今まで体の中心は胸のあたりだったように思いますが、ふと気がつくと、胸骨の上、左右の鎖骨が合わさる付近に移動、上昇していました。ここはハート(アナハタ)というわけでもなく喉のヴィシュッダというわけでもなくその間なわけですが、思うに、これは過渡的な状態のようにも思うのです。ここで完全に安定しているというよりは、少しづつ喉のヴィシュッダの方向へと移動しているような気も致します。
そして、ヴィシュッダで終わらず、頭の中心に「体全体としての中心」が移動、上昇する前兆、あるいは、少しづつそうなってきているようにも思います。その過渡的な状態として、このような途中の部分に中心軸、中央があるような気がして、それは左右の中心というだけでなく、上下としての中央も今はそこになってきているように思います。
このような状態で瞑想をした時、最近の課題として眉間の付近、額の部分の堅さを解消するということがありますが、それがある程度まで緩んだ結果、眉間が空洞のようになって頭の中心へと入っていくような感覚があります。そして、そうなってくると課題となってくるのが頭の中央部分で、そこはまだ完全に開ききっていないのですが、頭の中心部分から更に喉のヴィシュッダ、そしてこの鎖骨の中央およびその下に向かって繋がってきている感覚がありつつも、各所で完全に開ききっていなくてバキッという感覚と共に少しづつ開いてきている(それが継続してきている)ように思います。
特に鼻の奥の少し下側が今日の重点箇所で、その部分でバキッと緩む感覚が今日は多いように思います。更には、口や顎の部分のエネルギーの通りも良くなってきました。
次に多いのが喉の上のあたりで、そこもバキッと鳴って緩んでいくのを感じます。
・鼻の奥(少し下側)
・口から顎にかけて
・喉の上
エネルギーの通りが良くなるにつれて体も緩み、それに応じて、今まで繊維が癒着していた感じだったところが、動きが出る時にその癒着が剥がれてバキッと鳴っている、そんな気が致します。必ずしも骨が鳴っているというわけでもなく、それでも、骨も動くので音が出たりします。
こうして、上昇途中のエネルギー・ルートが開きつつ体の中心が上昇していくのを感じています。
思うに、人によっては体の中心は丹田だとかお腹だとか言う人がいて、実のところ私は今までピンときていませんでした。今から思えば、体の中心というのは移動、上昇するのでそういう人がいても不思議はないですし、それにしても、通説で体の中心が丹田だと言っているのでそれに合わせて丹田だと言っているだけなのかもしれません。今までピンときていなかったことが、今となってはスルーあるいは、通説はそれでもいいのかな、聞かれた時はそう答えても一般的にはそう間違いでもないのかな、と思うようになりました。