(続き)
普通の人が宇宙船と聞くと「高度に発達した科学技術」というイメージを持たれるかと思います。その結果、「宇宙船があるということは高度に発達した文明で、宇宙船がない文明(人間や天使)は原始的」と思われるかもしれませんが実態は逆で、宇宙船がなければ自らの命を保てないということは原始的な文明およびその程度の意識発達の段階にいるのであり、宇宙船がなくても命を宇宙で保てる天使というのは高度に発達した文明および意識の状態なわけです。このあたり、あべこべに感じられる人もおられるかもしれません。とは言いましても、このあたりの考え方は存在によって違いますので、宇宙船で守られなくては生きていけない肉体を持った存在でありながら自分たちが最高の存在だと思っている宇宙人もおられます。自由な意見と見識が宇宙では尊重されますから、そのように自称される考え方を否定するものではありません。このあたりは、自分自身の認識と考え方が自分の価値観を決め、それによって自らが進むべき方向も定まるのです。
天使と宇宙人(宇宙連合、銀河連盟)とのテレパシーの方法も違います。宇宙船にはテレパシー装置があって想念による言葉のテレパシーが簡単に行うことができて、それを使えば(文字通り)「どんな人間」であろうとも宇宙人(宇宙連合、銀河連盟)はテレパシー交信が行えますし、それははっきりとした言葉で伝わりますので聞き取りやすいです。一方、天使の方はというと上に書きましたようにどちらかが某かの意図をもって歩み寄らないと意識の交換ができず、よって、人間と天使とのテレパシーはそうそう起こらない上に、聞き取りにくいものになりがちです。宇宙人でも天使でもテレパシーとしてではなくオーラ交換により情報伝達ということも行われますけど、ここで言っているのは言葉やイメージなどによるテレパシー交信のことです。天使同士はテレパシーのようなあるいは言葉のような意識の介在でコミュニケーションがなされますが、そのやり方は人間にもできるものではあるものの、人間にとっては少し難しいものになりますのでそうそう起こらなかったり聞き取りにくかったりするわけです。地球でチャネリングと言われているものの多くが宇宙人のテレパシー装置を使ったものであるように思います。それは、とてもとても誰にとっても聞き取りやすいからです。天使や神様の声は、もっと、遠くの方から「こだま」のように響いてくるので聞こえにくい一方で、宇宙船のテレパシー装置の声は自分が思考する想念と同じあるいはもっとはっきりとした心の声で聞こえます。
ですから、コミュニケーションしやすいという点からも基本的に人間が関与するのは物理的な体を持つ宇宙人であることが多いわけですが、体を持たない存在である天使などと関与することもあるわけです。地球で修行をして仙人のようになった人が肉体を離れて半霊半人になり、(体を持つ宇宙人とではなく)天使と共にこの地球の進化(地球に生きている人たちの意識の進化)を助ける活動をしていることもあるのです。天使と活動を共にしている仙人や聖者たちは肉体を持たずして活動していることが多いです。それは、地上にいる人間にとってはかなり真面目に正当に修行しなければ辿り着けない領域であります。昨今のスピリチュアルでは表面的なことが多く、せいぜい物理的な体を持つ宇宙人と接触するに至ることがほとんどのように思いますし、その宇宙人と領域を重なるようにしてデーヴァター(いわゆる神々)の領域もあり、ここで言うデーヴァターの神々は個を保った神でありますけど、スピリチュアルが成長して最初に至る領域は神といっても地上に近いところのどろどろとした神であり、宇宙人とは言ってもだいたいがその領域で、そこを抜けて上界に辿り着くと天使あるいは上位の神々の存在する領域に至ることができます。古来の方法あるいは昨今でも真面目に修行をすれば天使の領域に辿り着けるわけです。
(続きます)