瞑想が更に進み、額の部分はそれなりに動いて脈拍が強くなり、頭の中央部分も更に緩んできました。
そうなると、後頭部の中程、頭の中心部分での緩みが進み、頭はもともと右脳と左脳に分かれているのはもちろんでありますけど、その、右脳と左脳とがそれぞれ独立して動きが出るかのように左右が引き剥がされたり個別に動いている感じがしております。
その感覚はというと、何か、くっついていた接着剤が引き剥がされて、その箇所が固まっているものですから時折、多少の痛みのようなものが引き剥がし感と共にピリピリとしますけど、剥がれる時の感覚でありますのでさほどの強さはありませんし、一時的なものです。時折、細い弱い針のチクッとした刺激もあったりしますけど、それも、剥がれて緩むときに何かがピンと張って糸が切れて自由になる、という種類のもので、痛みとは言ってもほんの少しのもので、そのような多少の刺激と共に、頭の中程がどんどんと緩んでいっているのを感じます。
額や眉間に動きが出て、眉間から後方に向かって何かが押されているような圧力を感じつつ、眉間から後頭部へと繋がってきているような感覚が少しづつ出てきています。
まだまだこの部分が完全に動き出したわけではなさそうですけど、着実に進歩を感じます。
それに伴い、最近は今までより勘が当たるようになってきて、「これは、こうなるかな」と思ったことが、以前よりも精度良く当たるようになってきた感じです。とは言いつつも、まだまだ、ではありますけど。
そのようなところからも、この部分が活性化してきていることを感じます。
結果、その感覚は首のあたりまで伸び、それより下の胸やお腹の部分はそのように左右に分かれた感覚はまだそれほどしておりませんが、そうなる予感はあります。
この状態を表現するにはクリヤ・ヨガの以下の図が似ているように思います。
KRIYA YOGA DARSHAN(Swami Shankarananda Giri著)より
クリヤ・ヨガにも細かく流派が分かれているようですが同著者の流派においては、クンダリニの通り道であるスシュムナは最初からあるものではなく、イダとピンガラができてから、更に、それが左右に動くことでその空いた中央にクンダリニの通り道ができる、とのことです。
まだ上の方ちょっとだけですけど、そんな感覚があります。喉はそれなりに開いてきたものの、このような意味においてはまだまだ開ききっていない、どちらかといえば詰まっていると言える感じです。