瞑想で、額からプラーナ(エネルギー)を呼吸する

2024-02-20 記
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

額からプラーナ(エネルギー)を後頭部(そして喉、胸)で取り込んだり放出したりを繰り返して活性化させます。

まるで呼吸をするように、まず、額から(ヨーガでいう)プラーナというエネルギー、いわゆるオーラを取り入れて、それを後頭部、そして喉、胸やお腹の方にまで取り込みます。それは鼻や口ではなくて額からですけど、感覚としては呼吸をするような感覚に似ているわけです。タイミングとしても呼吸と合わせるのがやりやすくて、息を吸うときに合わせて額からプラーナを後頭部として喉、胸の方にまで取り込みます。そして、吐く息と合わせてその逆、後頭部から額を通って前面にプラーナを放出します。そして、それを繰り返します。

その時、特に頭の中、後頭部の付近が特に、エネルギーの流れにさらされてその部位が活性化します。

それは、多少の石混じりの砂浜の海岸で波が何度も何度も寄せては返すように、そして、砂浜に混じった石が波の行く手を阻んでもその石の間から波が激しく動くが如く、額から入ってはまた出ていくプラーナが、頭の中の方にある硬い部分を後方そしては前方へと動かしつつ動くのです。頭の中の硬い部分の周辺を削って行って柔らかくなり、少しずつ緩みが加速しているように思うのです。

頭の中の障害物は石ほど硬くはないですがかといって砂ほどサラサラなわけでもなく、軟骨のような感じで多少の柔軟性を持っていますので、何度も何度もプラーナを額から入れていると少しずつほぐれて緩んでゆくのです。


この種の、額からエネルギーを取り入れるという手法は古典的なヨーガやスピリチュアルにも似たような記述があり、共通しているように思います。

古典ヨーガでは、眉間のアジナチャクラを目覚めさせる方法として、プラーナを眉間で吸い込んだり、眉間から放出する、ということを繰り返す行法が存在します。

はたまた、神智学系あるいは同胞団系の手法においては、眉間から後頭部にかけて意識を前後に動かす、という手法があります。その際、最初に眉間から宇宙のエネルギーを取り入れて体全体に満たす、というような記述も見られます。

これら、単語や表現に若干の違いはあれど、以下の点において共通しているように思います。

・(背骨中央のエネルギールート)クンダリーニ
・(体の左右のエネルギールート)イダとピンガラ
・眉間のサードアイ、アジナチャクラ
・後頭部が鍵
・頭頂のサハスララ、クラウンチャクラ

スピリチュアルや先住民の部族で言い伝えられているように、「後頭部に達しなければならない」と言われているのは、おそらく、正しいのだと思います。

私のこの段階ではまだ後頭部にきちんと達したというよりは、少しだけ届いたという程度ですけど、方向性としては合っているように思います。

実のところ、この種の手法は本にもよく出てい流のですけど、ここにくるまで、きちんとした形で実践はできていなかったように思うのです。本を読んでも、本当にこれだけでいいのだろうか・・・ と思うことも多かったわけですけど、今から思えば、前提条件が揃っていなかったように思うのです。準備が整わないと、読んでも何のことかわからないし、何も起きない・・・ そういうことかと思います。