飲むと「眠れなくなる」と言われていますけど、私の場合、昔は確かに、その通りに眠れなくなっていたように思います。今は、瞑想の効果のおかげか、すぐに眠ることができて目覚めも良いのですが睡眠時間が足りないのか昼間に急に眠くなる、という副作用が出ているようです。
副作用があったとしても朝の目覚めはとても良いので、支障が出ない程度に、コーヒーによる変化を(長い目で)観察したいと思います。