人生の目的にとって、オーラの良し悪しは些細なこと

2024-01-28 記
トピック:スピリチュアル: 輪廻転生

人生の目的は色々でありますから、結局、その目的を果たせば良いのです。よくある誤解として、波動を高めると良いのかどうか、というお話があります。確かに波動の良さは基礎にはなりますし、波動が悪いのであれば高める努力をすれば良いですけど、実のところコーザル(カーラナ、原因)というカルマの種としての観点からいうと、波動の良し悪しやオーラの良し悪しはほとんど関係ありません。波動を高めることそれ自体が目的の転生という場合もありますけど、実際には、もっと具体的な現実に即したことが目的になっている場合がほとんどです。

例えば、何らかのミッション(使命)をこなすときに波動が多少汚れたとしても使命を優先します。オーラが汚れるから使命を果たしたくありません、などというのは使命に背いているとも言えるのです。

ですから、昨今のスピリチュアルで「波動を良くしましょう」みたいなお話は、基礎の基礎のお話であるわけで、使命とは関係なく、むしろ、大変な使命を帯びている人はオーラが汚れている場合が多いように思います。実のところ、使命の遂行が優先であるならば多少オーラが汚れてもそれは許容されます。

何故、このようなことを言うと、昨今、オーラが汚れることを毛嫌いして困難なミッションを避けるライトワーカーが大勢いるように思うからです。例えば、西洋の邪悪なオーラを持っている人たちの懐に飛び込んで闇を光に変えていくミッション(使命)を与えられているのにも関わらず遠くから批判するばかりで、自分たちは(自分あるいは身近な人、はたまた依頼者の)オーラを綺麗にすることにばかり夢中でミッションを果たさない、みたいな場合も多いように思うのです。これは、もしその人が元々そのようなミッションを持って生まれたのだとしたら怠慢であるわけです。とは言いましても、多くの方はそのようなミッションを持っていませんので、持っていないのであればあまり気にすることはありません。各自の、自分が持っているミッション(使命)を果たすのが基本であるからです。

オーラの状態が悪いと良くない、なんて思うのは、本当に地球的な価値観だと思います。確かに、宇宙にいる人たちは波動が良いのはそうでありますけど、そういうのは分相応ですし、波動が荒々しかったり禍々しいことで良し悪しなんてありません。地球の荒々しい人と接していたらオーラもそれに合わせる必要があります。使命を持っているならば、尚更そうです。自分たちがどのようなオーラなのかということ以前に、相手に合わせているわけです。地球の人にとっては自分のオーラを浄化することが関心ごとかもしれませんけど、宇宙的な人からすれば、地球の波動に合わせているだけです。そうしなければ、お互いに、お互いを認知できなくて目の前にいても気付かれなかったりしますから、地球の階層まで降りてきているときに波動が悪いように思えたとしても、それで判断しないことです。肉体に近い部分は意図的な作り物のオーラのようなものである場合も多々あります。そもそも、波動というのは肉体に近い部分を感知しているだけで、奥深いところがどうなっているかなどは、ほとんどの人は他人のことはわかりません。他人のことをオーラで判断するのは、それが正しいことも多々あるとしても、それを判断基準にしすぎないことです。地球でスピリチュアルをしている人はオーラの良し悪しが関心ごとのような気がしますけど、実のところ本当に使命を持っている人はその使命が第一で、オーラのことは割と無頓着なことが多いです。この種の、オーラで判断、みたいなお話は過去からの経緯もあって誤解があって、ミスリードしている人が過去そして現在にも多くいるように思うのです。おそらく、そうしてオーラで判断したりオーラを良くすることをうたうことで商売になるからだと思います。実際、使命を持っている人にとってオーラはそこまで重要なお話ではありません。宇宙人の魂が地球に降りてきたら汚れてオーラが真っ黒になります。そのオーラの汚れは、普通のそこらの地球人より遙かに汚れます。と言いますのも、宇宙の人は基本的にワンネスですので地球人の黒いオーラをも受け入れてしまうからです。そして、地球人だけがオーラを基準に考えていて、本質を見落とすことが多いように思います。

ただ、大勢の人にとっての人生はミッション(使命)と言うほどの大層なお話はなくて、ただ単に、(地球の)人生に興味があったからとか、些細なことがカルマの種としてあって、それが発芽することで、その些細な目的のために転生していることがほとんどです。ですから、自分の目的がそうであれば、その目的に即して(それが他人に迷惑をかけないものであれば)自由にそのやりたいことを謳歌すれば良いわけです。

そして、人生の目的を果たすためにオーラの浄化が必要なのであれば、それは必要に応じて行えば良いと思います。ですけど、オーラの色や何やらで判断するのは、時には参考にはなりますけど、本質ではなかったりするわけです。

使命を持つと、困難な人生になってオーラも汚れます。それを避けているような人に使命は与えられないように思うのです。