ヨーガではアジナ・チャクラ(サードアイチャクラ)とムーラダーラ・チャクラ(ベースチャクラ)は直結していると言われていて、一方で生じたどんな変化も、必ずもう片方に生じると言われています。(「密教ヨーガ」P160より)
実のところ、この知識は以前から知っていたのですが、それを実感することはここに来るまであまりなかったように思うのです。このような記述を見たとしても、そうなのかな、そういうものかな、と思うくらいでした。
ここ最近の瞑想においては、アジナに集中してアジナの付近、頭の中心やサハスララにオーラが入って変化することによりムーラダーラの付近が脈拍を打ったように活性化したり、ムーラダーラのみならずスワディスタナ(セイクラル・チャクラ)も活性化してオーラが行き交っているのを感じます。
体の中心にまでエネルギーが満ち、(眉間のみというよりは)頭の上半分と会陰(ベースチャクラ、ムーラダーラ)までもが繋がっていて、上が活性化すると下も活性化する、という関連を感じます。これは、同書には「繋がっている」とありますけど、感覚としては、上と下、それぞれが割と個別で、ワープしているかのようにその間の体などに同様の感覚はあまりない状態でそれぞれの頭と会陰の場所が呼応しているように感じられます。
実際はきちんと繋がっているのでしょうし、体のエネルギーの満ちも感じますけど、それでも、きっとプールなどで波がたつときに端っこだけかなり水しぶきが上がるのと同様に、端っこだけがわかりやすく反応しつつも、中間にもきちんと波が伝わっているのかなぁ、とも思います。