(続き)
そして、ルシファーは、多くの宇宙人から接触を受け、調整をもしています。物理次元に近い宇宙人はルシファーの意識を認知できないですが、それなりに発達した宇宙人はルシファーのことを認知でき、そうすると、ルシファーが管理者であるということは宇宙人の成長の度合いに応じて相応に理解されています。
ルシファーが地球を助けているという実例として、二〇世紀のとある時、地球が太陽からの影響で全人類が滅亡する危機がありました。その時、宇宙人の連合が話し合って、どのように助けるか、助けないか、話し合いが行われました。結果、1人も助からないのならば介入を許可する、ということで、介入といいつつ、とある壮大な実験がなされたのです。それはまるでスタートレックの物語のように、宇宙の科学者が巨大な宇宙船を使って地球を助けようと試みたわけです。それは地球を助けるという名目ではありましたが科学実験でもあり、うまくいって助かる保証は何もなかったのですが、1人も助かる可能性がないのであれば、ということでその実験は許可されたのです。そして、今、人類が存続しているということはそれが成功したといことであります。更には、宇宙人からすると、それは奇跡的に成功した・・・ と思われていて、当然その結果に大変喜んでいるわけですが、単に成功したというよりは文字通り過去に見ない珍しい実験であり、ほとんど初めての試みがこのような実際の惑星で事前検証らしきものも大してなくいきなり本番でほぼ完璧に成功したということで、文字通り、奇跡に近いわけです。その成果を見て、宇宙人は、宇宙の連合による盛大な素晴らしい成果で地球は救われた・・・ なんて素晴らしいことなのだ・・・ 我々の技術は素晴らしい・・・ としばらく思っていたのですが、実のところ確かにそういう面は多分にあるのですが普通に行っていたら失敗するくらいの精度の低い実験的処置であったわけですので、それが成功するというのは冷静に考えればおかしいわけです。何かの介入がないのであれば普通は失敗するくらいの実験的な処置でありました。そして、実のところ、その実験を背後で補佐したのがルシファーで、ルシファーは時空を行き来できますから未来を見た上で、きちんとその実験が成功して地球が救われるように、当人には気付かれない意識の力で調整したのです。当初は宇宙人もそのことに気がつかなかったのです。ですから、ルシファーがいなければ今頃、地球は既に滅亡していたのです。その介入は当事者の意識に入り込むことによって行われ、当人たちは自分がやっていると思い込んでいますけど、実のところ、意識の介入があったのです。それはざっくばらんに言えば神の意識と当人たちは認識したかもしれませんが、実は、ルシファーの意識だったわけです。そして、その介入により地球は救われたのです。ルシファーは自分たちがやったと主張することなく、成果は宇宙人たちの手柄となりました。本当のところに気付く者は希です。そのくらいルシファーのいる領域は高次元であり、宇宙人であってもその存在に気付く者は少ないわけです。このように、救済のための活動を人知れずして行っているのがルシファーを頂点とした天使たちです。地球を救ったと思っている宇宙人の背後に、こうしてルシファーを初めとした天使たちが関わっているのです。
(続きます)