オーラというものは他人が干渉して取り除いたりエネルギーを補填することができてそれをヒーラーと称する人が行っていますが、なかなか様々な種類があって、中には良くないものもあるようです。
そして、やり方を間違えると、ヒーラー自身にカルマを蓄積すると言います。他人の自由を奪ったカルマです。そして、その結果としてもたらされるのは後の生活における自身の束縛です。ある意味、ヒーラーと自称して活動した結果、その代償として自らの自由を提供している、自らのカルマを誰かに提供することになることもあるようです。
これはというと、カルマというのはそれぞれの人がありますが、とある人が行うべきカルマというのは学びでもあるわけですけど、他人のカルマを取り除いたということは他人の学びの機会を奪ったということでありますから、そのように、他人の学びの機会を奪った、という、それ自体のカルマを蓄積するようなのです。
これは、「エネルギーが変容すればいい。カウンセリングなどよりもエネルギーの変容が早い」みたいに言ってヒーリングという技を使っている人に顕著のようで、当人はその時は感謝されていい気になったり気持ちよくなったりしますが、次第に、学びの機会を奪ったというカルマを蓄積するのです。
そして、大勢の学びの機会を奪った結果、一気にその揺り戻しがきます。と言いますか、悪魔のようなずる賢い存在は表立っては悪魔とはわからず、ヒーラーになりたいと思っているカモを見つけてはエネルギー的な手助けをして自称ヒーラーを作り上げます。そして、そのような悪魔が目的としているのは、誰かがそのようなカルマを沢山ため込んだ結果、自身のカルマを他人に奪われる、という状態を引き寄せて悪魔にその人を使役させることなのです。悪魔は種まきをし、実がなるのが今か今かと待っており、時期が来て頃合いになると、急に、自称ヒーラーは代償を支払わなくてはならなくなります。その代償とは、誰かに行動の自由を奪われる、という代償です。そしてその代償の支払先が悪魔であり、悪魔とは言ってもずる賢いだけで見た目は普通ですけど、他人の自由を奪って使役させたいと思っている存在がいて、それが悪魔なわけです。自称ヒーラーで他者に奉仕していると思って活動しておきながら、結果、他人の自由と学びを奪った罪で悪魔に使役しなくてはならないなんて皮肉なものです。
この世界は、愚かな人は相応にやられてしまう、そのような厳しい一面もあるわけです。自称ヒーラーの中には「よく分からないけど言われた通りにやれば結果が出た。だからこのヒーリングは効果がある」みたいに言っている人もいますけど、そういうのはとても危険です。どんな存在のエネルギーを使っているのか知らずしてヒーラー活動している人がいるのです。そして、大いに持ち上げられて、最後は、他人の学びと自由を奪い続けた代償を支払うことになるのです。当人は「悪魔と戦っている」とか思い込んでいますけど、普通の人は悪魔とか想像とかしないものです。頭の中に悪魔とかいつもあるということは、その当人は悪魔に操られている場合が往々にしてあるわけです。こういうのはキーワードで、頭の理屈で自分はそうではないとか納得してしまうのではなくありのままを見れば悪魔に取り憑かれていることがわかるのですけど、悪魔というキーワードが出てくる人は悪魔が近くにいるとも言えて、悪と戦っている自称ライトワーカーであったとしても実は最初から悪魔の手のひらで転がされているだけ、みたいなことはよくあります。
この宇宙の法則は「学び」でありますから、葛藤や苦しみよりも「学び」の優先順位の方が高いです。それを、エネルギー的に解決すれば良いと思い違いをして「学び」をないがしろにするような人は、いいように悪魔にしてやられる、ということだと思います。悪魔の方がそこらの人間よりも何倍も賢いわけです。