人によってはこれを開く、と表現するのかもしれませんが、まだ扉のようなものが開いた感覚はなくて、壁あるいは板のようなものが立った感覚がしたのです。まず、眉間の少し奥の方から額の手前側(顔の正面側)に押し込むような感覚がありました。特に意識してそうしたわけではなく、瞑想していたら勝手になったのです。そして、押し込まれるだけでなく、何か、元々横たわっていたものが立つような感覚がしたのです。もともと横たわっていたのは板のような、ですが、この瞬間まではそこまで板があったことを認識していたわけではなかったのですが、立った感覚がした時に、ふと思えば、実はずっとそこに横たわっていて気が付かなかっただけではなかったのではないか、という気がしたのです。
その後、それほど時間が経たずに後頭部の下の方、首の付け根のあたりの上下に通っている菅の中にもエネルギーが更に満ちて、圧力が高まり、中の方から外に向かって、膨らむような感覚と共にその上下に通っている菅が強化されたように思います。
基本的にはこの日は普通に座って瞑想をしていただけでこうなることを意図していたわけでもなく、身体中がエネルギーに満ちた状態にはなっていましたが特に眉間に重点を置いていたわけでもないのですが、ふとしたタイミングで眉間に変化が現れ、続けて、後頭部の下の方にも変化が現れたわけです。
それは後頭部のみならず首の方にもエネルギーがより強く満ちて降りてきていることを感じて、胸やその下のお腹の方にまで、油が降りるかのように、浸透するかのように、滴り落ちる油か水の如く、体の中のほどを降下していることを感じます。
ここ最近、特に眉間から額のところがエネルギーに満ちて頭頂のサハスララ全体が活性化してきていることを感じますが、それと呼応するかのように、足の付け根の会陰の部分及びその周辺が以前より強い脈拍の感覚と共に、活性化してきていることを感じます。
ヨーガでは、アジナ・チャクラ(サードアイ)の変化は必ずムーラダーラ(ベース・チャクラ)と呼応して、片方の変化は必ずもう片方の変化にも現れるとありますけど、最近は、そのような変化を実感しつつあります。